羽ヶ庄登山口から矢岳山〜北条峠を周回する

2021年02月07日(日) [日帰り]

• GPS: 00:28
• 距離: 9.6km
• 登り: 884m
• 下り: 881m

コースタイム

当日GPSを忘れてしまいました。常備のコンパス／地形図で、ルート維持しながら登りました。したがって、トラックデータは、帰宅後に記憶を頼りに手書きしたトレースです。決して参考にしないでください！

天候

晴のち曇時々雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

羽ヶ庄登山口近くの「たっくり渕入口」スペースに駐車（3~4台駐車可）

コース状況／危険箇所等

■登山口~矢岳山
　標高差50m程度を一気に下り、河内川を渡渉。この時期水量少なく飛び石で渡る。目の前の尾根に取り付いた後は、ヤセ尾根の急登が続く。2か所、左側が切れ堕ち不安定な岩場あり。落ち葉が積り、踏み跡が不明瞭。アセビの幼木が茂り、時々思い付きの看板やテープあるも、あてには出来ず、基本尾根を外さずに登っていくことがキーポイント。
　頂上直下、左に折れて谷窪ルート経由の神社めざすも、沢筋崩落でルート寸断により断念し引き返す。アセビの幼木や生枝を掴みながらの直登で山頂に着く。
■矢岳山頂〜神社往復
　比較的緩やかな踏み跡を辿ると、程なく神社に到着。
奥にある古い祠は倒壊したまま放置状態。手前の新しい祠は、屋根もシッカリしている。
■矢岳山〜北東尾根縦走〜林道「池の平天岳線」
　傾斜が急だった矢岳山ルートよりも比較的安全な尾根が続く。但し、2か所高みがあり。生枝を掴みながらの急登。
　それ以外は平坦で穏やかな尾根道である。林業作業者の踏み跡痕跡多数あり。このルートもポイントは尾根を外さないこと。
　林道に出れば、そのまま舗装道路を下って、北条峠に着く。ここから、見学を交えた歴史散歩をしながら駐車地点に戻った。

その他周辺情報

１年前まで、北条峠の民俗文化伝承館にそば処あったが、昨年３月３１日に閉店した。現在は「浜松市」に返還され、立ち入り禁止。

写真

立派な標識が立つ「羽ヶ庄登山口」

水量が少なくなった河内川を飛び石で渡る

尾根に取り付き後、しばらく登ると道標が右へ案内。

今度は、左側へ案内あるも、
ルート取りの基本は、尾根を外さないこと。

山頂直下の急登を経て、矢岳山の山頂に着く。
樹林に囲まれ、展望はない。

山頂から真南に張り出した尾根を少し下ると神社に着く。新旧2つの祠あり。旧神社は崩壊のまま放置状態。
写真は新しい神社で、多数の賽銭あるも、そのほとんどは「一円玉」。参拝者の良識を疑う＾＾

アップダウンが続く尾根道を経て、池の平矢岳線の林道に下り立つ。林道途中に、中央構造線の看板あり。
青シートを外すと、断層の露頭断面が見れるらしい。

さらに下ると、北条峠にある「民俗文化伝承館」に至る。閉館になって約1年になる。

記念碑が立つ「北条峠」

名所「二本杉」

山間の谷筋は、中央構造線の「断層谷」だという。
佐久間一帯の山々が、特殊な地形構造であることが、よく理解できた。。。

感想

ooitekari

前日の宇津ノ谷峠周回コースは、多くのハイカーに出会ったが、この山域は、まず人に出会うことがない静かな山旅＾＾。
羽ヶ庄集落の長閑な山里を眺めながら下って行きましたが、日本の「山郷の原風景」を見ている様で、心が和みました。。。