船津山《京都百名山No.1》
- GPS
- 05:46
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 833m
- 下り
- 834m
コースタイム
- 山行
- 5:27
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 6:09
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
船津山山頂で50僉帰りの林道は膝上ラッセルあり その他は略無積雪 |
写真
感想
京都縦貫道を走ると平日とあって通勤の車でそこそこ混雑していた。伊根町本庄上(ほんじょうあげ)の駐車場に車を止め、田圃の向こうの山の上から流れ落ちる布引滝を正面に見てテンションが上がった。山頂域からいきなり滝があると云う不思議な光景だ。滝の落差は96mもあり、夏場などは枯れていることが多いようだ。
獣害防止の扉を開け林道に入るとすぐに登山道が左に分岐した。滝から続く谷の北側の尾根を登りだすと、「布引の滝の全景スポット」の案内に従い左に分岐して見に行ったが途中で道を見失い辿り着けなかった。引き返すのも面倒なので斜面を這い登り地形図にある布引滝下部への道に合流を図った。殆ど登山道から分岐した直後の場所で合流した。ほんの少し開けた箇所に到ると、「耕作跡」と表示のあり、嘗て稲作が行われていた処だと案内があった。布引滝下部に到り見上げると優しく流れ落ちる見事な滝が見られた。
登山道に出て滝上へとジグザグに登って行った。小ピークとの鞍部で分岐して滝口を目指した。途中展望の利く箇所があり浦島漁港越しに鯛釣岩が望めた。「通行止め」の表示があったが越えて行くと布引滝の落ち口に到った。細い谷で上から見下ろすことはできず全容は掴めない。梺から見ると山頂域の括れから流れ落ちる不思議な光景だったが滝の上は盆地のような地形で広く水を集めているようだ。枯れているときが多く幻の滝ともいわれているようだが今は雪解け水を集めてしっかり滝は出ている。
雲竜山へは西に迂回して鞍部から目指すのが順路のようだが落ち口から北尾根に取付き這い上がることにした。少し上流に行くと程よい傾斜の部分があり小川のような流れを飛び越えて取付いた。踏み跡は全くなく棘のある木を避けて登り、稜線に達すると藪は薄くなり獣道なのか微かな踏み跡が見られた。雲龍山(358m)山頂は何の表示もなく、展望も利かず3等三角点「滝ノ山」だけがあった。雲龍山は別名「滝山」とも呼ばれ西に方にもう一つピークがある双耳峰で雲龍山西峰(350m)としておいた。
西峰から北北西に進路を変え、下って行くと西側から林道が現れ合流した。小ピークの西側を巻いて進むが此の先何処に行くのか分からず稜線を忠実に歩いた。林道は尾根の張出しを迂回して戻ってきたが幾つにも枝分かれして山に張り巡らされているようだ。鞍部で林道が交差し先に続く稜線も林道が絡みついていた。P410を過ぎると船津山山頂を目指す地形図にも描かれた林道と交差し、もう一度近づいたがそれっきりで林道とは決別した。
船津山(548m)山頂に近づくと結構な積雪があり、ツボ足で20冂沈み込んだ。小広い山頂には何の表示もなくガッカリ、積雪は50儷瓩ありそうで曲がった木の幹に腰掛け昼食休憩にした。帰りは東側に付いている林道を歩いた。山頂から東に100mも進むと林道に達し辿って行くが吹き溜まりもあり林道の積雪は凄く、膝上のラッセルの部分もあった。梺からは白いものが全く見えず輪檋は車に置いてきたが、此処では有効に活躍しただろう。相棒はスパッツすら置いてきてしまった。この林道は最早廃道と化した道跡で真ん中に木が生えたり、落石が思うままで雪の下はどうなっているのか分からない。45°位の傾斜で雪が積もっている難所もあった。
登るとき歩いた稜線と林道が交差する箇所まで来ると雪は殆どなくなり西側斜面へと回り込んだ。長延河来見林道の峠で船津山の林道が終わり河来見へと下って行ったが直ぐに「長延河来見林道終点」の標識があり途端に道が悪くなった。地形図には二重線で描かれているが廃道と察せられる状態となった。船津山の西側に旧京都百名山No.1の権現山(601m)があり、平成28年10月にシリーズ第1回目の山行を行った。道のない山でこの林道に下りて来たことがある。
軈て河来見の廃屋が見えてくると人里で集落上部は廃村然としているが下の方は未だ生活があるようだ。畑に猪のいるのが目撃された。河来見川が渓谷となり筒川に合流すると野村集落でここも半分は空き家だった。車道歩きで雲龍山の南を峠越えして本庄上の集落に入り駐車地点に戻って周回登山を終えた。桂川に16:40に帰着しイオンモールで串カツを食べて分れた。
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