氷ノ山
- GPS
- 05:19
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 406m
- 下り
- 855m
コースタイム
- 山行
- 3:30
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 5:09
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪山の基本的なリスクは想定しておかないといけない。今回、多くの方のトレースで道迷いのリスクがほとんどなく、また、ザラメ状の雪質でアイゼンも必要なく歩くことができた。スノーポンは装着。様々なリスクを想定しておくことが必要。 |
その他周辺情報 | 国道29号線沿いの道の駅でお土産を購入。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
手袋
予備手袋
防寒着
雨具
防寒帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
コンパス
時計
カメラ
双眼鏡
スマートフォン(GPS)
|
---|---|
共同装備 |
コンロ
コッヘル
|
感想
雪の氷ノ山は登りたいと思いながらなかなか登れずにいた。やっと今日、登ることができる。
国道29号線を北に走る。わかさ氷ノ山スキー場への標識を見て国道482号線を東に進む。9時前にスキー場に着き、駐車場を探す。無料駐車場を利用することにする。準備をして出発する。
まず、インフォメーションセンターへ行き、リフトのチケットを購入(一人リフト2回分で600円)パトロールで登山届を提出してリフト乗り場へ向かう。リフト2本を乗り継いでリフトトップに着く。
スパッツ、スノーポンを装着して出発。リフトから山を見て左手の尾根を登っていく。トレースがついているので、迷わずに登っていける。雪はザラメでベタベタしているが、深くしずむことはなくいいコンディションだ。登っていくと先行の方に追いつき、追い抜いていく。登るときには他に登山する人を見なかったが、たくさんの人、たくさんのパーティーが入山されていた。何となく同じ時に同じ山を登る連帯感のようなものを感じる。尾根に出て少し登ると三の丸に着く。
三の丸から氷ノ山山頂までは気持ちのいい尾根が続く。天気がよければ真っ白い氷ノ山を眼前に見ながら歩けるのだろうけど、ガスがかかって展望は得られない。それでも、厚いガスではないので、まわりの様子はよくわかる。雪の中に林立する樹々がきれいだ。トレースは尾根を巻くようにつけられていて、尾根を見上げながら歩く。尾根筋を歩かれている方もいる。雪の時期、ルートは自由に選べる。トレースのおかげでルート探しの必要なく登っていける。
氷ノ山への最後の急登を登っていく。避難小屋が見えてくる。山頂に到着する。ガスで展望はまったくない。避難小屋に入るとスペースが空いていたのでそこに落ち着かせてもらう。横にいらっしゃった単独の方としばらくお話をさせていただく。もつ鍋の昼食を味わう。小屋の中のそれぞれのパーティーでもそれぞれ持参のパーティーメニューを楽しまれている。
ゆっくりと食事をして外へ出ると、何とガスが晴れ、青空が広がり、周囲の山々がくっきりと展望できるようになっていた。曇っていればすぐに出発するところだが、この展望を楽しまずにはおられない。山頂に居合わせた(登ってくるときに追い越した)女子パーティーの方が「きれい。下りたくない。」と言われていたが、本当にそんな気持ちだった。
それでも、いつまでものんびりしているわけにはいかない。トレースを追って下山を開始する。トレースが2つついていて、尾根上のトレースを追っていくとこしき岩の上に出た。こしき岩からの展望もすばらしい。
少し戻ってこしき岩を巻くトレースを追う。鉢伏山を右手に見ながら下っていく。時々振り返って氷ノ山山頂を仰ぎ見る。きれいな雪のブナ林帯を抜けると氷の越避難小屋が見えてくる。
そこからキャンプ場方面に下るが、雪の斜面はけっこう滑る。滑ったついでに尻セードで下るところも出てくる。それもそれなりにおもしろい。次回はやはりヒップそりを持ってくるべきかもしれない。
ここでも、トレースを追って下る。トレースがなければルートファインドでそれなりに苦労するだろうと思う。下りついたところは国道482号沿いの氷の越コース登山口。ここで、スノーポンをはずし、インフォメーションセンターで下山報告をして車に戻る。
今回は雪のコンディションもよく、気温も低すぎず、風もあまりなく、のんびりとした雪山ハイクが楽しめた。また違った条件の雪の時にも訪れてみたい。
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