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Yamareco

記録ID: 2923471
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雪山ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜

大遠征〜爺ヶ岳東尾根ナイトハイク

2021年02月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
kagoru-dake その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
10:35
距離
12.8km
登り
1,875m
下り
1,875m
歩くペース
とても速い
0.30.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:20
休憩
1:47
合計
10:07
距離 12.8km 登り 1,875m 下り 1,875m
1:34
117
4:44
4:56
61
5:57
50
6:47
7:00
5
7:05
7:15
10
7:25
8:31
79
9:50
9:56
101
11:37
4
11:41
ゴール地点
アプリのGPSログが飛びまくり。最近調子が悪い。GPSに頼らず読図で行けよということか。

現地は2月とは思えない暑さ。雪が腐りまくりアイゼンはダンゴだらけになった。10時00分以降は鹿島槍ヶ岳方面から雪崩の轟音を度々耳にした。今回はトレースバイパスがあった為にワカンはただの重り、ラクラク登山であったが日々コンディションは変化するだろう。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2021年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車 飛行機
長野自動車道安曇野インターより大町、白馬方面へ約50分。西友大町店が毎度の目標地点。
コース状況/
危険箇所等
【鹿島山荘〜1,331mP】
斜面の直登り。トレース明瞭。ステップが刻まれている為階段登り&階段下りであったが、ラッセルを行った先行者はかなり大変であったことが見て取れる。またステップの為か高度感は皆無であったが斜面そのものはかなりの斜度である。転倒は絶対避けたい。転倒すれば取り付きまで滑落するかもしれない。立派なトレースありがとうございました。

【1,331mP〜JP(1,776m)】
樹林帯の尾根歩き。1,331mPからコルへ向けて多少下るがその後はアップダウンはほぼ無く緩やかに標高を稼いでいく。基本的に広い尾根だが時には痩せた部分も出現する。通過には注意。また、JP直前にちょっとした雪壁があるがトレースのお陰で階段昇降。ノートレースならアイゼン、ピッケルを使用したくなる斜度かもしれない。JPから先は眺望が素晴らしい。

【JP(1,776m)〜P1(矢沢の頭)】
鹿島槍ヶ岳方面の眺望が素晴らしい。2,198m以降のナイフリッジは距離こそ短いものの落ちたら停止できない斜度の為要注意。現地の状況やパーティのレベルに応じてはロープを使用するかもしれない。ダケカンバ等の支点は豊富にあった。ナイフリッジを過ぎ去りひと登りしたところが矢沢の頭。

【P1(矢沢の頭)〜爺ヶ岳(中峰)】
爺ヶ岳南峰はじめ主稜線側の眺望も開けるビクトリーロードである。山頂までもうひと頑張り。痩せた尾根や急傾斜等の難所は無いものの、ここから先は風の影響によって日々コンディションは変化すると思われる。最後まで油断せず。また、悪天時にルートミスしないよう方位を確認しておくこと。
その他周辺情報 大町温泉郷や道の駅といった観光名所多数。登山中も稀に温泉のような、硫黄の香りがした。
スタート地点。
2021年02月13日 01:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
2/13 1:09
スタート地点。
鹿島山荘、トレース超明瞭。
2021年02月13日 01:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
2/13 1:12
鹿島山荘、トレース超明瞭。
暗闇を登る。トレースに感謝。
2021年02月13日 05:34撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
2/13 5:34
暗闇を登る。トレースに感謝。
急傾斜を登り切り1,766mまで来ればご褒美が待っている。
2021年02月13日 03:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7
2/13 3:46
急傾斜を登り切り1,766mまで来ればご褒美が待っている。
大町の夜景。
2021年02月13日 04:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
5
2/13 4:36
大町の夜景。
圧巻の爺ヶ岳。
大町の夜景が雪稜をライトアップ。
2021年02月13日 05:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/13 5:41
大町の夜景が雪稜をライトアップ。
アイゼンを新調したが調整して来ることを忘れていた。必ず出発前に調整を!
2021年02月13日 05:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/13 5:48
アイゼンを新調したが調整して来ることを忘れていた。必ず出発前に調整を!
雪稜を詰める。
2021年02月13日 06:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/13 6:05
雪稜を詰める。
ナイスなアングル。
2021年02月13日 06:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
5
2/13 6:06
ナイスなアングル。
赤く染まってきた。
2021年02月13日 06:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/13 6:09
赤く染まってきた。
痩せたリッジが続く。
2021年02月13日 06:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/13 6:20
痩せたリッジが続く。
矢沢の頭までもうひと頑張り。
2021年02月13日 06:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/13 6:20
矢沢の頭までもうひと頑張り。
矢沢の頭でご来光タイム突入。
2021年02月13日 06:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/13 6:21
矢沢の頭でご来光タイム突入。
キタキタ!
2021年02月13日 06:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/13 6:44
キタキタ!
見惚れる。
2021年02月13日 06:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/13 6:45
見惚れる。
良い色じゃないか。
2021年02月13日 06:46撮影 by  QUEST, CUBOT
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2/13 6:46
良い色じゃないか。
何度も撮影してしまう。
2021年02月13日 06:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/13 6:49
何度も撮影してしまう。
1日のはじまりだ。
2021年02月13日 07:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/13 7:01
1日のはじまりだ。
そろそろ終了。歩きはじめよう。
2021年02月13日 07:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/13 7:01
そろそろ終了。歩きはじめよう。
オコジョのトレースに励まされる。
2021年02月13日 07:03撮影 by  QUEST, CUBOT
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2/13 7:03
オコジョのトレースに励まされる。
ライチョウのトレースに背中を押される。
2021年02月13日 07:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/13 7:17
ライチョウのトレースに背中を押される。
爺ヶ岳南峰と背丈が揃う。
2021年02月13日 07:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
2/13 7:33
爺ヶ岳南峰と背丈が揃う。
そして頂へ。
2021年02月13日 07:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/13 7:28
そして頂へ。
太陽が昇ってきた。
2021年02月13日 07:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/13 7:28
太陽が昇ってきた。
さあ目前だ。
2021年02月13日 07:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/13 7:39
さあ目前だ。
まず鹿島槍が視界に飛び込んでくる。
2021年02月13日 07:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/13 7:52
まず鹿島槍が視界に飛び込んでくる。
登った尾根を振り返る。
2021年02月13日 07:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/13 7:53
登った尾根を振り返る。
お疲れ様です。劔が荘厳。
2021年02月13日 08:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/13 8:27
お疲れ様です。劔が荘厳。
鹿島槍も圧巻の迫力。
2021年02月13日 08:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
2/13 8:28
鹿島槍も圧巻の迫力。
立山の包容力とアクセントの種池山荘が良いカンジ。
2021年02月13日 07:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
2/13 7:54
立山の包容力とアクセントの種池山荘が良いカンジ。
久々の登頂記念に。
2021年02月13日 08:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/13 8:13
久々の登頂記念に。
ソロで1枚。
2021年02月13日 08:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/13 8:20
ソロで1枚。
1時間以上の滞在を経て下山開始。ほぼ無風、インナーグローブだけで終わりそうな山行。
2021年02月13日 08:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/13 8:42
1時間以上の滞在を経て下山開始。ほぼ無風、インナーグローブだけで終わりそうな山行。
あっという間に爺ヶ岳が遠くなる。
2021年02月13日 08:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/13 8:49
あっという間に爺ヶ岳が遠くなる。
ナイフリッジ。
トレースのお陰であっという間に通過。
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トレースのお陰であっという間に通過。
もう樹林帯が近づいてきた。
2021年02月13日 09:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/13 9:27
もう樹林帯が近づいてきた。
この姿も見納めか。
2021年02月13日 09:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/13 9:57
この姿も見納めか。
スケールがデカい。
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スケールがデカい。
さらば鹿島槍。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 ザック 輪カンジキ アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ
備考 アイゼンを新調。しかしながら登山靴にサイズ調整して来ることを忘れていた。やむを得ず現地で分解し調整。調整は忘れずに準備しよう。

感想

甲「9月1日から配属先は鹿児島ね。」

乙「はい?」

甲「シャレじゃないよ、鹿児島配属ね。」

乙「はい?」

衝撃の出来事から早くも半年近くが経過。ほぼ毎週末の恒例であった北アルプス通いが突然の幕引きとなってからも早半年近くということになる。

鹿児島の生活に慣れつつも、鹿児島のグルメに舌を唸らせつつも、桜島の火山灰に頭抱えつつも、スマホの画面はいつも天気図か山のライブカメラであった。

本来この季節であれば毎週末の行き先を考えてはワクワクしていた日々であったが、ここ最近はすっかりそれも無くなってしまった。

年末年始はご時勢柄無理して北アルプスへ行くことも出来ず断念、だが山へ行きたい願望は日々増すばかりであった。同時に今までは行こうと思えばいつでも行けた環境がとても恵まれていたことに気付かされた。

そしてこの週末は無理くり四連休ゲット。北アルプスへ行く今シーズン最初のチャンスであった。天候はバッチリ。今まで身近であったが離れ離れになった山仲間の後輩くんにも声を掛けてみる。彼は4連休でないところ同行してくれることに。本当にありがたい。お互いに雪山が久々ということもあり、爺ヶ岳東尾根の日帰りに行ってトレーニングということになった。マイカー、飛行機、電車、後輩くんの車と乗り継ぎやっとこさ爺ヶ岳東尾根登山口へ。こんな大移動したことを書いていると世の中から叩かれてしまいそうである。今までマイカー1つで登山口へ行っていたことを考えると本当に恵まれておりラクしていたことを思い知る。ぶっちゃけこの登山の核心部は鹿児島から登山口への道のりである。登山口から爺ヶ岳山頂まではすでにバイパス、ビクトリーロードが完成していた。今回はありがたくそのトレースを使わせていただく。ありがとうございます。しかもこの季節としては貴重な快晴無風の北アルプスが迎えてくれた。これらが揃ったこともあり登山するならは過去最高レベルの条件である。貴重な好条件じっくりと堪能し、全身で北アルプスを楽しんだ。ありがとう北アルプス、いつか身近に帰ってきたらまた毎週のように足を運びたいと心から思った。

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技術レベル
4/5
体力レベル
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