乗鞍岳〜厳冬期なのに春うらら〜

2021年02月13日(土) ~ 2021年02月14日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 12.8km
• 登り: 1,489m
• 下り: 1,481m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:07
• 休憩: 0:53
• 合計: 6:00

9:30 かもしかリフト最上部（ツアーコース開始点）
11:00 ツアーコース終点
12:00 肩の小屋口
12:30 12:50 肩ノ小屋
12:55 13:00 剣ヶ峰口
13:55 蚕玉岳
14:07 14:25 乗鞍岳
15:05 15:15 肩ノ小屋
15:30 位ヶ原山荘

2日目

• 山行: 2:25
• 休憩: 0:25
• 合計: 2:50

8:30 位ヶ原山荘
10:20 10:45 摩利支天の肩（すべり台トップ）
11:05 ツアーコース終点
11:20 かもしかリフト最上部（ツアーコース開始点）

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

乗鞍高原第三駐車場
※位ヶ原山荘等で宿泊する場合は、駐車場係員の方に申し出て除雪の邪魔にならない場所に駐車する必要あり

コース状況／危険箇所等

気温が高く雪崩に注意

その他周辺情報

乗鞍高原のカフェ＆レストラン「アビーロード」はボリュームたっぷり！

写真

2/13 8:33

乗鞍高原第三駐車場は週末なのにガラガラ
ま、そりゃ当然か・・・

2/13 8:45

キレイに整備された雪面の向こうに乗鞍岳

2/13 9:31

2月なのにカモシカ平は暖かい

2/13 10:25

4番標識を過ぎてしばらくすると剣ヶ峰が姿を現す

2/13 10:25

汗だくで火照った体を冷ます絶景

2/13 10:30

5番標識付近から振り返る山並みも美しい

2/13 10:34

5番標識を過ぎると間もなく、行く手に剣ヶ峰が聳える

2/13 10:59

位ヶ原急斜面を上がった

2/13 11:22

位ヶ原も微風快晴

2/13 11:29

いつもながら蒼い空をバックに広がる白銀の世界は美しい

2/13 11:33

しかし厳冬期に素手でいても平気なんて・・・

2/13 11:39

変わらぬ槍・穂高の勇姿

2/13 11:57

肩の小屋口

2/13 12:29

これだけハイマツや岩が露出している2月は初めて

2/13 12:29

煌く太陽

2/13 13:04

剣ヶ峰口からピークを目指す

2/13 13:30

摩利支天の斜面もハイマツむき出し

2/13 13:44

朝日岳と蚕玉岳の鞍部から

2/13 13:54

蚕玉岳を越えると剣ヶ峰は目前

2/13 14:07

さあ頂上の鳥居に着いた

2/13 14:10

信州側は風もなく穏やか

2/13 14:17

岐阜県側は雲海に埋め尽くされている
槍・穂高の左手に笠ヶ岳が顔を覗かせる

2/13 14:17

わかりづらいが雲海の彼方には白山も

2/13 14:24

御嶽山も上部が見えるのみ

2/13 14:30

朝日岳から権現池に続く斜面は美しい

2/13 14:30

剣ヶ峰を名残惜しく振り返る

2/13 15:03

肩の小屋に戻りスキーを装着

2/13 15:23

いつもながら大斜面のスキーは爽快

2/13 15:23

位ヶ原山荘に降りる前にしっかりと槍・穂高を目に焼き付ける

2/13 15:31

スキーならあっという間

2/13 15:32

なんと今年も位ヶ原山荘の屋根の雪が落ちてる

2/14 8:33

一夜明けても快晴

2/14 8:42

振り返り位ヶ原山荘にお別れ

2/14 8:56

屋根板の全景
尾根の向こうには穂高が顔を覗かせる

2/14 9:17

もちろん乗鞍も

2/14 9:21

朝からジャケット不要という異例の天気

2/14 10:19

摩利支天の肩、すべり台最上部からの槍・穂高アップ

2/14 10:19

不消ヶ池は清らかな雪原に

2/14 10:19

摩利支天のコロナ観測所

2/14 10:20

強風地帯とはいえ地肌が丸見えとは？

2/14 10:25

剣ヶ峰が美しい

2/14 10:45

中央アルプス方面

2/14 10:46

南アルプス方面

2/14 10:46

霧ヶ峰から八ヶ岳方面

2/14 10:46

あちらのペアも滑走準備にかかる

2/14 10:53

すべり台に描くシュプール

2/14 11:02

ちょっと固いけど十分満足

2/14 11:11

5番標識上で一服
名残惜しい

2/14 11:53

一気に駐車場まで戻ってきました

2/14 12:20

サヨナラ、ノリクラ

2/14 12:28

おまけ：帰りは蕎麦もいいですが、空腹を満たすならアビーロードに限る

撮影機器：

PENTAX Optio W60 PENTAX

感想

duster

毎年恒例の位ヶ原山荘をベースにした山スキー。
今年はコロナ禍の緊急事態宣言下での利用となり、マスク、消毒液やシュラフカバーなど感染防止対策を徹底しての山行となります。
立春を過ぎたとはいえ、例年2月中旬はかなり厳しい時期なので、気を引き締めて準備をします。
ところが、現地はもはや春の陽気で、ツアーコースを登っているとジャケットなしでも汗が滴り落ちます。
風も弱くてピークを踏むには絶好のコンディション。
順調に歩を進め、無事に剣ヶ峰のピークに立ちましたが、こんな穏やかな厳冬期の頂上は初めてでした。
肩の小屋からはスキーで位ヶ原山荘に向かいますが、強い日射に晒されて雪質は重い・・・。
翌日も、快晴に恵まれたので、すべり台まで登って、快適に滑り降りたものの、ツアーコースは重い雪質に加え、シュプール、トレースがギタギタに刻まれて滑りづらかったです。
それでも、この時期には珍しい連日の好天に恵まれ、また変わらぬ温かなサービスの位ヶ原山荘に泊まれて、大満足の二日間となりました。

追伸：スキーにシールを貼って、ザックを担ごうとしたところ、腰に鋭い痛みが！
ギックリ腰の初期症状でしたが、不思議なもので、歩いたり、スキーをしているとさほど気になりません。
帰りの車での長時間運転が、一番辛かったです。

コメント

takahose

温暖化？
2月の厳冬期というのに雪が例年に比べ格段に少なかったのですね。
新雪を楽しんでいると思っていたのですが、また次の機会ですね。
それでも人のほとんどいない快晴の雪景色と、温かなおもてなしの位ヶ原山荘（鹿鍋？！）を楽しめたようでよかったですね。
ちなみにぎっくり腰急性期は冷やすのがいいみたいなので（もちろん安静も必要ですが）、車が一番つらいのはわかるような気がします。
（私はぎっくり腰の経験はないですが。）
腰が治るまで静養のため雪山にいたらよかったですね😁

duster

Re: 温暖化？
takahoseさん、おはようございます。

長らく厳冬期の乗鞍岳に登ってますが、ここまで地肌やハイマツが剥き出しなのは初めてです。

去年は記録的な寡雪でしたが、それでも上部は真っ白でしたから。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2249316.html

今年の積雪量は例年並みなのに、不思議な感じです。

ギックリ腰の養生も兼ねて、位ヶ原山荘でワーケーションしたいです（笑）

mets

いや 羨ましい
雪がかき氷になるほどの、穏やかな乗鞍でしたね。
息子も4月から働く事になったので来年こそは雪の乗鞍に戻ってアヒーロードでが
っつりといきたいですね。
ぎっくり腰の世界へようこそ。（笑）

duster

Re: いや 羨ましい
metsさん、こんばんは。

ホンマにここまで暖かい日が続くことは、この時期まずないですよ。

位ヶ原山荘の主人も、「昨日今日のレコなどは、2月3月には全く参考にならない状況ですからご注意ください。」とコメントしてましたからね。。。

でも、ご一緒させていただくときは、こんな天気に恵まれたいですね！