ガリとパウ!巻機山米子沢BCスキー
- GPS
- 05:19
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,459m
- 下り
- 1,445m
コースタイム
天候 | 晴れ☀ 山頂は南風強い |
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過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
トレースあり |
その他周辺情報 | ♨ユングパルナス@900円 |
写真
装備
個人装備 |
pon2oon169
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感想
金土で雪が降った、日曜日は悪天で月曜日快晴予報。ラッセル覚悟で尾根登りの巻機山へ。午後から天気がくずれる予報だが、暗闇歩きが長いのも気分が乗らないので2時半に家をでた。関越谷川岳あたりは快晴、石打塩沢SAでマイナス11度とでていた。清水への道は雪は多いがしっかり除雪されていて通行に支障無し。駐車スペース着くと既に4台停まっていた…。途中でポカリ買うのを忘れてしまい、テルモスの500mlしか無い。戻るのも面倒なので、ナルゲンに雪を詰めて水づくり。駐車スペース脇の壁をよじ登るとスキートレースバッチリ!前日のトレースに今日のトレースもあり。頭空っぽでトレースを追う。今日の先行者トレースは無駄のないライン取り、かなりのエキスパートが先行している予感…最後までお見かけすることは無かった。井戸の壁もトレースのおかげで難なく突破。尾根上は風もなく汗が吹き出るくらい。疎林になってきたところで日の出、森林限界突破はならず。森林限界でると大展望、南風で雪が飛ばされてくる。ニセ巻機山の急登に差し掛かるところでクトー装着。夏道沿いは溶けた雪が凍結し固くスキーで登れない…右側の柔らかい斜面を巻いて登る。風で雪が飛ばされて新雪層が薄くガリガリいい出す。クトーがきかずたまらず切り返して柔らか斜面を登る。しかしその先もガリガリ…進退窮まる。斜面をウィペットで削りステップを作り安全確保。板や小物が流れないように細心の注意を払い、スキーを脱いでアイゼンに換装、ヘトヘトになった。ツボ足の安心感!ウィペットのピックも使って登る。先行者のトレースはスキーで登りきっていた、スゲー。ニセ巻機山近くなり傾斜が緩むと雪が柔らかくなりズボズボでツボ足はキツイ。再度スキーにチェンジ、ニセ巻機山着いて一安心。山頂からは大パノラマ、真っ白な谷川方面と妙高・火打までくっきり見えた。小屋の辺りは樹氷が成長している。巻機山山頂近くと南風が強くなる。シュカブラがもりもり成長していた。山頂ついて展望を楽しみ、テルモスのお湯で温まる。風が強いのでのんびりはできない。風が避けられる場所もないので山頂で滑走準備。ザックを開けると風に飛ばされた雪がどんどん入ってくる。山頂付近は固めだが滑る分には問題無し。米子沢源頭へ進むとパウダーゾーン。今日はスキーがコントロールでき浮遊感を楽しめた。そのまま米子沢へドロップ。斜度もゆるく快適な滑走。デブリの凹凸が少しあり、1箇所新しい小規模雪崩の跡があった。滝も完全に埋まりあっという間に下部へ。駐車場にどう戻ったら良いのかわからずGPS頼り。カニ歩きで尾根に乗り、力技で登ってきたルートに合流した。桜坂の駐車場の微妙な登りを、全力手漕ぎで突破。後は登りのトレース上を自動運転。車の前までスキーで滑れた。先行者が1名のみで山中では誰にも会わず。後片付けをしているとお一人降りてきた。ニセ巻機山のカチカチ斜面で撤退してきたそうだ。わかります。
mako-san 初めまして。
ニセ巻機のトラバースで敗退してクルマでお会いしました。
カチカチのトラバースを突破できるとは凄いです。僕もあのトラバースはヤバいと予想はしていましたが、クトーがほとんど刺さらず進退窮まり戻るのも必死でした。
山頂到達おめでとうございます。
ところで先行していた人はもっとすごいです。
僕が滑走しているときに「時間が余ったので2回戦だ!」といってすごいスピードで登っていきました。
僕もそう遅いペースではないですが、巻機山を2回登る気にはならないです。
今年は雪が多そうなので再び巻機に登るつもりです。
では〜
お疲れ様でした!
カチカチトラバース自分も進めず、戻ろうにも戻れず肝を冷やしました😰達人のトレースをなぞるとこういうこともあると勉強になりました。自分の判断を磨きたいものです。
米子沢、滝埋まって快適でした。雪のあるうちに是非、お気をつけて〜
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