常念岳・パノラマ満喫♪
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- GPS
- 31:20
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,924m
- 下り
- 1,914m
コースタイム
4/29 7:00常念乗越-8:00横通岳-9:00常念乗越-12:00ヒエ平登山口-12:30駐車場
天候 | 4/28晴れ☀ 4/29晴れ☀時々☁ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山道入口手前(約1.5km)に駐車場あり。 トイレ・登山指導所が登山道入口にあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポストは登山口の登山指導所にあります。 ・王滝ベンチ辺りから先は雪道です。 ・常念乗越の手前は夏道ではなく雪渓を直登します。(かなりきつい坂道です。) ・常念小屋周辺ではDOCOMOが通じました。 ・常念乗越から山頂まではアイゼン必要です。 |
写真
感想
涸沢に入り、奥穂か北穂と考えていましたが、前日にネットで調べて見ると「吹雪のため横尾から先入山規制」とのこと。翌日に解除になる保証もないので、行き先を急遽変更して、昨年大当たりだった常念へ行くことにしました。
深夜に車で登山口に向かいました。道路が大丈夫か心配(すでにノーマルタイヤに履き替えているので)でしたが、道には雪は無く、登山者用駐車場まで問題なく入ることが出来ました。
翌朝、天気は上々です。常念の先端がモルゲンロートに染まっています。新しい雪で真っ白に化粧直しをしています。駐車場からは車道を1.5Kmぐらい歩き、登山口に向かいます。登山口の指導所では、係りの方が登山届を回収しながら、「アイゼンは持ってますか?」などとチェックをしていました。しばらく樹林帯の中を進むと間もなく雪が出てきます。一時間余り進んだ王滝ベンチあたりから本格的な雪道になります。昨年は、ずいぶん踏み抜きがありましたが、今年はまだ大丈夫です。
烏帽子沢も雪に埋もれています。
さらに進むと樹林帯を抜けて雪渓の道に出ます。竹竿に導かれ、谷筋を進んで行きますが、久々の天泊装備が堪えます。徐々に斜度を増す雪渓は昨年も辛い思いをしましたが、今年もやっぱり辛かった・・。前後して進んでいたパーティーの方々は、下りの登山者とすれ違うたびに「あと、どのくらいかかりますか?」と訪ねていました。(その気持ち、よく判ります。)
急斜面を過ぎると間もなく常念乗越に出ます。ワクワクする瞬間。
今年も素晴らしいパノラマが目の前に広がりました。
常念小屋で、テン泊の申し込みをした後、展望の良いお気に入りの場所にテントを設営。雪は端の方にしか残って居らず、地面がぬかるみ始めていたので、雪を足してその上にテントを設営しました。少し腹ごしらえもして、早速常念に向かいます。稜線上は雪が少なく、初めは岩と雪道のミックスですが徐々に雪道が増えてきます。かなり固くなっているところもあるので、アイゼンを付けて登りました。
眺望を楽しみながら十分時間をかけてゆっくり登り、さらに山頂で1時間余り眺望を楽しみました。
テントに戻り、今度は夕食の準備をしながら夕景を楽しみました。夜はテントの前で星空の写真撮影。ちょっと寒くてすぐにギブアップしてしまいました。
あくる朝、本当は横通岳の山頂でご来光を迎えようかと考えていたのですが、
風が強くてくじけました。またも、テントの中から無精して槍穂の景色を眺めます。でも、後ろを振り返ると薄雲が赤く染まっているので、そろそろとテントを抜け出して東側を眺めに行くと、それはそれは素敵なご来光が拝めました。
テントをたたんで、横通岳まで朝のお散歩。槍穂の山稜は雲に隠れてしまいましたが、下りで雷鳥のつがいに遭遇しました。常念では昨年に続き2回め。蝶ヶ岳を併せて、この稜線では3回連続の雷鳥でした。
夕日、星空、朝日、雷鳥と大満足。今年も素敵な景色に巡り会えました。
usatakoさん
こんばんは、素晴らしい常念ですね〜。
28日に横尾を通りましがたが、涸沢へ向かう横尾大橋には、
ロープが張られていて山岳警備隊の方々が入山規制をしていました。
「強制ではない」とのことでしたが…。
5月2日〜4日で常念山脈を縦走してきました。
usatakoさんの写真ほど上手ではありませんが、
これから記録を整理するのでアップしたら見てやってください。
表銀座縦走、お疲れ様でした。写真拝見させていただきましたよ。そちらのコメントにも書かせていただきましたが、もう、うっとりさせていただきました
4/27は槍ヶ岳方面も入山規制だったそうですね。槍ヶ岳山荘グループの穂苅さんのブログには「27日には、この時期に槍ヶ岳に来たこともない人たちが、現地の状況を確認しないまま勝手に入山規制をして、皆様にご迷惑をお掛けしたことをお詫び方々報告致します。」とありました。ちょっと興味深い話ですね。
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