編笠山-西岳(富士見高原リゾートから周回)
- GPS
- 05:35
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,331m
- 下り
- 1,315m
コースタイム
- 山行
- 4:56
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 5:32
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前日は祝日でおそらく降雪もないためトレースも残っているだろう、風もそんなに強くないし絶好の登山日和ではなかろうかと予想していたが青年小屋から西岳以外は概ね予想通りだった。 天候次第でだいぶ変わると思うが、今日はチェーンスパイクとトレッキングポールのみで特に危険なこともなく周回することができた。 不動清水もしくは盃流しまではどうにかチェーンスパイクなしでも行けた。しかし五叉路分岐までの間に踏み固められたツルツルの場所も多くあるので早めにチェンスパor軽アイゼンを履いたほうがよい。 この日は森林限界越えてからも風が弱く、前日のトレースも残っていたため編笠山山頂まではほとんど難所もなかった。山頂直下のゴロも踏み抜くことなく通過できた。前日の天候次第ではトレースが消え大変かもしれない。 編笠山から青年小屋まではそこそこ急で雪もまあまあ積もっていたが、富士山の大砂走り的な感じ?で滑り落ちるように下ることができ爽快だった。逆に登りだとかなりキツイかもしれない。 青年小屋から西岳まではところどころトレースが吹き溜まりになって埋まっており、ラッセルしなければならない場面もあった。深い所だと腰あたりまで積もっているところもあった。マーキングがあるから迷わないけど、無かったらかなり迷いやすいと思う。西岳直下は多少急だが吹き溜りもなく楽に登れた。 西岳から不動清水までは特出したところもなくトレースばっちり、チェーンスパイクを履いていれば全く危険なこともなかった。 不動清水の水場はギリギリ流れていたがコケがかなり生えていて、周りに虫も湧いていたため飲む気にはなれなかった。 帰りは工事現場も動いていたので平日は気をつけて歩くこと。 |
その他周辺情報 | 駐車場から5分ほど登ったところの登山口前にある工事用トイレが一般登山者にも開放されている。 青年小屋は営業していないため道中にトイレはない。 |
写真
感想
あまり雪山に挑戦するつもりはなかったが、最近全く運動していなかったらお腹まわりに脂肪がついてきたこと、たまたま仕事は休みを貰え天候も良さそう、職場の人から西岳・編笠山くらいだったらトレッキングポールと軽アイゼンで登れるよと聞いていたこともあり登りに行くことに。
持ち合わせている雪山装備はチェーンスパイクしかなかったので数日前にAmazonでゲイターとスノーバスケットを購入した。
ザックはいつも夏使っている20Lのサロモンのものに、ふるさと納税でゲットしたオクトスのサコッシュを使用した。
トレッキングポールは昨年末に中国から届いたNaturehikeのカーボンのもので、奇しくも?雪山の安全に関わる装備(チェーンスパイク、トレッキングポール、ゲイター)は中華頼りになってしまった。
不動清水に行くまでは西岳からの周回予定だったが少し先を歩く老夫婦も西岳に登ろうとしている様で(なんかけんか?してたっぽくて不穏な空気を感じたので)急遽編笠山から攻めることにした。コース的にもこの選択は大正解だったと思う。
久々の山登りで、森林限界に出た時と山頂が見えたときに思わず声を出してしまった。誰もない山頂は最高に気持ちが良かった。
富士山もよく見え、天候も悪くなかったが高層に薄い雲がかかっているのか空は白っぽく、いわゆる八ヶ岳ブルーは見えなかった。
編笠山から青年小屋までの下りはとても気持ちよく、滑り落ちるように駆け下りてしまった。雪山の下りはとても楽しいのを覚えてしまった。
青年小屋から西岳までのトレースが消えているところは腰下くらいまで埋もれるところがあってかなりキツかった。久々の山行というのもあり太ももが攣りそうになった。
やっぱり定期的に身体を動かしておかないとすぐに体力が落ちてしまう。これからは天候の良さそうな日にちょこちょこ登ってみようと思う。
最初に前を歩いていた老夫婦以外には3人としかすれ違わなかった。みな単独行動の方だった。
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