大倉〜丹沢山〜大山 天王寺尾根から大山北尾根
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- GPS
- 10:55
- 距離
- 25.6km
- 登り
- 2,619m
- 下り
- 2,588m
コースタイム
- 山行
- 9:56
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 10:54
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:大山ケーブルバス停、小田急伊勢原駅 丹沢フリー切符利用 |
コース状況/ 危険箇所等 |
天王寺尾根(丹沢山〜天王寺峠) 丹沢山頂上付近は少し積雪ありますが、木道部分に雪はなく、アイゼンは不要。ただし、雪の上は滑りやすいです。 天王寺峠〜本谷橋 樹林帯を抜けて涸れ沢に出たところから登山口付近まで大規模に崩落しています。沢を歩くと登山口に出ます。崩落個所は崩れやすいので、沢の真ん中あたりを歩いた方がいいです。 本谷橋〜札掛(丹沢ホーム) 上り口付近に崩落があり河原を迂回します(ピンクリボンあり)。最初しばらく上るが、中腹付近からトラバース路になります。破線ルートですが、アップダウンが少なく、歩きやすいです。途中、橋の崩落あり。また、歩行に支障はないものの、登山道直下の土砂が崩落している箇所が見られます。 札掛〜札掛橋 この区間、なぜかヤマレコの入力ができない。河原を通って吊り橋に向かいます。特に問題ありません。 札掛橋〜大山登山口(地獄沢橋) ヤビツ峠方面に車道を歩きます。 大山登山口〜大山北尾根 破線ルート。登山道は明瞭ですが、登山口から大山北尾根まで、ほぼ直登で、かなりの急登です。地図に、北尾根との分岐が不明瞭とありますが、特に分かりにくくはありません(標識はない)。鉄塔が目印になります(登山道は鉄塔を通過する)。 大山北尾根〜大山山頂 破線ルート。小ピークを2つ越えますが、ここも、なかなかの急登です。標識やピンクリボン等がほとんどないですが、登山道は明瞭で迷うことはないと思います。大山頂上の無線施設(テレビの固定局)が、目印になります。山頂付近に少し積雪ありますが、地表が見えておりアイゼンは不要と思います。 |
その他周辺情報 | 立ち寄りなし |
写真
装備
備考 | 気温が高く、大量に水を消費しました。スポーツドリンク500ml、水500ml、サーモス500ml持参しましたが、全然足りませんでした。夏山と同じくらい持っていってもいいと思います(幸い丹沢ホームで水をいただきました)。 |
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感想
天王寺尾根と大山北尾根を使えば、丹沢山から大山に直接行けると考えたのですが、以下の点が疑問でした。
・本谷橋〜札掛、大山北尾根は破線ルートだが、どのくらい大変なのか?
・レコで山行計画を入れようとすると、札掛〜札掛橋がなぜか入らない(道は繋がっ
ているか?)
・通行止めで通れない箇所はないか?
これらの疑問を解消するため、いろいろな方のレコを参考にさせていただき、実際に行ってみました。
今回のルートで一番気を使ったのは、天王寺峠から先の崩落箇所です。登山道が途中で切れていて、ルートを見つけるのに苦労しましたし、涸れ沢の両側の土砂が崩れやすく、少し間違えば事故に繋がる危険があると思います。
破線ルートについて、本谷橋〜札掛は、橋の崩落やトラバース路の崩落等のリスクはあるものの、登山道自体は比較的歩きやすかったと思います。大山北尾根については、崩落のような危険はないものの、急登でもあり、登山道に標識やピンクリボン等がないという点で、やはり一般登山者向けの道ではないように思いました。
今回、私の頭から抜けていたのは標高差です。天王寺尾根と大山北尾根を使えば、一筆書きで丹沢山から大山まで行けるのですが、実際は、丹沢山を一度下り、本谷橋から札掛を経て(標準タイム1時間半)、改めて大山に登るといった形です。塔ノ岳から表尾根を縦走しイタツミ尾根から大山に登頂したことがありますが、その時と比べても、上りも下りも累積標高が500メートルずつ多くなっています。時間的に厳しかったのは、そこに原因があったと思います。
今回、このルートで無事登山できましたが、大雨や台風の後は、地盤が緩み、さらに崩落が進む可能性があります。行かれる方は、どうかお気をつけください。
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