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Yamareco

記録ID: 2906085
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
近畿

【伊勢志摩】姫越山(503m)座佐の高(429m)

2021年01月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:19
距離
20.1km
登り
1,525m
下り
1,524m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:33
休憩
0:42
合計
10:15
7:34
5
7:39
7:40
26
8:06
8:06
43
8:49
8:49
22
9:11
9:21
31
9:52
9:53
20
10:13
10:28
8
11:08
11:08
36
11:44
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55
12:39
12:46
118
14:44
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47
15:31
15:31
34
16:05
16:05
28
16:33
16:33
63
17:36
17:37
12
17:49
17:49
0
17:49
ゴール地点
累積標高2360m。侮れない。地味にくり返されるアップダウンがじわじわきます。山の標高だけで難易を判断しないように(笑)。
過去天気図(気象庁) 2021年01月の天気図
アクセス
ウバメガシの尾根道を歩くと
ウバメガシの尾根道を歩くと
錦港が見えてきた!
錦港が見えてきた!
錦湾をのぞみながら
さらに高度を上げると
錦湾をのぞみながら
さらに高度を上げると
姫越山の山頂だ
熊野灘が新春の陽光にきらめき
熊野灘が新春の陽光にきらめき
芦浜がはるか足元に
芦浜がはるか足元に
芦浜池は海跡湖と聞く
芦浜池は海跡湖と聞く
これが
自然の造形美
というやつか
これが
自然の造形美
というやつか
唐人峠から登りかえして
明るい尾根道を歩き
唐人峠から登りかえして
明るい尾根道を歩き
座佐の高に立つ
やがて北面の展望地だ
姫越山の右肩には
池木屋山や迷岳など
台高の山並みも
やがて北面の展望地だ
姫越山の右肩には
池木屋山や迷岳など
台高の山並みも
座佐浜に降りて
潮騒を聞く
古和浦湾もまた神の創造物
古和浦湾もまた神の創造物
座佐池にあいさつ
座佐池にあいさつ
イワタイゲキは準絶滅危惧種
春には菜の花のみたいな黄色の花が咲くんだよ
イワタイゲキは準絶滅危惧種
春には菜の花のみたいな黄色の花が咲くんだよ
外回りコースを歩くと
外回りコースを歩くと
突然
トンビが飛び立った
突然
トンビが飛び立った
明るい陽光
キリッとした海風に吹かれて
明るい陽光
キリッとした海風に吹かれて
山と海の両方を満喫
山と海の両方を満喫
登山道の主役はウバメガシや
登山道の主役はウバメガシや
タイミンタチバナ
タイミンタチバナ
座佐の三角点
岩礁に波が砕け
白く泡立つ
岩礁に波が砕け
白く泡立つ
芦浜に降り
芦浜池に寄り道
その後
近畿自然歩道へ
芦浜に降り
芦浜池に寄り道
その後
近畿自然歩道へ
山村広場は茜に染まり
新年の輝かしい予兆に
心ふるわせる
山村広場は茜に染まり
新年の輝かしい予兆に
心ふるわせる

感想

津波避難所を通り過ぎると、明るいウバメガシの道が広がった。錦港を見下ろす高台で深呼吸。海と山の空気を同時にたっぷり吸う。

前姫越に立ち寄るために、途中でコースアウト。前姫越は木立に囲まれた静かな峰でした。

そのまま尾根道を下りかけた所で、北登山口からのルートに合流。源平の時代の悲話が伝わる姫塚に手を合わせました。

姫越山に立ちます。到着と前後して、今日会った唯一の登山者さんが先発されました。彼女は芦浜を目指すのでしょうか。

僕は、山頂でのんびり。大きな展望が広がります。芦浜と錦湾。不思議な彩度を見せる熊野灘の雄大な眺め。水平線の緩やかな丸み。入り組んだ海岸線がかもし出す美。錦湾に浮かぶ岩礁に、打ち寄せる波が白波を立てます。

西に広がる大海原の向こうに視線を向けました。天狗倉山や便石山を前景として、高峰山や橡山(とちやま)の山並みが青空との境界を作っています。

さあ、出発。鬚尾(ひげりお)のろし場を経て、道は新桑(さらくわ)や芦浜へのルートを次々に分けます。唐人殺し峠の直前は、再び大展望のお楽しみつき。

峠から登り返すと座佐の高。その先で、待ち望んだ北向きの展望。姫越山や池木屋山、迷岳などの台高山脈のスカイラインだ。

途中、ウラジロ街道を通過して、座佐浜に着地。打ち寄せる波に心を任せ、しばしファンタジーの世界に遊びます。

海岸性の植生が新鮮。イワタイゲキは準絶滅危惧種だよ。タカラガイや、名も知らぬ小さな巻き貝をポケットに入れて童心に還る。そんな、ひとときはプライスレスだ。

海岸沿いの外回りコースへ。ウバメガシや、タイミンタチバナが目立つ尾根を行くと、座佐の三角点。照葉樹の隙間から臨む熊野ブルーに心が躍る。荒波が激しく岩礁に打ちつけている。波のしぶきが白く泡立つ。

突然、目の前でトンビたちが猛々しく飛び立った。ワイルドだね。海っぽくていい感じ。

そして、芦浜に立つ。再び、海・海・海。振り返ると、座佐の高は仰ぎ見る角度。

しかし、きれい事ばかりじゃない。打ち上げられた海洋ゴミも時代の縮図だ。それに目をつぶれば、ここはちょっとした秘境だ。360度、ぐるり圧巻の景勝。

原発の立地として白羽の矢がたったあの時。よくぞあの戦士たちは、この自然を守り抜いたものだ。私の友人も、その一人だった。改めて彼らの頑張りを、ねぎらいたい。

潮騒に身をまかせてそぞろ歩く。芦浜池から堰堤を歩き、尾根道からトラバース道へ。近畿自然歩道への階段を下り、福浜三角点を越すと塩浜山村広場だった。

広場には天体観測の準備をするY市の方。この時期の星座観察は最高らしい。ここにも、ロマンチストが一人。いえ、私のことではありません。え?そんなこと言わなくってもわかる?けしからん。

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