鳳凰山
- GPS
- 08:09
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 2,169m
- 下り
- 2,148m
コースタイム
06:13 燕頭山 06:17
07:23 鳳凰小屋 07:28
08:35 観音岳 08:43
09:50 地蔵岳 09:53
10:23 鳳凰小屋 10:27
11:23 燕頭山 11:30
12:35 御座石鉱泉
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道の状況(危険箇所など):まだこの時期途中から雪があります。氷の箇所もあるのでアイゼンが必要です。燕頭山まで急な登り坂が続きます。 登山ポストの有無:あり、御座石鉱泉。 下山後の温泉や飲食店情報:日帰り入浴が御座石鉱泉でできます。 |
写真
感想
今回は久々の大きな山。
鳳凰山に挑戦です。
青木鉱泉、夜叉神峠、広河原や御座石鉱泉と登山口はありましたが御座石鉱泉から登ることに。
御座石鉱泉から燕頭山までは急坂が続きかなりきついです。
途中この時期は残雪、残雪が凍っていて危険な個所があります。
この日は朝、御座石鉱泉で気温が2,3℃くらいだったと思います。
ということは高度が増せばさらに寒くなります。
燕頭山からは少し坂は緩くなり楽しく登って行けます。
しかし雪の量は増えてアイゼンが必要となります。
6本爪の軽アイゼンでも特に問題はありませんでした。
鳳凰小屋では湧水を引いてあり美味しい水が飲めました。
そこから稜線まではまた登りがきつくなりますが、最後のひと踏ん張り。
稜線に出れば南アルプス、中央アルプス、北アルプス、八ケ岳、蓼科山、この日は見えませんでしたが富士山が見えて気持ちの良い稜線歩きができます。
地蔵岳に先に行く予定でしたが間違えて賽ノ河原ではなく鳳凰小屋分岐のほうにでてしまいました。
ということで先に観音岳に先に行き地蔵岳に縦走というコースに変更。
途中、残雪で急坂というところがあったのでアイゼンは絶対に必要だと思いました。
下山は鳳凰小屋まで戻りあとは来た道を戻るだけです。
鳳凰山(ほうおうざん)は山梨県の南アルプス北東部にある3つの山の総称である。後述の通り、鳳凰山とはどの山を指すのか歴史的には諸説あったため、地蔵岳・観音岳・薬師岳の3山の総称として特に鳳凰三山とも呼ばれる。南アルプス国立公園内にあり、日本百名山、新日本百名山、新・花の百名山および山梨百名山に選定されている。
鳳凰三山を構成する山は、地蔵岳、観音岳、薬師岳である。地蔵岳の西に赤抜沢ノ頭、薬師岳の南に砂払岳の小ピークがある。地蔵岳と赤抜沢ノ頭との鞍部は「賽ノ河原」と呼ばれ多くの小仏石が安置されている。
鳳凰山は南アルプスの主脈からは離れており、山がある支脈は甲斐駒ヶ岳から始まり、アサヨ峰、高嶺、鳳凰山へと続いている。鳳凰山の山頂部は3山とも森林限界上のため眺めがよく、天気が良ければ、北岳、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、八ヶ岳、富士山などが眺められる。鳳凰山の東に視界を遮る山はなく甲府盆地が広がっているため、非常に開放感の高い山である。茶色っぽい山が多い南アルプスの中で、甲斐駒ヶ岳とともに例外的に花崗岩の白い山肌となっている。
荻生徂徠『峡中紀行』、『甲斐国志』、野田成方『裏見寒話』、萩原元克『甲斐名勝志』など近世の地誌類によれば「鳳凰山」の指す山域は時代により認識が異なっており、地蔵岳のみを指す一山説、観音岳、薬師岳の二峰を指す二山説、三山すべてを指す三山説があり、山名論争が展開されてきた。山麓地域では昔は一山説が一般的であったが後に山岳信仰の広まりに伴い三山説が浸透し、二峰を区別しがたい甲府近在で編纂された『裏見寒話』や甲斐国絵図類などにおいては二山説・三山説をとっている。しかしながら、いずれにしても現在となっては鳳凰山とは鳳凰三山と同義である。
地蔵岳の山頂部はオベリスク(地蔵仏)と呼ばれる巨大な尖塔があり、鳥のくちばしに満たれられることから鳳凰の山名由来になっていると考えられている。オベリスクはこの山域の象徴的存在で甲府盆地からも注意して観察するとその姿を見ることができる。地蔵岳山頂の2個の巨石が相抱くように付き上がっていることから、故人がこれを大日如来に擬して崇拝し法王山の名が付いたことが山名の由来であるとする説もある。
757年(天平宝字元年)に、女帝孝謙天皇(奈良法王)が転地療養のために奈良田に来て法王山に登り、その山名が転化して鳳凰山になったとする説もある。
オベリスク(obelisk)は、古代エジプト(特に新王国時代)期に製作され、神殿などに立てられた記念碑(モニュメント)の一種。近代および現代においては、エジプトに拠らず欧米の主要都市の中央広場などにも建設され、その地域を象徴する記念碑である。その意味でメンヒルに類似する。
オベリスクの名称は後世のギリシャ人たちがオベリスコス(串)から名付けたものであり、本来は「テケン(保護・防御)」と呼ばれていた。
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