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Yamareco

記録ID: 2880550
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根

至仏山

2020年10月09日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
9.2km
登り
714m
下り
697m

コースタイム

日帰り
山行
5:15
休憩
0:55
合計
6:10
5:30
75
6:45
6:50
45
7:35
7:40
45
8:25
9:00
40
9:40
40
10:20
10:30
70
11:40
天候 ガス
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
戸倉第一駐車場からシャトルバスで鳩待峠へ。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所はありませんが、濃いガスで岩や木道が濡れていたので滑りやすかったです。
280台収容の戸倉第1駐車場で車中泊。金曜日なので車は15〜20台。奥の建物がチケット売り場。
2020年10月09日 04:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/9 4:30
280台収容の戸倉第1駐車場で車中泊。金曜日なので車は15〜20台。奥の建物がチケット売り場。
チケット売り場
券売機で鳩待行きのチケット(\1,000)を購入。ここにトイレもある。
2020年10月09日 04:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/9 4:31
チケット売り場
券売機で鳩待行きのチケット(\1,000)を購入。ここにトイレもある。
4:40の始発のシャトルバスに乗車。25人乗りに乗客は15〜16人。
2020年10月09日 04:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/9 4:31
4:40の始発のシャトルバスに乗車。25人乗りに乗客は15〜16人。
戸倉から30分で鳩待峠に到着。早朝だが休憩所とトイレが開いている。
2020年10月09日 05:26撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/9 5:26
戸倉から30分で鳩待峠に到着。早朝だが休憩所とトイレが開いている。
出発
2020年10月09日 05:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/9 5:28
出発
しばらくは熊笹の森を行くがガサガサと何かが居る音がした。熊か?鹿か?
2020年10月09日 05:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/9 5:57
しばらくは熊笹の森を行くがガサガサと何かが居る音がした。熊か?鹿か?
次第に色づきが出始めた。
2020年10月09日 06:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/9 6:14
次第に色づきが出始めた。
ガスで展望は無いが、紅葉が綺麗だ。
2020年10月09日 06:26撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/9 6:26
ガスで展望は無いが、紅葉が綺麗だ。
ガスで展望は無いが、紅葉が綺麗だ。
2020年10月09日 06:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/9 6:29
ガスで展望は無いが、紅葉が綺麗だ。
オヤマ沢田代。湿原が鹿避けネットで囲まれて保護されている。
2020年10月09日 06:58撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/9 6:58
オヤマ沢田代。湿原が鹿避けネットで囲まれて保護されている。
笠ヶ岳への分岐。
2020年10月09日 07:02撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/9 7:02
笠ヶ岳への分岐。
濡れて滑りやすい木道を慎重に歩く。
2020年10月09日 07:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/9 7:06
濡れて滑りやすい木道を慎重に歩く。
草紅葉
2020年10月09日 07:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/9 7:06
草紅葉
ガスで何も見えないが鮮やかな紅葉が美しい。
2020年10月09日 07:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/9 7:08
ガスで何も見えないが鮮やかな紅葉が美しい。
穏やかな山容に反して中腹から上は岩場が連続する。
2020年10月09日 07:13撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/9 7:13
穏やかな山容に反して中腹から上は岩場が連続する。
雲間から一瞬だけ燧ヶ岳が姿を現す。カメラを出すと隠れてしまうを何度か繰り返し、やっと撮影出来た。
2020年10月09日 07:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/9 7:31
雲間から一瞬だけ燧ヶ岳が姿を現す。カメラを出すと隠れてしまうを何度か繰り返し、やっと撮影出来た。
小至仏山
2020年10月09日 07:36撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/9 7:36
小至仏山
至仏山。何も見えないがとりあえず登頂した。風が強くて寒い。
2020年10月09日 08:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/9 8:29
至仏山。何も見えないがとりあえず登頂した。風が強くて寒い。
山頂直下の風の当たらない場所でコーヒーブレイク。
2020年10月09日 08:42撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/9 8:42
山頂直下の風の当たらない場所でコーヒーブレイク。
小至仏山
2020年10月09日 09:38撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/9 9:38
小至仏山
2020年10月09日 10:03撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/9 10:03
オヤマ沢田代の草紅葉と池塘。
2020年10月09日 10:13撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/9 10:13
オヤマ沢田代の草紅葉と池塘。
湿原
2020年10月09日 10:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/9 10:14
湿原
鳩待峠に下山。
2020年10月09日 11:38撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/9 11:38
鳩待峠に下山。
鳩待峠
2020年10月09日 11:39撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/9 11:39
鳩待峠
シャトルバス
2020年10月09日 11:47撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/9 11:47
シャトルバス
戸倉第一駐車場。この時点ではほぼ満車になっている。尾瀬恐るべし。
2020年10月09日 12:22撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/9 12:22
戸倉第一駐車場。この時点ではほぼ満車になっている。尾瀬恐るべし。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 行動食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ

感想

10月09日(金) 曇り
 19:25出発。アクアライン、首都高とも渋滞なし。長島さんと純子さんを拾って出発。
 今回は聖も一緒に至仏山と平ヶ岳をハシゴする。平ヶ岳は8月に登ったばかりだが、紅葉のピークに併せての再訪だ。
 東名、環八経由で練馬ICから関越道へ。三芳PAと赤城高原SAで休憩。沼田ICで降りて、近くのコンビニで明日の朝食を購入。
 戸倉には0:40到着。片品川を渡った280台収容と一番大きくシャトルバスの出る第一駐車場へ。気温9℃、車は15〜20台。そのままシートを倒して車中泊。

 4:00起床。曇り。気温は10℃くらい。コンビニで買った朝食を食べ、身支度をしてチケット売り場へ。チケット売り場にはトイレもあり、ウォシュレットの綺麗なトイレだ。
 チケットは券売機で購入する。鳩待峠まで1,000円。始発は4:40で25人乗りのマイクロバス。乗客は15〜16人。5:10鳩待峠に到着。辺りはまだ真っ暗だ。休憩所とトイレには灯りが点いていて利用可能。トイレを済ませて5:30出発。
 まだ薄暗いがヘットランプは無くても見える状況だ。しばらくは緩やかな樹林帯で紅葉はまだ全然していない。登山道の周囲はクマザサが生い茂るが、その中をなにかがガサガサと移動する音がした。熊か?鹿か?熊でなければ良いが・・・・。
 オヤマ沢で休憩。高度を上げるにつれ木々は次第に色づいて来る。木道の多いルートで、濡れた木道は滑りやすいので気をつけて歩く。
 オヤマ沢田代の湿原は鹿避けネットで囲われている。ガスで遠くは見えないが周囲の草紅葉や赤い鮮やかな紅葉が綺麗だ。
 小至仏山の手前から岩場の多いルートになる。時々ガスが切れて燧ヶ岳などの周囲の山が一瞬見えるが、カメラを取り出すと既に消えている。それを何度か繰り返して漸く1枚撮影に成功した。
 小至仏山は危うく下部の巻道を通過しそうになったが、先行者が道を逸れたので振り返ると山頂の標識が見えたので引き返した。
 小至仏山から上は風が強くて寒い。岩場の連続するルートを登り8:25至仏山に登頂。鳩待から2時間45分。コースタイム通りだった。ガスで何も見えず、風も強くて寒い。山頂にいたおじさんに写真を撮ってもらい、すぐに山頂直下の風の当たらない場所に移動して休憩。
 テルモスのお湯でコーヒーを入れ、行動食を食べながら休憩。そこから鳩待まで2時間30分で下山。コースタイムより25分余分にかかってしまった。
 鳩待峠着が11:40で次のバスが10分後の11:50とほぼ待ち時間ゼロで帰りのマイクロバスに乗った。戸倉に戻ると駐車場はほぼ満車になっている。平日でしかも曇り空だが、流石に紅葉シーズンの尾瀬である。
 ランチは久しぶりに戸倉の「かもしか村」へ。全員「きのこ蕎麦」を食べたが旬のキノコがたくさん入っていて美味しい。
 沼田ICから関越に乗り谷川岳PAで休憩して14:50に小出IC近くの道の駅「湯ノ谷深雪の里」に到着。魚沼産コシヒカリの新米5kgを3つ購入した。価格は3,100円から4,350円と開きがあるが、3,500円のものを買った。
 小出からシルバーラインのトンネルを通って15:40に銀山平の民宿・樹湖里に到着。樹湖里は8/21-22の会津駒・平ヶ岳以来の1.5ヶ月ぶり2回目だ。
 部屋は母屋とは別棟のログハウスで、前回のログハウスの隣だった。ベッドだけの造りで1階に2ベッドが1部屋、2階に3ベッドと1ベッドの部屋がある。純子さんが1階、長島さんが1ベット、聖と自分が3ベッドの部屋にした。
 夕食まで2時間あるので、宿で貰った無料券で白銀の湯(しろがねのゆ)でゆっくりお湯に浸かる。
 18時からお楽しみの夕食。食堂には我々を含めて4組14人。明日越後駒に登る予定の5人組、今日平ヶ岳に登った(たぶん)夫婦、我々同様明日平ヶ岳に登る予定の3人組だ。
 夕食は全て地のモノで、川魚の塩焼き、川魚の刺身、天ぷら、手作りソーセージなどなどとても美味しい。食用菊の酢の物は新潟では「かきのもと」と言うらしいが、山形では「もってのほか」と言われ、標準語では「延命楽」だ。
 夕食後宿のご主人から明日の天気予報の情報。魚沼、水上、檜枝岐なと周辺地域すべてが雨予報でしかも風が強いとのこと。今日も平ヶ岳山頂は強風で明日はもっと強い風で山頂付近では這って進むような風だと言う。また、大雨が降ると登山口までの中ノ岐林道が滝のような水の流れが出来て通行不能になるとのこと。他の宿では明日の平ヶ岳登山は中止したとのこと。これらの情報を聞いて我々ももう1組も明日の平ヶ岳は断念した。
 ご主人にプリンスルートについて聞くと、元々あった林業用の林道と玉子石周辺の管理のための登山道との事で、皇太子を登らせる為に造った近道では無いとのこと。ご主人は皇太子の為に無理矢理造った近道と言われるのが心外のようだった。
 明日の登山は中止になったので、食後はログハウスに戻って純子さんが宿から持って来た1升瓶の地酒「緑川」を飲みながら歓談。日本酒は飲んだ分だけの料金を払うシステムで合理的だ。酒に弱い長島さんは途中で寝てしまった。21:30就寝。

10月10日(土) 雨
 平ヶ岳登山なら3時起床だが、中止になったので6時起床。天気は曇りだがすぐに雨が降り出した。
 7時から朝食。登山の時はおにぎり弁当なので、食堂で食べる朝食は初めてだ。焼き鮭、目玉焼き、納豆、きんぴらなど素朴だが美味しい。ご飯は魚沼産コシヒカリの新米だ。
 越後駒に登る5人組は早立ちで山に向かったとのこと。
 会計は宿泊料8,000円×4に生ビール580円×4、日本酒420円×3(合)、入湯税150円×4で合計36,180円からGoTo割引11,410円(32,000×35%)を引いて24,770円。1人あたり6,192.5円と格安。GoToはありがたい。さらに地域共通クーポンも5,000円(1,000円×5枚)貰った。有効期間は昨日と今日で利用エリアは新潟県、山形県、福島県、群馬県、長野県、富山県だ。
 平ヶ岳が中止になったので、近場でお勧めの観光スポットをご主人に聞いたところ、推薦されたのが小出IC近くの「西福寺」。そこには「日本のミケランジェロ」と言われる彫工の「石川雲蝶(うんちょう)」の作品が多数あって見事らしい。西福寺も雲蝶も聞いたことないが、良さそうなので行ってみることにした。
 西福寺の拝観は10時からだが、9時前に小出に着いたので道の駅・湯ノ谷深雪の里でお土産を購入。地域限定クーポンはここで使った。キノコの他に廣子からリクエストのあった冷凍ではない笹団子を買った。
 西福寺のパンフレットには9:30〜と記載があったので9:30に行ってみると、コロナ対策で拝観時間が短縮されており、やはり10時からだった。
 西福寺は予想外に立派なお寺で、開山堂という茅葺きのお堂が大きな鉄製の覆い屋根で囲われている。雪から建物を守るためらしい。
 10時まで時間があるので本堂の裏手にある大庭園を見る。庭園の奥には巨大な石の男根が「子授け神」として祀られている。
 10時に受付に行くと観光バスで来たツアー客が来ていた。結構有名らしい。拝観料は500円で券売機で買うシステムだ。館内は撮影禁止だった。
 本堂には石川雲蝶の絵画や襖絵があるが、彫工ながら絵画の腕も一流だ。そして圧巻なのは開山堂の吊り天井に透かし彫りで施された大彫刻「道元禅師猛虎調伏の図」だ。彩色された緻密な彫刻が素晴らしい。雲蝶はもっと有名になっていても良いと思う。
 西福寺を見てそのまま帰路に着く。小出は曇り空だったが、関越トンネルを出ると大雨になった。その後も事故で1時間位渋滞にはまった。君津まで無給油で余裕で帰れる見込みだったが、この渋滞が響いたのかギリギリになり、航続可能距離の表示を見ながらドキドキしつつ走り、港南台の出光に着いた時の航続可能距離は僅か10kmだった。給油量は47リットルだった。タンク容量は52リットルなので5リットルあればあと90kmくらい走れるはずなのだが?
 今回は天候に恵まれず残念だったが、石川雲蝶の彫刻を見ることが出来たのが収穫だった。

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蛇紋岩の滑る山 至仏山 反時計回りで。
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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