仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳（駒仙小屋幕営場から往復、仙丈は途中撤退）

2013年04月27日(土) ~ 2013年04月29日(月)

• GPS: 50:30
• 距離: 26.1km
• 登り: 2,277m
• 下り: 2,262m

コースタイム

4/27…6:05仙流荘−(バス)→6:45/6:55歌宿→8:55北沢峠→9:20/10:30駒仙小屋幕営場
　　　　→11:30/11:35二合目→13:30/13:45大滝ノ頭→14:05/14:20六合目
　　　　→15:10/15:20二合目→16:00駒仙小屋幕営場　　
4/28…6:30駒仙小屋幕営場→8:05/8:20仙水峠→10:25/10:35駒津峰
　　　　→13:15/14:00甲斐駒ヶ岳→15:40/16:00駒津峰→16:50/17:00仙水峠
　　　　→18:00駒仙小屋幕営場
4/29…7:15駒仙小屋幕営場→7:30北沢峠→9:25/9:35歌宿−(バス)→仙流荘

天候

4/27：曇り、ただし山の上は強風
4/28：快晴
4/29：晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

・仙流荘駐車場を利用（無料、協力金のボックスあり）
・歌宿までバス利用

コース状況／危険箇所等

●登山ポストは仙流荘バス停にあります。地元警察の方が受け付けていました。

●登山道の状況
　○歌宿〜北沢峠
　　　舗装された林道歩き。4/27は雪道が多かったが、4/29はだいぶ溶けていた。
　　　凍結箇所もあるのでスリップ注意。
◎仙丈岳
　○北沢峠〜大滝ノ頭
　　　トレースがあり、アイゼン装着で歩行。二合目以降の樹林帯の稜線の登山道は
　　　歩きやすい。
　○大滝ノ頭〜六合目
　　　すぐに森林限界を過ぎると雪の急斜面。適当に凍結しているためアイゼンがよく
　　　効いた。ただし、強風のためここで撤退。
◎甲斐駒ケ岳
　○北沢峠〜仙水峠
　　　・危険個所なし。ツボ足で歩行。
　○仙水峠〜駒津峰
　　　・樹林帯の中の雪の急斜面。アイゼン装着で歩行。
　　　・ほぼ夏道通りだが雪が消えた夏道を避けるため東側に平行にトレースが出来て
　　　　いた。
　○駒津峰〜甲斐駒ケ岳
　　　・残雪期は雪崩、滑落の危険があるため夏道のトラバース道は歩行禁止だそうで、
　　　　直登コースをとる。
　　　・駒津峰から六万石までの間は急な斜面、トラバースがあり核心部。岩と氷雪の
　　　　ミックス帯で滑落の恐れのある危険個所が数か所あるので慎重に。
　　　・六万石から頂上までも岩と氷雪のミックス帯だがアイゼン歩行に慣れていれば
　　　　問題なく通過できると思う。但し、ルートを間違いやすい個所があるので注意。
　　　・ルートを間違えたグループがあり、かなり難しそうな雪面をトラバースして
　　　　いるのが見えた。

●下山後の立寄り湯、仙流荘を利用。(大人600円)

写真

4/27 5:23

駐車場。半分以上空いていた。

4/27 5:52

6時前。行列ができており本日のバスは2台。

4/27 6:51

歌宿からは林道を歩く。

4/27 8:35

途中から雪道。

4/27 8:34

太平山荘。

4/27 8:56

北沢峠に到着。

4/27 8:59

北沢峠から仙丈への登山道には踏み跡あり。

4/27 9:20

新装された駒仙小屋。左端がトイレ棟、この時期男女兼用。

4/27 9:20

幕営場は一面雪。

4/27 10:30

テント設営後仙丈へ出発。とりあえずワカンも

4/27 10:32

ここから取りつく。
トレース、リボンあり。

4/27 11:32

二合目に到着。

4/27 11:37

ここからは樹林帯の稜線を歩く。

4/29 22:24

急斜面を登る。

4/27 12:58

久しぶりの雪道の登りは辛い。横になって休憩ですか。

4/27 13:29

小仙丈が見えるが風が強そう。

4/27 13:31

時折、北岳も見えてきた。

4/27 13:37

大滝頭に到着

9/16 7:24

去年9月の大滝頭。
積雪は1M以上。

4/27 14:09

森林限界を過ぎ、強風の中、六合目に到着。

4/27 14:09

北岳

4/27 14:10

北岳と鳳凰三山

4/27 14:14

甲斐駒とアサヨ峰。2900M以上はガスの中。

4/27 14:09

小仙丈を見上げる。状況が悪く、時間が遅いのでここで下山。

4/28 6:10

ここから4/28。

4/28 6:09

小仙丈ヶ岳を見上げる。今日は快晴だが雪煙が見え風が強そう。

4/28 6:44

甲斐駒へ向けて出発。

4/28 7:19

仙水小屋に到着。

4/28 7:20

おいしい水です。利用するときは声をかけましょう。

4/28 7:35

快晴。

4/28 7:58

ゴロタ石帯は雪原。

4/28 8:09

仙水峠に到着。

4/28 8:08

摩利支天を見上げる。

4/28 8:16

振り返って仙丈ヶ岳。

4/28 9:35

夏道と並行して雪面のトレースを登る。

4/28 9:38

登ってきた登山道を振り返る。北岳が見えてきた。

4/28 10:29

駒津峰に到着。

4/28 10:31

仙丈ヶ岳。

4/28 10:31

北岳と仙丈ヶ岳

4/28 10:31

北岳・間ノ岳さらに塩見

4/28 10:31

鳳凰三山

4/28 10:35

これから登る甲斐駒。

4/28 10:50

駒津峰を振り返る。

4/28 10:54

快適な尾根道。

4/29 22:26

ナイフリッジを通過。

4/28 11:18

ここから一旦下る。

4/29 22:26

六方石に登り返す。

4/28 11:24

六方石の尾根に取り付く。ここからが核心部。

4/28 11:59

六方石の尾根を登る。

4/28 12:11

岩と氷雪のミックス帯

4/28 12:26

高度感のある斜面を登る。下るのがつらい。

4/28 12:34

直登ルートに入る。

4/28 12:55

ミックス帯が続くが比較的歩きやすい。

4/28 13:02

高度感はあります。

4/28 13:07

北岳を背に登る。もうすぐ頂上。

4/28 13:19

甲斐駒ケ岳頂上に到着。
絶景！！

4/28 13:24

まずは記念写真。撮っていただきました。

4/28 13:26

仙丈ヶ岳

4/28 13:26

北岳・間ノ岳さらに塩見

4/28 13:49

鳳凰三山と後ろに富士山。

4/28 13:18

鳳凰三山と摩利支天

4/28 13:32

八ヶ岳。

4/28 13:33

鋸岳

4/28 13:33

中央アルプスと乗鞍岳

4/28 14:16

下山開始

4/28 14:21

この先が核心部。

4/28 15:11

核心部を過ぎ振り返る。白いグライダーが旋回していた。

4/28 14:43

駒津峰への登りが辛そう。

4/28 15:41

駒津峰に戻ってきた。

4/28 15:41

甲斐駒を振り返る。

4/28 15:43

仙丈ヶ岳。だいぶ日も傾いた。厚化粧の女王様ですが、私としては薄化粧の方が好きです。

4/28 15:43

北岳・間ノ岳

4/28 15:44

名残惜しいが遅くなってしまったので下山。

4/28 16:02

甲斐駒と摩利支天を振り返る。

4/28 18:00

やっと降りてきた。

4/29 7:14

ここから4/29。お世話になった駒仙小屋。

4/29 7:14

テントを撤収し帰路につく。

4/29 7:53

太平山荘。だいぶ雪が少なくなった。

4/29 8:58

鋸岳。鹿の窓を確認。

4/29 9:27

歌宿に到着。バスが待機しており、搭乗者も多くなったので9：35に出発。

4/29 12:36

帰路の途中に高遠城址公園に立ち寄る。中央アルプス。

4/29 12:12

桜の名所だが桜祭りは終了。咲残りのタカトウコヒガンザクラ。花弁が細い

4/29 12:22

菊桃は満開。

4/29 12:21

菊桃をアップで。

撮影機器：

COOLPIX P310 NIKON

DMC-FX500 Panasonic

u9000,S9000 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

エル

・今年のGWは友人を誘って駒仙小屋の幕営場を起点に甲斐駒・仙丈。
・初日の仙丈は時間が遅くなり、しかも天候も悪化していたので六合目までで下山。
・2日目の甲斐駒は素晴らしい天気。駒津峰を過ぎてからは仙丈・北岳等の南アの山々を楽し
　みながら登り、頂上では360°の絶景を堪能しました。山頂でもっとのんびりしたかったの
　ですが、下山時に暗くなってしまうので45分居座り下山。
・今回一緒に登った友人は技術があっても最近登っていなかったので体力の面で少し問題が
　ありましたが、その分ゆっくり春の雪山を堪能できました。
・帰路は途中桜の名所の高遠城址公園へ。桜祭りはすでに終わっていますが咲残りのタカトオ
　コヒガンザクラを見てきました。初めて見ましたが、ソメイヨシノより少し小ぶりで細めの
　花弁でした。