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Yamareco

記録ID: 2910402
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
北陸

荒島岳

2013年09月06日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
8.9km
登り
1,236m
下り
1,219m

コースタイム

日帰り
山行
0:00
休憩
0:00
合計
0:00
6:20
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ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口に到着。ちゃんとした水洗トイレあり
2013年09月06日 06:13撮影 by  Canon IXY 400F, Canon
9/6 6:13
登山口に到着。ちゃんとした水洗トイレあり
トイレの横に登山届を提出するボックスあり
2013年09月06日 06:13撮影 by  Canon IXY 400F, Canon
9/6 6:13
トイレの横に登山届を提出するボックスあり
ダラダラ時間をかけて準備をし、6:15出発
2013年09月06日 06:22撮影 by  Canon IXY 400F, Canon
9/6 6:22
ダラダラ時間をかけて準備をし、6:15出発
ガレガレのスキー場内を歩き、振り返るとこんな感じ……もうテンションだだ下がり
2013年09月06日 07:16撮影 by  Canon IXY 400F, Canon
9/6 7:16
ガレガレのスキー場内を歩き、振り返るとこんな感じ……もうテンションだだ下がり
雨に濡れたススキと萩を掻き分け、ようやくリフト終点に到着
2013年09月06日 07:25撮影 by  Canon IXY 400F, Canon
9/6 7:25
雨に濡れたススキと萩を掻き分け、ようやくリフト終点に到着
しかしなんとか足を動かした途端に「荒島岳登山口」の表示……やめて〜
2013年09月06日 07:26撮影 by  Canon IXY 400F, Canon
9/6 7:26
しかしなんとか足を動かした途端に「荒島岳登山口」の表示……やめて〜
急登が続き、ぬかるんだ足元はとても滑りやすい
2013年09月06日 08:07撮影 by  Canon IXY 400F, Canon
9/6 8:07
急登が続き、ぬかるんだ足元はとても滑りやすい
白山ベンチ。ここからの白山の眺望は素晴らしいらしい。が、眺望どころか数十メートル先すら見えん
2013年09月06日 08:18撮影 by  Canon IXY 400F, Canon
9/6 8:18
白山ベンチ。ここからの白山の眺望は素晴らしいらしい。が、眺望どころか数十メートル先すら見えん
深谷の頭。歩いても歩いても急登
2013年09月06日 08:29撮影 by  Canon IXY 400F, Canon
9/6 8:29
深谷の頭。歩いても歩いても急登
あと2キロの表示。普段ならあともうちょっと♪とか喜ぶ場面だが、どうもこのあと2キロは胡散臭いのだ
2013年09月06日 08:43撮影 by  Canon IXY 400F, Canon
9/6 8:43
あと2キロの表示。普段ならあともうちょっと♪とか喜ぶ場面だが、どうもこのあと2キロは胡散臭いのだ
しゃくなげ平。ここに至る途中、何度も平らな場所に出て、何度もそこを勝手にしゃくなげ平かと妄想し続けていたので、突然の現実にえ〜〜?? となる。
2013年09月06日 09:24撮影 by  Canon IXY 400F, Canon
9/6 9:24
しゃくなげ平。ここに至る途中、何度も平らな場所に出て、何度もそこを勝手にしゃくなげ平かと妄想し続けていたので、突然の現実にえ〜〜?? となる。
「これより頂上までの登山道で滑落死亡事故が多発しています」……これがもう少し手前だったら確実にやめてたような気もする。しかしもう随分進んでしまったので、行くしかない。。。
2013年09月06日 09:31撮影 by  Canon IXY 400F, Canon
9/6 9:31
「これより頂上までの登山道で滑落死亡事故が多発しています」……これがもう少し手前だったら確実にやめてたような気もする。しかしもう随分進んでしまったので、行くしかない。。。
いきなり階段に鎖。なんかなあ。
2013年09月06日 09:38撮影 by  Canon IXY 400F, Canon
9/6 9:38
いきなり階段に鎖。なんかなあ。
一瞬、どっかの山が遠くに見えた。白山?
2013年09月06日 09:49撮影 by  Canon IXY 400F, Canon
9/6 9:49
一瞬、どっかの山が遠くに見えた。白山?
眺望がなくてどこがどの山なのかも分からない。これか? と淡い希望を抱いて進んだこの道は、前荒島への道
2013年09月06日 10:16撮影 by  Canon IXY 400F, Canon
9/6 10:16
眺望がなくてどこがどの山なのかも分からない。これか? と淡い希望を抱いて進んだこの道は、前荒島への道
前荒島を越え、いよいよ!
2013年09月06日 10:22撮影 by  Canon IXY 400F, Canon
9/6 10:22
前荒島を越え、いよいよ!
登頂。時間かかった〜〜
2013年09月06日 10:42撮影 by  Canon IXY 400F, Canon
9/6 10:42
登頂。時間かかった〜〜
祠にて、登山の無事をお礼し、下山の無事を祈願。
2013年09月06日 10:43撮影 by  Canon IXY 400F, Canon
9/6 10:43
祠にて、登山の無事をお礼し、下山の無事を祈願。
なるほどー、ここからは360度、このような眺望が望めるわけですな
2013年09月06日 10:43撮影 by  Canon IXY 400F, Canon
9/6 10:43
なるほどー、ここからは360度、このような眺望が望めるわけですな
晴れてればね
2013年09月06日 10:43撮影 by  Canon IXY 400F, Canon
9/6 10:43
晴れてればね
撮影機器:

感想

嵐のような八月が終わり、ふと気付くと夏山シーズンも後半に入っている。人生は短い。自在に身体が動かせる期間はもっと短い。最近とみに衰えを感じることもあり、とにかく山を目指すことにした。しかし八月中、私が多忙にあえぐ期間は嫌味なほど晴れ渡っていた空は、九月に入るとまともに晴れる日がなかった。ぽっかり晴天予報のこの日、ソロでは心もとないが、これを逃すとまたいつ晴れるとも知れないので、日帰りできる数少ない百名山の荒島岳を目指すことにした。

勝原登山道はカドハラスキー場の中を通るルートだが、2010年にカドハラスキー場は廃業し、分かりやすい看板がない。近付いてきたと思ったら注意深く入り口を探すと吉。見逃しやすいが、一応小さな看板は出ている。林道などの悪路を通る煩わしさは全くなく、舗装された国道からすぐに登山口につながっているのは嬉しい。

が、今回は前夜泊でもなく、運転でぐったりしたこともあり、悪天候の中しばし登るか登らざるかハムレットのごとく車の中で考える。晴天予報だったのに。。
平日で、しかもこんな天気だからか、駐車場には私一人。かっちーに天気予報の再送を依頼するも圏外……! こんな日に一人だなんて、心の底から登りたくない。でもどこからか歩いてきたおじさんが一人、登山口から霧の中へ消えていく。人がいるならと心を励まし、ダラダラ時間をかけて準備をし、6:15出発。

トイレの横に登山届を提出するボックスがあり、その中にアンケート用紙が入っている。そいつを記入してどこやらに持って行くと、無料で荒島岳の山バッジがもらえるとのこと。ただ他の場所で購入することもできるらしく、無料の山バッジのデザインがダサいこともあり、まあ買って済ますか。と登山届だけを提出。ボックスの中に蛾がいっぱいでかなり引いた。

雨も煩わしいのでレインウェアを着てみるが、これが大失敗。標高の低い荒島岳の序盤でこんなものを着てしまい、雨に濡れるよりも壮絶に汗だくになってHPは赤ゲージに突入。登山後30分でもう瀕死。登山を辞めるか、レインウェアを脱ぐか……ってことで脱ぐ。すぐ身体はずぶ濡れるが、どっちにしたってずぶ濡れ、この際気持ちいい。

身体はバテバテで既にコースタイムもかなりオーバー、リフトの残骸も古代遺跡みたいになっちゃってて、もう帰りたくて泣きそうになる。かっちーは大阪出張で早朝家を出ているはずだし、一人で学校へ行くよう頼んでおいた娘がちゃんと準備を済ませたのか心配でならん。しかし圏外、しかも雨。こんな情けない結果を携えて帰るために娘を一人置いてきたのかと、とにかく先へ進む。

急登が続き、ぬかるんだ足元はとても滑りやすい。聞こえるのはガスに濡れた葉から滴が絶えず落ちる音と、その水滴がザックに落ちてバタバタと叩く音。泣きそう。濡れてるのは涙か汗か鼻水か……もう分泌してるのが何液なのか分からぬほど全身ぐっしょり。取らんでいいザックカバーまで取ってしまいワケわからん。歩いても歩いても急登で、本当に急登なのか、この天気が必要以上に急登に思わせるだけなのか、それともソロの被害妄想か、とにかく道が急で辛い。

あとちょっとか、というところで私に先行している唯一のおじさんが下山してきた。「上は真っ白で何も見えんよ」の一言に、またガッツリ二つ折りにたたまれる私の心。「今日の予報は晴だって言ってたのにね」と傷を慰め合う。

ようやく登頂、ザックを下ろしてほんの数分だけ休憩し、虫もすごいのですぐに下山開始。急登ばかりのルートは、下りるのも本当に一苦労。急坂を下りるのは、急登と消耗度は殆ど変わらない。途中ですれ違ったおじさんに、「ここはしっとりぬれたブナ林に趣があるし、展望が売りの山じゃないから諦めがつく」なんて話しかけられ、そうですよね〜なんて同意する振りをしたが、諦めなんかつかない往生際の悪い私である。

へとへとになって13:35、やっとこ下山。もう登山なんてアホくさいものはやめようと、激しく決意させる厳しい山行だった。
娘の下校時間には間に合うまい、しかしとにかく急がねばと、山バッジを買うため道の駅九頭竜へ。そこで650円払って出してもらったバッジは、あのアンケートを答えるとどっかでただで貰えるバッジと同じのダサいやつだった

……もう、しばらくソロは勘弁。なんか色んな意味で疲れた山だった。

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体力レベル
3/5

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