ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2921530
全員に公開
山滑走
大雪山

厳冬期トムラウシ山

2021年02月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:00
距離
19.9km
登り
1,637m
下り
1,629m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:52
休憩
0:08
合計
9:00
3:46
357
9:43
9:51
175
12:46
ゴール地点
天候 ホワイト
・トムラウシ公園付近から風強くなる
・−10℃程度で激サムではなかった
・晴れ予報だったのに残念、さすがは厳冬期
過去天気図(気象庁) 2021年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場は東大雪荘を利用させていただく
コース状況/
危険箇所等
◆東大雪荘〜カムイサンケナイ川源頭部手前
・ユウトムラウジニノ沢のスノーブリッジあり
・尾根とりつきは急斜面
・その後は平坦
・1272m後は急斜面

◆カムイサンケナイ川源頭部〜トムラウシ公園
・1504m過ぎたらカムイサンケナイの大トラバース、視界不良時に注意、雪少なく一部クラスト&ハイマツで悶絶、帰りのトラバースは太もも崩壊

◆トムラウシ公園〜南沼キャンプ場
・向かい風になるため装備注意
・視界不良時に注意

◆南沼キャンプ〜トムラウシ山山頂
・最後の急斜面、頑張って!!
ao)スタート地点の東大雪荘
2021年02月13日 03:49撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
2
2/13 3:49
ao)スタート地点の東大雪荘
Ryo)ヘッデン付けてGO!
2021年02月13日 03:53撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
1
2/13 3:53
Ryo)ヘッデン付けてGO!
新月の夜、暗闇を裂いて出発
Ryo)アオさんは光のスピードで進んでく
2021年02月13日 05:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
2/13 5:14
新月の夜、暗闇を裂いて出発
Ryo)アオさんは光のスピードで進んでく
Ryo)夜明け前の前トム
2021年02月13日 06:08撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
3
2/13 6:08
Ryo)夜明け前の前トム
ここが冬山なのか、、、
2021年02月13日 06:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
2/13 6:29
ここが冬山なのか、、、
切り立った稜線歩き
2021年02月13日 06:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
2/13 6:46
切り立った稜線歩き
Cトラでバックパックのバンドが肩に食い込む
2021年02月13日 07:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
8
2/13 7:29
Cトラでバックパックのバンドが肩に食い込む
ao)何も見えない
2021年02月13日 08:23撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
2
2/13 8:23
ao)何も見えない
南沼キャンプ場を通過
2021年02月13日 08:57撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7
2/13 8:57
南沼キャンプ場を通過
頂上直下を最後の力を振り絞って登る
2021年02月13日 08:57撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
2/13 8:57
頂上直下を最後の力を振り絞って登る
Ryo)白髪リーゼントなトムラウシ
28
Ryo)白髪リーゼントなトムラウシ
ao)山頂標識におじぎをする礼儀正しいりょうさん
2021年02月13日 09:27撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
13
2/13 9:27
ao)山頂標識におじぎをする礼儀正しいりょうさん
とったど〜
2021年02月13日 09:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
15
2/13 9:29
とったど〜
ao)集合写真
Ryo)景色は残念だけど心は錦!
2021年02月13日 09:32撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
23
2/13 9:32
ao)集合写真
Ryo)景色は残念だけど心は錦!
そそくさと退散
2021年02月13日 09:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
2/13 9:53
そそくさと退散
Ryo)驚きの白さ!
2021年02月13日 11:03撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
4
2/13 11:03
Ryo)驚きの白さ!
Ryo)なまら斜め!
2021年02月13日 11:09撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
1
2/13 11:09
Ryo)なまら斜め!
マジ勘弁です
板と心が傷つくわ
2021年02月13日 11:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
2/13 11:10
マジ勘弁です
板と心が傷つくわ
ao)トラバースポイントまで戻ったところで視界が出てくる
2021年02月13日 11:10撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
1
2/13 11:10
ao)トラバースポイントまで戻ったところで視界が出てくる
Ryo)カムイサンケナイ大トラバース!スケールが大きいです
2021年02月13日 11:12撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
10
2/13 11:12
Ryo)カムイサンケナイ大トラバース!スケールが大きいです
ao)豆粒みたいなトトさんがトラバース中
2021年02月13日 11:13撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
7
2/13 11:13
ao)豆粒みたいなトトさんがトラバース中
ao)昭和スタイル?のスキー写真
2021年02月13日 11:28撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
10
2/13 11:28
ao)昭和スタイル?のスキー写真
冬尾根滑走!
2021年02月13日 11:47撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
11
2/13 11:47
冬尾根滑走!
Ryo)少しデコボコだけど楽しい!
2021年02月13日 11:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6
2/13 11:47
Ryo)少しデコボコだけど楽しい!
Ryo)トトさんスマイルっすね!
2021年02月13日 11:47撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7
2/13 11:47
Ryo)トトさんスマイルっすね!
Ryo)川にはもこもこなマシュマロマン
2021年02月13日 12:36撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
2
2/13 12:36
Ryo)川にはもこもこなマシュマロマン
Ryo)ゲッザーン、ヘトヘトになりましたわ
2021年02月13日 12:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7
2/13 12:44
Ryo)ゲッザーン、ヘトヘトになりましたわ
Ryo)東大雪荘の近くでエゾクロテンを見れました
17
Ryo)東大雪荘の近くでエゾクロテンを見れました

感想

僕よりもかなりレベルが高いおふたりアオフクロウさんとトトさんで厳冬期のトムラウシ山へ。見事にコテンパンにやられましたわ。

−−−
東大雪荘を四時前にスタート。バナナが凍って釘が打てるほど冷え込んでいなかったので、ガチブルじゃなかった。良かった。スタート直後、やっぱりアオフクロウさんはえーッス。ヘッデンが遠くにある星のような輝きになった。追従するのに必死。二年前に積丹岳に行った時も早かった。すごい。トトさんのテムレスはビチャビチャになってお亡くなりになったとのこと。

冬尾根のとりつきは急斜面で、ズリズリ登りそれを越えたら平坦歩き。1502m手前の斜面は急だったけどなんとかクリア。そして今回の核心部であるカムイサンケナイ源頭部の大トラバースへ。

それにしても真っ白。快晴予報だったけどどうしたんだー。オーマイサン。嘆いても晴れは来ないのでせめても心だけは晴れにしよう。カムイサンケナイのトラバース手前はカリカリ斜面で真っ白。スキーのエッジが外れたらコマドリ沢に落ちてしまう。こわっ!心が曇ってきた。横にトラバースするのが、カリカリとハイマツのせいで上へ行くしかなかった。尾根の近くの歩くためシートラ&アイゼンに換装。よく爪が効いた。しかし、スキーが重い。途中でスキーデポ案も出たが、アオフクロウさんから山スキーヤーの矜恃を教えてもらい山頂まで担ぐ!気合入りました!!

休みながらガシガシ登りトムラウシ公園手前へ。真っ白で風が強くなった。かなり余裕がなくなったけどアオフクロウさんやトトさんがいるので心強かった。本当に感謝。黙々と歩き南沼キャンプ場へ。そこからは強風に煽られながら山頂を目指す。そこが一番ヘロヘロになった。斜度がキツく、肩にスキーの重みがずっしり。登ってる途中、上を見あげると山頂標高がゆらゆら動いてる。錯覚か!と思ったらアオフクロウさんの太板だった、笑。トトさんも同じことを思ったらしい、笑。

アオフクロウさんが途中で止まり、山頂一番乗りを譲ってくれた。北海道一の紳士ですな。約6時間で厳冬期のトムラウシ山に到着。感無量!辛かった局面もあるけどベテランのお二人に助けられました。ありがとうございます。

山頂は穏やかだったので休憩してから下山へ。トムラウシ公園までスキーを担いで、カムイサンケナイの大トラバースへ。初めはカリカリとハイマツで恐怖以外の何者でない!滑落したらコマドリ沢行きだ。しかしスキーはエッジが効いてよい。中間は雪が少ないけどカリカリ斜面にはなってなかったのでなんなくクリア。その後は太ももをパンパンにしかながらの滑走をこなして無事に下山。お疲れ様でした。ヘロヘロになりました。

今回はベテランのお二人が居たから良かったものの、まだまだ自分の知識・技術・装備・体力・時の運が足りないとことを痛感した。おそらく何年も山スキーをやってると思うので鍛え直しが必要だな。次の目標まで頑張りまする。アオフクロウさん、トトさんありがとうございました!

りょうさん、トトさんとトムラウシ山を登ってみた。僕は前回夏道側から登ったので冬尾根から登るのは初めて。トトさんは冬尾根からは何度か登ったことがあるとのこと。りょうさんは初の冬トムラウシとのことだった。

天気が良さそうとのことだったけど登ってみると予報に反してガスで強風。気温が高めで寒くなかったのが幸いだった。大トラバース地点は少し硬かったので尾根に登ってアイゼンで歩いたがこれは失敗だった。そのままスキーで進んだ方が早くて楽だったと思う。それでもバリズボが少なくてアイゼン歩行もまあ楽しい気分だった。真っ白で視界がないのも集中力が増して良いのかもしれない。トムラウシ山の山頂もガスで真っ白だけど風が弱かったので案外快適な山頂だった。

帰りは山頂直下の岩地帯を下りたところでスキーを履く。視界が悪いので方向を確かめながら慎重に滑る。硬めのデコボコ斜面で太ももが破裂しそうだった。大トラバース地点辺りまで下りると薄っすらだけど視界が出てくる。ようやく見えた景色に心が癒された。

トラバース地点ではトトさんの完璧なルート取りでほぼ標高を落とさないで尾根まで戻ることができた。その後の尾根滑りは上の方はそこそこ楽しい滑り。途中でまったりとランチ?タイムとした。下の方は腐れ雪で難しい滑り。麓は穏やかな雰囲気で春のような陽気だった。りょうさん、トトさんありがとうございました!

全道的にザ・デーになるとの事で、りょうさんからのお誘いでトムラウシ山にアオさん、りょうさん私の3人で行って来ました
しかしザ・デーどころか太陽はおやすみ、代わりに強風ガスガス眺望無しのお天気(>_<) でも負けずに新月の暗闇を引き裂いて出発
今日は、アオさん機関車、、いや新幹線、、いやスペースシャトルが鬼引き
口から心臓が飛び出しそうになるのを押さえつつ必死のパッチで着いて行く
あっという間に高度を上げて行くが、雪が少な過ぎ!たまらずCトラにして爪を履きましたが、強風に煽られ、よたよた歩き、教官から板をデポする事も許されず頂上まで我慢の登り、帰りは逃げる様に退散しました
アオさん、りょうさんありがとうございました

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:3909人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら