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記録ID: 291765
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ハイキング
甲信越

栂峠・新三郎

2013年05月02日(木) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
2.8km
登り
238m
下り
233m

コースタイム

栂峠登山口9:05……9:30栂峠9:35……9:45東方派生尾根(引返し)……9:55新三郎北鞍部……10:15新三郎山頂10:35……11:05栂峠……11:30栂峠登山口
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
栂峠林道の登山口に1、2台駐車可
コース状況/
危険箇所等
北相木村の県道124号線加和志ダム脇から栂峠林道(ほとんどの地図には載っていない道)に入り、3キロ位走ると林道が栂峠沢から離れ右岸を大きく高巻く。右カーブに送電線巡視路「西群馬幹線103←・104→」の標識のある地点が登山口で、よく見ると階段の上部に「栂峠→」と道標がある。
登山口:奥に栂峠への道標がある。
2013年05月02日 18:16撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
5/2 18:16
登山口:奥に栂峠への道標がある。
倒れた道標
2013年05月02日 09:11撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
5/2 9:11
倒れた道標
薄い踏み跡
2013年05月02日 09:13撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
5/2 9:13
薄い踏み跡
尾根上にあった祠
2013年05月02日 09:18撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
5/2 9:18
尾根上にあった祠
栂峠と古い石仏
2013年05月02日 09:34撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
5/2 9:34
栂峠と古い石仏
群馬側には林道と立派な看板が
2013年05月02日 09:36撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
5/2 9:36
群馬側には林道と立派な看板が
間違えた東側支尾根への登り
2013年05月02日 18:17撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
5/2 18:17
間違えた東側支尾根への登り
新三郎との鞍部、平坦なところ
2013年05月02日 09:53撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
5/2 9:53
新三郎との鞍部、平坦なところ
取り付いてすぐ、シャクナゲのヤブとなった
2013年05月02日 18:17撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
5/2 18:17
取り付いてすぐ、シャクナゲのヤブとなった
最初の岩場は右に巻く
2013年05月02日 10:03撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
5/2 10:03
最初の岩場は右に巻く
手製の山頂プレート
2013年05月02日 18:18撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
5/2 18:18
手製の山頂プレート
山頂から御座山
2013年05月02日 10:23撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
1
5/2 10:23
山頂から御座山
南アルプス
2013年05月02日 10:24撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
1
5/2 10:24
南アルプス
八ヶ岳
2013年05月02日 10:24撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
1
5/2 10:24
八ヶ岳
登山道から見上げる新三郎
2013年05月02日 11:18撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
5/2 11:18
登山道から見上げる新三郎
撮影機器:

感想

栂峠から新三郎に登ってみた。
栂峠林道は、国土地理院の地形図や昭文社の登山地図には載っていないが、かなり栂峠に近いところまで登っているのでこれを使わせてもらった。
林道を進み、栂峠沢から離れ右岸を大きく高巻くようになると右に大きくカーブする地点に登山口がある。道路脇には「西群馬幹線103←」「西群馬幹線104→」の標識があり、そこから階段が始まっている。その5mほど上部に「栂峠→」の道標がある。
 階段を5分ほど登ると同じ道標が倒れていて、矢印は右を指しているが、階段はそのまま左手のほうに続いている。右側には薄い踏み跡があるだけなので、間違ってそのまま階段を上がってしまうと、尾根上の鉄塔に出てしまうようだ。その薄い踏み跡を辿ると次第に明瞭になり、尾根を巻くところには小さな祠があった。尾根を巻いて少し下り気味になり、沢の源頭を過ぎると道幅も広くなった。これが本来の栂峠街道だろう。そこからひと登りで栂峠に着いた。
 栂峠は古いお地蔵さまが鎮座するだけの静かなところだったが、群馬側には古い林道が登ってきていた。これは地形図にも載っている道だ。そこには場違いと思われる様な、道路標識みたいな立派な道標があった。一方が「ぶどう峠」を指している。その方向に少し進んでみると林道は尾根から離れて行くので、そこから尾根に上がった。尾根上に境界の赤い杭が打ち込んであったので、これが県界の印と思い込んで地形図もよく確かめずに登り始めた。少し登ると、どうもおかしい。右手の尾根のほうがどう見てもこっちより高くなっている。そこで地形図を取り出して見て、東の支尾根に登っていることに気がついた。要所での確認を怠るとこういうことになる。
 地形図を見ながら本来の県界尾根に戻る。そこは栂峠の南側で峠より少し低くなっている場所だったが、平坦で迷いやすい場所でもあった。その平坦の南の端からいきなり急登がはじまった。シャクナゲの密生するヤブとなっていた。県界標識がポツポツとあるが、ヤブで見つけづらい。ほぼ直登すると岩場に突き当たったが、右手に踏み跡を見つけ回り込んで上部に出た。そこからは岩稜となり、若干のアップダウンののち、山頂に着いた。三角点と手製のプレートがあるだけの自分好みの場所だった。南西側が開けていて、目の前に北相木の谷を挟んで御座山が、その右奥には南アルプス、そして西側には八ヶ岳と素晴らしい眺めだった。
 しばらく眺めを楽しんで下山にかかった。道は不明瞭なので、慎重に道を確かめて下ったが、それでも何度か間違えそうになった。無事栂峠まで戻り、そこから栂峠林道まではあっという間だった。
 往復2時間半ほどだったが、面白い山だった。今度はシャクナゲの季節に来てみようと思った。

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