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記録ID: 2875567
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
蔵王・面白山・船形山

船形山(御所山/升沢コース)

2021年01月23日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:30
距離
15.1km
登り
1,093m
下り
1,079m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:41
休憩
0:43
合計
7:24
距離 15.1km 登り 1,093m 下り 1,094m
8:26
15
8:41
87
10:08
3
10:11
28
10:39
10:41
6
10:47
10:48
27
11:15
11:17
45
12:02
13
12:20
12:54
3
13:06
13:07
16
13:23
13:24
16
13:40
6
13:46
21
14:07
28
14:35
16
14:51
12
15:03
15
15:23
ゴール地点
天候 晴れ!
過去天気図(気象庁) 2021年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
宮城県内水面水産試験場の除雪地点(5〜6台程度)
 
コース状況/
危険箇所等
●コース全般
30(登山口)〜1(山頂)までツアーを示す看板があります。
行きの950m付近から下山までワカンを使用。

●除雪地点〜升沢小屋
除雪地点から歩き始めるとすぐに旗坂キャンプ場の登山口。
750m付近で主尾根に乗り、広くなだらかなブナ林の尾根道を進んでいきます。
三光の宮(明確な場所はわかりませんでした)から升沢小屋までは
蛇ヶ岳の山腹をトラバースするように進みます。

●升沢小屋〜船形山
1500mの山頂まで高低差およそ270mの登り。
それまでの行程と比べるとここから一気に標高を上げる感じです。
1370〜1380m付近で森林限界を超えます。
 
水産試験所の除雪地点からスタート
1
水産試験所の除雪地点からスタート
旗坂キャンプ場までわずかに林道歩き
旗坂キャンプ場までわずかに林道歩き
旗坂キャンプ場から尾根に取り付きます
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旗坂キャンプ場から尾根に取り付きます
最初はツボ足で(photo komemame)
最初はツボ足で(photo komemame)
朝日を浴びて
登山口の30番から山頂の1番まで道中にはツアーを示す看板があります
登山口の30番から山頂の1番まで道中にはツアーを示す看板があります
広くなだらかな尾根道を辿ります
1
広くなだらかな尾根道を辿ります
950m付近でトレースから離れワカンを着けて尾根を直登します(夏道はトラバース)
950m付近でトレースから離れワカンを着けて尾根を直登します(夏道はトラバース)
(photo komemame)
トレースつけて行きます(photo komemame)
トレースつけて行きます(photo komemame)
雪が締まっていて歩きやすいね
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雪が締まっていて歩きやすいね
気分爽快!
1000m付近から緩斜面
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1000m付近から緩斜面
ブナ林の中を進みます
1
ブナ林の中を進みます
ブナ林に日が差し始めます
2
ブナ林に日が差し始めます
人生には太陽と雪とブナ、それだけがあればいい(←誰だよ)
2
人生には太陽と雪とブナ、それだけがあればいい(←誰だよ)
稜線が見えました
稜線が見えました
ワカンがズボッと刺さる感じの雪質
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ワカンがズボッと刺さる感じの雪質
北側に栗駒山が見えました
北側に栗駒山が見えました
ブナ林の中を縫うように進みます
2
ブナ林の中を縫うように進みます
雪に映った枝の陰が美しいね
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雪に映った枝の陰が美しいね
雰囲気良すぎ
正面は蛇ヶ岳でしょうか
正面は蛇ヶ岳でしょうか
山頂の避難小屋が見えました
2
山頂の避難小屋が見えました
こちらは前船形山
2
こちらは前船形山
もこもこ
日が昇り気温が上がったせいでしょうか、雪が緩み始め歩きにくくなってきたよ
日が昇り気温が上がったせいでしょうか、雪が緩み始め歩きにくくなってきたよ
おー船形山の全貌がようやく見えました
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おー船形山の全貌がようやく見えました
進むkomemameの背後には前船形山
進むkomemameの背後には前船形山
歩いてきた道を振り返ります
歩いてきた道を振り返ります
稜線が近づきました
稜線が近づきました
升沢避難小屋に到着
2
升沢避難小屋に到着
升沢避難小屋からはしばらく右岸尾根を辿ります
升沢避難小屋からはしばらく右岸尾根を辿ります
ホワイトスライム
ホワイトスライム
しばらくはブナ林
2
しばらくはブナ林
途中から夏道の沢を進みます
1
途中から夏道の沢を進みます
滑らか〜
沢から離れて疎らな樹林帯の中を登り上げます
2
沢から離れて疎らな樹林帯の中を登り上げます
森林限界が近づきます
森林限界が近づきます
ウヒョー
久しぶりのこの感じ
2
久しぶりのこの感じ
テンションダダ上がり
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テンションダダ上がり
いやはや
稜線に乗りました
2
稜線に乗りました
蛇ヶ岳と奥に三峰山。左奥は泉ヶ岳と北泉ヶ岳
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蛇ヶ岳と奥に三峰山。左奥は泉ヶ岳と北泉ヶ岳
後白髪山
前方に艫ノ峰
この辺りが千畳敷と呼ばれるところでしょうか
この辺りが千畳敷と呼ばれるところでしょうか
(photo komemame)
前船形山と奥に栗駒山
2
前船形山と奥に栗駒山
山頂の避難小屋が見えてきました
山頂の避難小屋が見えてきました
艫ノ峰に向かいます
艫ノ峰に向かいます
稜線はクラストしていて歩きやすい
稜線はクラストしていて歩きやすい
シュカブラ
艫ノ峰に到着
大雪原の小さな家
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大雪原の小さな家
立派なエビのしっぽ
立派なエビのしっぽ
山頂まであと少し!
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山頂まであと少し!
(photo komemame)
船形山山頂に到着
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船形山山頂に到着
それにしても頂上標はすごいことになってるな
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それにしても頂上標はすごいことになってるな
集合体恐怖症の気があるので、見過ぎると気持ワルイ
集合体恐怖症の気があるので、見過ぎると気持ワルイ
船形山頂避難小屋は氷の神殿
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船形山頂避難小屋は氷の神殿
(photo komemame)
伸びホーダイ。スゴイわ
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伸びホーダイ。スゴイわ
山頂より。月山
アップで月山(photo komemame)
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アップで月山(photo komemame)
山頂より。鳥海山!
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山頂より。鳥海山!
アップで鳥海山(photo komemame)
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アップで鳥海山(photo komemame)
山頂より。栗駒山。延びる稜線の先に薬師森
山頂より。栗駒山。延びる稜線の先に薬師森
アップで栗駒山(photo komemame)
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アップで栗駒山(photo komemame)
山頂より。うっすら朝日連峰。右手前は南御所山の黒伏山
山頂より。うっすら朝日連峰。右手前は南御所山の黒伏山
アップで朝日連峰(photo komemame)
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アップで朝日連峰(photo komemame)
山頂より。神室連峰
山頂より。神室連峰
アップで神室連峰(photo komemame)
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アップで神室連峰(photo komemame)
山頂は無風。ゆっくりごはん食べて、さて下山開始です
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山頂は無風。ゆっくりごはん食べて、さて下山開始です
山頂直下に広がる大斜面
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山頂直下に広がる大斜面
千畳敷分岐までは来た道を戻ります
千畳敷分岐までは来た道を戻ります
(photo komemame)
サクサク
(photo komemame)
艫ノ峰より。後白髪山
艫ノ峰より。後白髪山
艫ノ峰より。三峰山〜泉ヶ岳〜北泉ヶ岳。ううっ、時間があったら縦走したい
艫ノ峰より。三峰山〜泉ヶ岳〜北泉ヶ岳。ううっ、時間があったら縦走したい
正面は仙台市街方面ですが霞んでますね
正面は仙台市街方面ですが霞んでますね
千畳敷分岐まで大斜面を下ります1
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千畳敷分岐まで大斜面を下ります1
千畳敷分岐まで大斜面を下ります2
千畳敷分岐まで大斜面を下ります2
シュカブラも見納め
シュカブラも見納め
(photo komemame)
下山は左岸尾根からダイレクトに升沢避難小屋へ
下山は左岸尾根からダイレクトに升沢避難小屋へ
(photo komemame)
大斜面を降ります
大斜面を降ります
(photo komemame)
名残惜しい
立木の樹氷帯の中に入った後…
立木の樹氷帯の中に入った後…
樹氷で白くなったブナ林に突入。右奥に升沢避難小屋の赤い屋根が見えています
樹氷で白くなったブナ林に突入。右奥に升沢避難小屋の赤い屋根が見えています
升沢避難小屋まで戻りました
升沢避難小屋まで戻りました
静かなブナ林
ツンツン
どこまでも続くブナ林をダラダラ下ります
どこまでも続くブナ林をダラダラ下ります
750m付近で主尾根を外れてからはキャンプ場まで一気に下ります
750m付近で主尾根を外れてからはキャンプ場まで一気に下ります
旗坂キャンプ場に案内板やら登山ポストやら
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旗坂キャンプ場に案内板やら登山ポストやら
除雪地点まで戻りました。お疲れさまでした!
1
除雪地点まで戻りました。お疲れさまでした!

感想

ようやく東北地方に晴れ予報の週末がやってきました。
本州南岸の前線の影響を受けにくいであろう、
できるだけ北の方&日帰り圏内で考え、船形山に行くことにしました。

登山口までたっぷり5時間ほどかかり遅いスタートとなったため、
すでに人が入っていてフルラッセルとはいきませんでした。
雪はけっこう締まっていて歩きやすく、
なるべくトレースがないところを進みました。

「人生には太陽と雪とブナだけがあればいい」
なんてセリフを思い浮かべてしまうほど
青空、光、雪、ブナの調和が素晴らしかった。

三光の宮の先で4人組のPTを追い抜いてからはトレースはワカン1人分のみに。
この頃には気温が上がって雪も緩み始め、
体勢を保つために下半身フル活用系の雪質がちとタイヘン。
でも、森林限界を超えるとクラストしてくれると同時に
目の前の景色もブナ林から一変して青と白だけの世界へ
(あまりに成長し過ぎたエビのシッポがちょっと気持ち悪かったけど…)。

非日常の風景を堪能できて、はるばるやってきた甲斐あったいうもの。
 

船形山はブナ林が広がる山ということで、その美しさを楽しみにでかけました。
ゆるやかな傾斜のブナ林は、天気のおかげもあって
歩いていて本当に気持ちがいい。
ずっと登山口から山頂まで30〜1まで番号が振ってあるので、
ペースがつかみやすかったです。
背が低く(158cm)先行者のトレースをたどると大股になってしまい
かえって疲れてしまうので、まっさらな雪をムダにラッセルしながら進みます。
こうしてラッセルしていると、むぎゅ、むぎゅという
雪の音や感触に意識を持っていかれ、無心にならざるをえません。
日常をいっときでも忘れられるこの感覚、けっこう好きです。

森林限界を抜けてからは景色が一転。
遮るものが一切なく、ぐるりと広がる景色は感動もの!
なんども振り返ってしまいます。
ようやく一番高いところに到着したと思ったら「2」番の看板。
山頂は、ここからもう少し先の小屋があるところでした。
山頂からの景色は360度の絶景。来て良かったーと思う瞬間です。
それと山頂の小屋、山頂標のモンスターが芸術品レベルの凄さで、びっくり。
繊細な彫刻のような。
ちょっとしたエビのシッポとかだと、つい手で壊したくなるけど、
これは触ってはならないくらいの威厳を放っていました。

久しぶりにしっかり歩いて、雪山を楽しんだ1日。
温泉にも入らず、買い物もせず帰路につきましたが、
山だけでもはるばる来た甲斐がありました。

おしまい。

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コメント

遠路はるばる
はじめましてこんばんは。
よく見たら、わざわざ東京から船形山に来ていただいたんですね。
ちょっと驚いたのでコメント入れさせていただきました😀
ようこそ船形山へ。
遠くて大変かと思いますけど、またどうぞお越し下さいませ。
2021/1/28 21:38
Re: 遠路はるばる
bakke3さん
はじめまして!
そうなんです、bakke3さんのホームにお邪魔させていただきました。
本当に素晴らしい山ですね。帰るのがもったいくらいでした。
船形山に登っているレコを拝見させていただきましたが、
季節や天気で全然違った景色や雰囲気を知り、もうまた行きたくなっています!
コメントいただきありがとうございました。
2021/1/29 9:23
Re: 遠路はるばる
bakke3さん

こんにちは。
船形山から続く稜線がとても素敵だったので、
いつか雪の季節にテント担いで泉ヶ岳から縦走したいなぁと思いました。
コメントいただきありがとうございます!
2021/1/29 11:10
懐かしい山頂
学生時代に過ごした仙台。船形山は、四季を通じて楽しんだ山ですので、思わず懐かしさがこみ上げました。升沢ルートは無雪期しか行ったことはありませんが、泉ヶ岳や定義からは雪も、無雪期も辿ったり、蛇が岳の斜面で一人、ツエルトに包まって一夜を明かしたことも、遠い時間のかなたですが、昨日のことのように思い出します。
この投稿を拝見し、また訪れたいなという思いが強くなりました。

明るいブナ林のラッセル、緊張感の中にも、心躍る瞬間を感じますね。
2021/1/29 14:53
Re: 懐かしい山頂
devilmanさん

そうでした、以前コメントで学生時代は東北にいたとおっしゃってましたが、
仙台だったんですね〜。でしたら、この辺りはホーム中のホームですよね。

山頂から一望すると南北にも東西にも広がりがあって、
devilmanさんが学生時代にいろんな楽しみ方をしたというのも納得です。

今回初めてこのエリアに足を踏み入れましたが、
とても雰囲気が良く、今度は中央分水嶺を辿りたいなぁと思いました。

コメントいただきありがとうございます!
2021/1/30 9:12
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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