真冬の寒さと春の陽気を体験、比良山系テン泊全山縦走


- GPS
- 30:23
- 距離
- 33.0km
- 登り
- 2,474m
- 下り
- 2,647m
コースタイム
■5月2日
平バス停 登山口 8:15
(45)
9:00 アラキ峠 9:00
(30)
9:30 権現山 9:35
(20)
9:55 ホッケ山 10:00
(40)
10:40 蓬莱山(昼食) 11:50
(15)
12:05 打見山 12:25
(10)
12:35 木戸峠 12:35
(30)
13:05 比良岳 13:10
(10)
13:20 葛川越 13:20
(20)
13:40 烏谷山 14:00
(15)
14:15 荒川峠 14:15
(50)
15:10 金糞峠 15:15
(15)
15:35 北比良峠 15:35
(15)
15:50 八雲ヶ原 (テント設営・泊)
■5月3日
八雲ヶ原 (テント場) 5:20
(35)
6:05 コヤマノ分岐 6:05
(15)
6:20 武奈ヶ岳 6:40
(30)
7:05 細川越 7:05
(25)
7:30 釣瓶岳 7:45
(10)
7:55 イクワタ峠(ルートミス) 8:15
(20)
8:35 ササ峠 8:35
(20)
8:55 地蔵峠 9:20
(20)
9:45 ヨコタニ峠 9:50
(10)
10:00 アラ谷峠 10:00
(10)
10:10 須川峠 10:10
(10)
10:20 滝谷ノ頭 10:30
(50)
11:20 蛇谷ヶ峰(昼食)12:30
(100)
14:10 てんくう温泉 (ゴール)
※ 朽木学校前バス停までのシャトルバスは16:20発
天候 | 5/2 雨のちミゾレのち曇り 5/3 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
復路は てんくう温泉(無料シャトルバス)⇒朽木学校前バス停(京都交通バス)⇒平バス停 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※1日目の八雲ヶ原まではルートは明瞭 2日目の釣瓶岳を下ってイクワタ峠からは道迷いの可能性が大きいので要注意 □■□■ルートが分かりづらく間違いやすい箇所 ※今回は2日目の八雲ヶ原からゴールの「てんくう」間で、4回間違って引き返しました。 イクワタ峠の標識が倒れていて方向が不明瞭 ※蛇谷ヶ峰の方角に誘い込まれてしまう。 ここはほぼ、右に直角に曲がるのが正解 地蔵峠からヨコタ峠に行くルートが不明瞭 ※林道沿いに西北に延びる尾根に引き込まれやすい 畑方面に下りる道の左横尾根を下るのが正解 蛇谷ヶ峰からてんくう温泉に下るルート ※いくつかのルートが有り、標識も不明瞭 方角をしっかり確認し北東方向に行くのが正解 ベンチのある分岐で明解に標識がある箇所 ※・・今回、さわらび草原の方に行きかけた ここは標識で左に直角に曲がるのが正解 ○ 道の状況 危険な箇所無し(雨でぬかるんだ箇所、多数) ○ 登山ポスト 平バス停の前に有り ○ 下山後の温泉 くつき温泉「てんくう」 ○ 下山後のコンビニ 朽木学校前バス停横にローソン有り |
写真
感想
【充実した今年初のテン泊縦走】
以前から比良縦走を日帰りで行くかテン泊で行くか検討していましたが
今回はGW後半戦にテン泊で行くことになりました
天気予報では2日が曇り、3日が曇りのち晴れでしたが神戸付近まで
快晴で青空だったのでウキウキでした
amaさんとの待ち合わせ場所に予定より早く到着して合流し滋賀県に入った
所から雨がポツポツ降り出し平バス停に着いた時には普通の雨になっていました
テン泊装備で雨は辛いけどそんなに降らないだろうと高をくくっていたら
雨がやがて雪に変わって高度を上げていくと次第に雪が積もっていました
はじめて歩くルートで景色を楽しみにしていましたがまっしろけで何も見えません
なんとか蓬莱山の頂上のリフトが見えた時には避難小屋で休憩できると思い
ほっとしました
朝も早く寒さで体力も消耗しているので雨風がしのげる避難小屋で少し早目の
昼食にしました
冷え切った体でカップラーメンは何ものにも代えられない美味しい食べ物に
感じられました
去年息子と来た時もここで昼食を食べた後天気が回復して雲がとれて琵琶湖が
見えたのでかすかな期待をしていました
今回もゆっくり1時間程休憩してから出発し少し下りて行くと次第に雲が流されて
真っ青な琵琶湖が目の前に広がったり消えたりを繰り返しました
打見山山頂で記念写真を撮りトイレを済ませ水を確保してから先に進みました
蓬莱山から八雲ケ原までは以前歩いたことがあるので私が先導して歩いて行きました
前回は金糞峠から川沿いを歩きましたが今回は縦走コースである北比良峠を通る
ルートで今回のテン泊予定地の八雲ケ原に到着しました
先に一人テントがありましたが大きな木々の下のベストポジションに張ることが
できました
この寒さの中でテント泊がはじめてなので早々と食事を済ませ着れるものを装着
してシュラフに潜り込みとりあえず寝ることにしました
PM7:00頃から寝て3時間ごとに目が覚めトイレを済ませたりうとうとしながら
AM3:00には起きて朝食の準備をして約束のAM3:30からamaさんと一緒に食事を
済ませました
各自テントを撤収してAM5:20にテン場を出発していよいよ二日目のスタートです
夜中に星空を見て確信していましたが見事な御来光を見ながらゲレンデ後の急坂を
上って行きます
朝一から急な上りですが昨日とは違い常に温かい太陽に見守られながら歩いている
ので気分は壮快です
山頂付近はいつも風が強い印象がありますが今日は比較的穏やかで360度の大パノラマ
を満喫することができました
写真を撮っていると昨日打見山でお会いした単独の若者がやってきたのでツーショットの
記念写真を撮ってもらいました
この方には後にくつき温泉に到着した時に丁度帰られる所だったので同じく写真を
撮ってもらいました
山頂からの下り道が雪解けで足場が最悪な状態で何度も滑りそうになり疲れました
細川越からははじめてのルートだったので注意しながら歩いていましたが釣瓶岳を
下ってからは何度もルートミスをしてはGPSで確認する作業を繰り返しました
途中とても道とは思えないようなコースだったので自分だけでは間違いなくゴールに
たどり着けないと思いました
苦労しながらなんとか蛇谷ケ峰に到着したときは達成感が充実していました
到着した時は先客が一人で360度の大パノラマをゆっくり楽しむことができました
その後昼食を済ませ出発する頃には十数人の人がいたのでナイスタイミングでした
あとは温泉だけを楽しみにひたすら下りPM2:10にくつき温泉に到着しました
温泉にゆっくり入って疲れを癒し待ち時間で反省会をしてPM4:20発シャトルバスで
くつき学校前バス停まで送迎してもらいPM5:00発の京都出町柳行きバスで平まで戻り
帰りました
いろいろなできごとがありましたが2日間充実した山歩きができました
amakawayaさん、御一緒していただき有難う御座いました
□■□■ また来たくなる比良の山々を満喫の縦走
念願の比良山系全山縦走を完歩する事が出来ました。
当初は出町柳発のバス便で計画してました。
しかし、タカさんのアイデアで平の駐車スペースに駐車しバスで戻ってくる。
というアイデアで予定コースタイムも余裕のある計画となりました。
アクセス面では他に、JR堅田駅からバスで平にくる方法もあるようです。
これは、今回偶然お会いした神戸から単独でテン泊縦走をしていた男性に聞きました。
車でのアクセスにより、当初の予定より35分も早くスタート出来ました。
天候は予報に反して小雨が降ってました。
上下にレインウエアーを着込み、ザックにもレインカバーを装着。
平バス停前の登山ポストに登山届を提出し出発しました。
久しぶりのテン泊装備、ザック重量は約20kgになりました。
食事も軽量化するために2日共昼はカップラーメンにしました。
夜もレトルトの参鶏湯で、2日目はかなり荷物を減らせる作戦です。
それに必要な水も少なくて済むような食事計画としました。
今回の山行では食事に関しては上出来であったと思います。
まず、アラキ峠からの急登で権現山に登りました。
そこからホッケ山に向っている時に小雨に固い物が交じる様になりました。
なんと、ミゾレ状の雨に変わってきたのです。
高度を上げていくとミゾレが小粒のアラレ状の雪になりました。
当然、期待していた景色もガスに阻まれました。
こうして蓬莱山の頂上に立ちました。
ありがたい事に頂上の小屋は誰も居ませんでした。
ここで、少し時間が早いのですが、昼食を食べる事にしました。
天気は良くなる方向なので、食べている内に天気の回復を願ってました。
しかし、食べ終わっても一向に良くなる気配は無かったのです。
他のハイカーが小屋に入ってきたので場所を譲って出発する事に・・
スキーのゲレンデを歩いて下ります。
この時、ゲレンデから琵琶湖方面を見ると青い湖面が見えてきました。
どうも平野部は晴れているようです。(山頂付近にだけ雲が掛かっている状態)
ここからは視界も改善され快適な縦走をする事が出来ました。
打見山では昔、何度も訪れた琵琶湖バレースキー場のゴンドラ駅を見て懐かしく思いました。
あの時のスキー場を山登りしているんだ!?と、少し不思議な気分に・・
初めて琵琶湖バレーにきた時はスキーも初心者でボーゲンしか出来ずコケまくってました・・・
烏谷山からの眺望も素晴らしかった。
それから金糞峠でも広重のアングルを確認。
さらに北比良峠を経てテント場の八雲ヶ原に到着しました。
今日は天気が悪いので来る人も少なくテント泊は少ないようです。
到着時には赤いテントと白っぽいテントの2張だけでした。
テント設営後に早々に夕食を食べて寝たのは7時前でした。
夜の冷え込みはかなりの寒さとなってました。
翌朝、3時半から朝食の準備をしました。
それでもテント撤収して出発するまでは約2時間掛かりました。
やはり撤収には1時間を見ておく必要があります。
・・今日は昨日とは違って好天に恵まれそうです。
まず、武奈ヶ岳を目指しました。
途中のコヤマノ分岐では昨日の雪が残ってました。
それからスムーズに武奈ヶ岳の頂上に立ちました。
ここでゆっくりと時間をかけて山頂を満喫♪
景色も360°のパノラマでした。
縦走は続きます。
武奈ヶ岳からの下りは昨日の雨で路面がぬかるんで滑りやすくなってました。
足が取られて転倒しないように注意しながら下りました。
細川越から釣瓶岳に登り返します。
そこから下ってイクワタ峠にくると、標識が倒れてました。
それでルートを間違えて違う尾根を下ってしまいました。
途中で気付いて引き返しましたが約25分のロス。
それで間違いづいてしまい?そこからゴールまでにあと3回間違いました。
こちらは歩いてる人も少ないのか踏み跡も分かりづらい箇所が多くありました。
そして赤テープや黄色リボン等、注意深く辿らなければなりません。
こんな時に単独だと不安感も増幅しそうです。
タカさんと懸命にルートを見極めて歩きました。
そして今回の全山縦走、最後のお山、蛇谷ヶ峰が目前に・・
右から大きく巻くようなルートでしたが、
最後に急坂の激登りが待ってました。
最後の力を振絞って登りました。
山頂に着くと素晴らしい景色で労を癒してくれました。
そして今回の山行、最後の食事をここで食べました。
この頃には多くのハイカーが山頂に登ってきました。
風も微風で春らしい陽気の中で食べるとカップラーメンもめちゃ美味しいです♪
後はてんくう温泉に下るだけです。
想像通り、比良全山縦走は素晴らしい山行となりました。
1日目の前半は小雨交じりの中を歩きましたが、それも楽しい思い出となるでしょう。
縦走路は全体的に趣のある山道の連続。
景色も素晴らしい琵琶湖の眺望や湖西の山々が見えます。
ご一緒いただいたタカさん、ありがとうございました。
やはり単独では得られない山旅の楽しさを味わう事が出来たと思います。
これからもよろしくお願いします。
amakawayaさん、TakaSyuuさんこんにちは。
5/2は私も御在所岳・鎌ケ岳に行きましたがなんと山頂は霧氷でした。
綺麗かったですがとにかく寒くてゆっくり休憩も出来ませんでした。
たぶん、比良も寒いかな?と思ってましたら蓬莱山のゲレンデが
スキー出来るような感じになってましたね。
でも翌日が
yokochanさん、こんにちは!
自宅付近と全く天候が違いあまりの変化に
驚きました
おそらく今までのテン泊で一番寒かったと思います
(私はもともと寒がりなんですが...)
食事が終わり火がなくなるとすぐに寒くなるので
寝る以外なにもできない感じでした
雪の中でテン泊している人達はどんな装備で
対応しているんだろうと思いました
やはり御在所岳も寒そうでしたね!
1日目は雨でしたが、小雨(雪?)程度で風も強く無かったので、なんとかなりました
また、テント設営時には雨も止んだので良かったです。
夜の冷え込がきびしく、食事もタカさんのテントの中で一緒に食べました
・・直前のyokochanさんの平バス停からのレコがすごく参考になり、プリントアウトして持って行ってました。
お礼を言うのが遅くなりましたが、ありがとうございました
御在所岳も良さそうですね
行く時には参考にさせて戴きます
比良縦走…
今の時期がベスト??と思ったら今年のGWはかなり寒かったみたいですね…
武奈ヶ岳〜蛇谷ヶ峰の間…
迷いやすい箇所、全てどこかわかりました…
あの辺、蛇谷ヶ峰の方向から外れた方向に尾根が伸びていて…
何度も地形図確認しながら…
二度目でもそんな感じでした
やっぱり比良はイイなぁ…
という事で、明日、行ってきます
と言っても今頃は比良のどこかを歩いてますよね・・
比良はイイですね
アクセスが少し遠いのが残念です
天気も良さそう
楽しんできて下さい
レコ、お待ちしてます
こんにちわ
縦走お疲れ様でした。
後半 分かりに行くですよね 地図とにらめっこしながら歩いたのを思い出しました。
今度はリトル比良側ですね
後半はテープも少なくて道迷いの心配が大ですね
crazyhorseさんが単独で縦走された時の苦労が分かりました
リトル比良もぜひ挑戦したいです
その時はレコ、参考にさせて戴きます
utaotoさん、こんばんは!
初テン泊した時からいつかは縦走したいと思い
みなさんのレコを見ながら考えていました
予想以上に後半のルートが難しくて苦労しましたが
相談しながらなんとかゴールできました
crazyhorseさん、こんばんは!
前半と後半がガラッと変わって道標が極端に
少なくなってうそっ〜て感じでした
でも天気は前日の悪天から良くなって琵琶湖が見えるの
でなぜか変な安心感がありました
是非リトル比良にも行ってみたいです
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