大丸⇄朝日岳⇄三本槍岳

2021年01月26日(火) [日帰り]

• GPS: 10:35
• 距離: 12.8km
• 登り: 985m
• 下り: 982m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:58
• 休憩: 1:37
• 合計: 10:35

5:49 大丸駐車場
6:11 6:12 那須ロープウェイ山麓駅
6:31 6:37 峠の茶屋駐車場
6:43 6:45 登山指導所・登山ポスト
7:05 7:06 中の茶屋跡
7:34 7:46 峰の茶屋跡避難小屋
7:54 7:58 剣が峰
8:07 8:14 恵比寿大黒
8:35 8:35 朝日の肩
8:48 8:58 朝日岳
9:04 9:10 朝日の肩
9:25 9:26 熊見曽根
9:36 9:50 1900m峰
10:28 10:30 清水平
11:01 11:01 三本槍岳・中の大倉尾根・北温泉分岐
11:55 12:02 三本槍岳
12:36 12:37 三本槍岳・中の大倉尾根・北温泉分岐
12:59 13:00 清水平
13:51 13:51 1900m峰
14:02 14:03 熊見曽根
14:15 14:28 朝日の肩
14:52 14:53 恵比寿大黒
15:15 15:19 峰の茶屋跡避難小屋
15:36 15:36 中の茶屋跡
15:51 15:52 登山指導所・登山ポスト
15:58 15:59 峠の茶屋駐車場
16:06 16:07 那須ロープウェイ山麓駅
16:24 大丸駐車場

天候

晴れ(無風)のちくもり(強風)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大丸の駐車場はきれいに除雪してあります。
トイレはきれいです。
道路はほんの一部分だけ圧雪凍結している場所がありました。
今後も雪は降るので雪道の備えは必要です。

コース状況／危険箇所等

■大丸駐車場のトイレ前に登山届けのポストがあります。峠の茶屋にもあります。

■大丸から峠の茶屋　ほとんど雪に覆われているが車道はつるつるに凍っている場所で転倒注意。

■峠の茶屋から峰の茶屋　雪がたくさん積もっているのでアイゼンを装着しても岩ですり減る心配はありません。アイゼン無しでも大丈夫でしたが、不安ならば付けた方が良いかもしれません。

■剣ヶ峰のトラバースは安定していました。帰りは吹雪で一部踏み跡が埋まっていたのでしっかりキックステップが必要。もちろんアイゼンとピッケル使用。

■朝日岳まで　鎖は出ている場所と埋まっている場所があります。この鎖は強風の時には役に立ちます。このあたりの岩場も帰りの強風時には雪でうまりルートがわからなくなる場所があります。

■朝日岳から1900m峰　ゆるやかで楽しい稜線歩き

■1900m峰から北温泉分岐　1900m峰の降りから深雪になるのでスノーシュー装着。歩きやすそうな藪のない斜面を駆け下りたらルートを外してしまいラッセルや踏み抜きもひどくなり地図を確認したら右にそれていることに気づきました。ルートを修正して左に歩いたところが清水平でした。間違った踏み跡をつけてしまい後続の方に迷惑かけてしまったようで申し訳ありません。
清水平以降もラッセルきつい状況でした。

■北温泉分岐から三本槍岳
中ノ大倉尾根からの踏み跡が1人分だけありましたが、踏み抜きラッセルきつい状況でした。その後中の大倉尾根から数名登ってきたようなので踏み跡安定したかもしれません。　

その他周辺情報

鹿の湯　受付17：30まで　17：50終了
石鹸使えないので身体を洗うことは不向きだがこの温泉は熱いので雪山で冷えた体を温めるのには最高です。

写真

1/26 7:06

中の茶屋の朝焼け。風もなく穏やかな天気。

1/26 7:24

峰の茶屋の避難小屋が見えてきました。剣ヶ峰のトラーバースには踏み跡が見えます。

1/26 7:24

いつ見ても素晴らしい朝日岳

1/26 7:33

峰の茶屋避難小屋に到着しました。中は確認していません。

1/26 8:04

剣ヶ峰はどうするか悩みましたが雪も安定している感じだし、しっかりした踏み跡がついていたのでトラバースを利用しました。安心できる場所まで来ました。

1/26 8:15

恵比寿大黒付近から茶臼岳を見る。

1/26 8:46

朝日岳到着。

1/26 8:54

朝日岳の眺め。流石から三倉山の稜線がきれいです。

1/26 9:05

朝日の肩から熊見曽根と1900m峰。この稜線歩きが今回の行程で一番の幸せなひととき。

1/26 9:13

朝日の肩から見た茶臼岳

1/26 9:25

熊見曽根

1/26 9:37

1900m峰

1/26 9:37

1900m峰のベンチ。ここでアイゼンからスノーシューに履き替える。

1/26 10:27

進行方向に踏み跡は無し。歩きやすそうなきれいな雪の斜面を駆け下りたらルートミス。間違った方向に踏み跡をつけてしまいごめんなさい。

1/26 10:27

GPSで確認したら右（東側）に寄り過ぎていたので左に行ったら清水平の近くに着いた。そこに行くまでもスノーシューでも膝や腰まで埋まることも。

1/26 10:30

清水平の標識を見つけて正しいルートに戻りホッとしました。
木道は露出していました。ここだけ風が強いのかな。

1/26 11:00

北温泉分岐の指導標。数年前に赤面山から来たときは文字が見えていたが今日は見えずに雪に埋もれている。この先には踏み跡があり楽になる（と思ったがそんなに楽ではなかった）。

1/26 11:01

はるばる越えてきた朝日岳と1900m峰。

1/26 11:47

これから向かう三本槍には登っている人の踏み跡が見える。途中でこの踏み跡の主とすれ違い会話する。

1/26 11:55

あとひといきで三本槍岳。

1/26 11:57

三本槍岳頂上。すごいのはこの写真に飯豊連峰、甲子旭岳、磐梯吾妻安達太良と福島の名峰が並んで見えることだ。他に二岐山や大白森山なども。

1/26 11:57

栃木方面からはあやしい雲がもくもくと。

1/26 12:00

山名標柱にスマホを置いてセルフタイマーで撮ったら転んでしまった。

1/26 12:00

気を取り直しもう一枚。

1/26 12:06

またラッセルして越えないと帰れないのか・・・。
帰りは北温泉に降りようかと思いましたが三本槍の降りで元気が戻ったので往路を戻ります。

1/26 13:46

1900m峰でスノーシューからアイゼンに履き替えたところで強風の襲来。

1/26 14:04

風がさらに強くなる熊見曽根。

1/26 14:04

朝日の肩でまたもやルートミス。強風で前方が見えず正面の岩稜沿いに歩いてしまう。下降できない岩場が出てきたのでまた朝日の肩に戻りその岩場の右下を巻き気味に下降するのが正解。この後、カメラが強風と寒さで電源が入らず写真は無し。恵比寿大黒あたりで風は少しだけ弱くなった。

撮影機器：

μTOUGH-3000 オリンパス

装備

個人装備

ハードシェル アイゼン ピッケル GPS スノーシュー

備考

復路の朝日岳で強風になりまともに前が見えないほどでした。ゴーグルがあると便利だと思います。はじめてゴーグルの必要性を感じました。

感想

Direttissima

ピッケルとアイゼンを駆使した岩稜、穏やかな稜線、深雪のラッセル、大展望の山頂、爆風の稜線・・・とあらゆる事を経験でき充実した山行になりました。

1900m峰から清水平はルートを間違ってしまい、変な踏み跡をつけてしまい後から来る人を惑わしてしまい申し訳ありません。

大雪の後は三本槍岳と朝日岳は別々に楽しむのが良さそうです。朝日岳は1900m峰まで歩いて引き返すのがおすすめです。