伊藤新道から白滝山、武奈ヶ岳で日の出
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- GPS
- 17:47
- 距離
- 27.6km
- 登り
- 2,750m
- 下り
- 2,755m
コースタイム
坊村7:45-伊藤新道出合8:23-ワサビ大滝9:02-白滝山10:16-長池10:54-汁谷12:26-木戸峠13:06-比良岳13:36-烏谷山14:07-荒川峠14:45-南比良15:02-金糞峠15:44-八雲ヶ原16:21
二日目
八雲ヶ原3:30-武奈ヶ岳4:40-山頂で日の出を見てまったり-中峠7:15-シャクシのコバ7:40-パンチの木8:19-熊の檻11:00-伊藤新道出合11:10
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
白滝山に向かう伊藤新道は高原地図では赤線だが、ほぼバリルートと想定してよい。 白滝山ピークから長池に向かう時は夫婦滝に向かう尾根に引っ張られないように。 長池近辺は関電の巡視路もあるが地形が平らなので地形図、コンパスは必携。 烏谷山から金糞峠に向かう場合、擂鉢山に向かう尾根に引っ張られないように。 シャクシのコバからのバリルート子尾根がたくさんあるので地形図、コンパス必携。 |
写真
感想
歩いたことないルートを泊まりで回ってみようと思いコースを考えてみた。
坊村でutaotoさんと遭遇、テンションがあがる。
高原地図では赤線の伊藤新道。
だが、一般登山道とは言えるものではなく、ルーファイ、
地図読み、コンパスを使えないと絶対無理。
テン泊装備がここで牙をむく。
白滝山の上りで滑ると、しばらくとまらない。
ファイト〜イッパ〜〜ツな感じです。
ようやく尾根に取り付きピークに着くと先行の単独男性としばしお話。
長池から蓬莱山、汁谷、夫婦滝の周回を日帰りで歩かれるそうで、
この後、長池近辺まで同行する。
私は巡視路ルートを歩くため長池を過ぎたところで単独男性とはここでお別れ。
しかし、汁谷から木戸峠へ行くのを間違えて、また出会うことに。
木戸峠への取り付けを教えていただき、ここでお別れとなる。
縦走ルートを心地よく歩くが白滝山の踏ん張りが足の裏にきている。
比良岳で年配ご夫婦、健脚男性と出会う。彼らは全縦走中で今日は八雲で一泊。
烏谷山のピークからの琵琶湖の展望はおそらく比良一であろう。
そこから何を思ったか擂鉢山の尾根に引っ張られる。
堂満から離れていくので気がつく。
何とか八雲に到着。
まずはビール。これが旨い。
米を水に浸している間にツェルトとフライ代わりの防水シートを張る。
米が炊けたら蒸らしている間にたまねぎを切って、肉を焼く。
最高の焼肉どんぶりの出来上がり。
比良岳でであったご夫婦といろんな山の話を伺う。
ここ比良の全縦走がシーズンはじめのテストだそうだ。
北アルプスや八ヶ岳全縦走の話は本当に素晴らしかった。
還暦はとうに過ぎているといっておられた。
こういう時はいろいろな山の先輩の話、経験が聞けるのでうれしい。
一瞬とても冷えたが実に穏やかな夜だった。
二日目は日の出を見に武奈ヶ岳山頂にあがる。
ここでchuraさんと待ち合わせである。
やっぱり時間厳守のchuraさんはかなり早めに到着されていた。
コーヒーを飲みながら、微妙な日の出を待つ。
曇りがちではあったが念願の日の出を見ることができた。
そこからはシャクシのコバからのバリルート。
昨日のダメージが足の裏にきていて、かなりきつかった。
自分の軟弱な足の裏ではテン泊装備のバリルートはまだ時期尚早であった。
大峰に向けてもう少し軽量化の必要性を感じる。
今回、一人で歩いていて思ったことは
間違いにいかに早く気がつけるかが大切。
一緒に歩いている人がいても自分でルートはチェックしておく。
そして、花。
おそらく去年も見ていたであろう花たちだが
名前を知ることで「見ず知らずの花」から「知っている花」に変化した。
「あなたのことは知ってますよ」と花に話をできるような気がする。
これは実に不思議な感じで街ですれ違う知らない人たちと知り合いになっていき
それがどんどん増えるのと似ている気がした。
「縁」というものでしょうか。
山の楽しみ方は尽きることがない。
コメント
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ありがとうございました。
伊藤新道は、葉が茂る前に歩いておきたいですね。
お池めぐりと地図読みが楽しめそうです。
ミステリーツアーも期待度UPです。
八雲でなによりさきに
今回のハイライトですね。
このために、一日、歩き回った
地図読みは、先読みが大切。
もう大丈夫と思ったところで、引っ張られてしましました
黄色い花は キケマンのようですよ。
平らな尾根は難しいですね。
ビールと焼肉は一人やったけど思わず「うまっ!」と
声を上げてしまいました
伊藤新道は冬も楽しめますよ、きっと
本、ありがとうございました。
自分の歩いたことのあるページなどは「そうそう!」となって面白いですね
キケマンですか
と言うか絶対旨い
八雲が天国に変わった瞬間ですね。
senrakuyaさん、こんばんは〜
うわ〜!!めっちゃ楽しそうですね〜
テントじゃなくてツェルトと聞いたのでどんな感じで張られるのか気になっていました
churaさんとの待ち合わせもバッチリでお二人で素敵な御来光タイムやったんですね〜
私、スギヤ池の位置がいまひとつわからないんです・・2万5千地図と実際に池がある場所が違うような気がして
そして、烏谷山のピークに新しい道標のようなものがついたんですね〜
頂き物のええ肉が、約一人分冷凍庫にあったので持っていきました
それはもう、格別でしたよ
まさしく天国でした。
肉を焼いているのはトランギアストームクッカーSです。
http://www.iwatani-primus.co.jp/products/trangia/29.html
私が愛用しているストーブです。
燃料も安いしドラッグストアでも購入可能なので
ツェルトは、なんといっても軽量なのが魅力
でも他の物で重量が増えている
churaさんがかなり早く到着しておられました
スギヤ池はオトハ池からの踏み跡がかなりはっきりしていました。
確かに2万5千には出ていませんね。
水がなくなりかけていたので「これ池??」って感じでした。
伊藤新道は何度か歩いていますがキツイけど面白い道です。
迷い易い場所はワサビ大滝付近で元来のルートは地形図破線に近いです。
ワサビ天井滝は見られましたか?どうやら尾根ルートを歩かれている様な?
あと12枚目はバイケイソウの新芽でしょう。
そうなんです。
ログを見てはじめて気づきました。
本来のルートより一本、北の尾根(?)を歩いていたようです。
ワサビ天井滝は装備がきつかったのでパスして
谷に引っ張られると厳しいと考えながら歩きやすいところをトラバースしながら方角だけ合わせていました。
日帰り装備で再チャレンジします
バイケイソウの新芽ですか
ありがとうございます
チュラさん??って思ったら、山上で待ち合わせでしたか
テン泊装備で白滝山かぁ…ってお別れした後、思ってました
で、下山は深谷東尾根だったんですね
中々マニアックなコース取り…
白滝山から八雲まで…
烏谷山や比良岳登り返すって考えたら…
権現から縦走してくるよりしんどそうですね…
東西縦走の際に、このルート考えてたんですが、やはり八雲までは素直に進むか…って思いました
高原地図みて歩いてへんところ繋いでみました
おもしろいルートでしょ
白滝山付近はホンマに静かでええところでした
しかし、正直、私の軟弱な足の裏ではテン泊装備のバリルートはあきませんでした
鍛えなおします
大峰は酒の量を減らします。
後半、churaさんにはホンマに助けられました。
一人で口ノ深谷東尾根ルートはあかんかったかも
力量にあったコース選びを考えます
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