新潟、群馬への山旅(3)吾妻耶山(あずまややま)、大峰山ハイク
- GPS
- 04:20
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 673m
- 下り
- 674m
コースタイム
- 山行
- 4:00
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 4:20
天候 | 曇りときどき晴れ、一時、小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・スキー場の駐車場は空いていたが、「登山に来た」というと、一番下の第三駐車場に止めるように言われた。駐車料は取られなかった。 スキー場自体はクローズしているが、スイセン祭りというのをやっており、施設は営業していた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・スキー場の中の林道を歩き、途中からスキー場ゲレンデ歩きとなるが、上部まで登山用標識はなく、取りつきが解りにくかった。標高=1130m付近のゲレンデ脇に登山道標識あり、そこから登山道に入る。 ・吾妻耶山への登山道、吾妻耶山から大峰山へ続く尾根上の縦走路は、踏み跡明瞭。所どころ標識もあった。 |
写真
感想
【山行No424(3)】
※ 新潟、群馬への遠征も、今日が最終日。
・この日も、当初の予定では、新潟側の金城山か坂戸山にでも登る計画だったが、朝から3日連続の雨模様となっている。
仕方がないので、昨日の赤城山に引き続き、今日も群馬側の山を登ることとした。
・時間的には午後には帰路に着かないといけないので、以前から名前だけ知っていた、水上町付近にある、吾妻耶山へ向かうことにする。
・新潟側のホテルを6時過ぎに出発。天気は昨日よりさらに悪く、雨模様のなか、群馬へと向かう。
・関越トンネルを越えると、こちら側も昨日よりは雲が多く、小雨だ。
とりあえず予定通り、吾妻耶山へ行くとし、ノルン水上スキー場への道を車で登ってゆく。
7:10-30 ノルン水上スキー場駐車場(標高=800m、気温=8℃)
・スキー場はすでにクローズしているが、駐車場は広く、開いていた。
スキー場の係りのおじさんに声をかけて車を停め、さっそく出発する。平日ということもあるし、こんな低山に、この時期に登る人もいないようで、人影はない。
・登山の標識らしきものもないので、おじさんに確認し、スキー場脇の林道を歩いてゆく。
林道はスキー場ゲレンデを横切りながら登ってゆくが、登山用の標識はない。そのあと、標識に従い、林道を離れてスキー場のゲレンデを登ってゆく。
ゲレンデの中はフキノトウが顔をだしていて、春の息吹を感じる。
8:20-30 登山道入り口(標高=約1130m)
・ようやくゲレンデ脇に、登山口の標識を見つけた。ここから山道へと入る。
・しばらくゲレンデの横を登って行く。林の中にはスミレや、よく名前のわからない花がパラパラと咲いていた。
いったんゲレンデ最上部のリフト終点(標高=約1200m)に出て、そこからは吾妻耶山山頂部への急登となった。
9:20-40 吾妻耶山(あずまややま)山頂(標高=1341m、気温=12℃)
・山頂には3つの祠があり、古くから信仰の対象となっていた山であることがわかる。
・人影のないひっそりした山頂で小休止し、木々の間から山を眺める。
・この山は、谷川連峰の山々の眺めが良い、と聞いていたが、木々が結構生い茂っているのと、今日は上越国境稜線は厚い雪雲に隠れており、ほとんど雪山の展望は得られなかった。 わずかに前山である阿能川山(標高1611m)が雲間に見える程度。
・さて、目標は達したのでこのまま下山でもよかったが、時間的に少し余裕があるので、峰続きの大峰山へ縦走することにした。
・まずは山頂から西へ向かい、三角点山頂へと向かうが、三角点山頂はどこだかはっきりしなかった。そこから道は南へと向かい、アップダウンを繰り返しつつ進む。
・花はまだ少ないが、一か所、カタクリの群落を見ることができた。しかし今日は風が冷たく、日差しも少ないので、花はあまり開いていない。
・稜線もカラマツ林や、落葉樹で覆われていて思ったほど展望の良いコースではなかったが、木々の間からは、西の方に浅間山の白い姿が望めた。
10:30 大峰山山頂(標高=1254m)
・頂上の目印でもある電波塔を少し越えたところに、ひょっこりと山頂の標識があった。
・だが、ただの縦走路の途中という感じで、まったく山頂らしくなく、展望も何もない。せっかく来たのに、残念な山頂だった。
・地図では、少し南に「展望台」の表示があるので、3分ほど南へ行って、小さな展望台を見つけたが、ここからも展望はなく、残念。
・あとは下るだけだ。南側の池へと下る道もあるが、地図で見るとかなり大回りとなるようなので、来た道を戻る。
縦走路中間の赤谷越えのコル(標識あり、標高=1180)から東へ少し向かうと、もとの吾妻耶山登山道に出合い、しばらく歩くとスキー場ゲレンデに出た。
11:10 スキーゲレンデ出合(登山道入り口)
・小休止する。ゲレンデにはすでに雪はなく、明るい日差しのもと、ゲレンデの草原が、がらーんとした印象。
スキー場は営業していないのに、なぜかスキー場全体に、音楽がかかっているのが返って、”祭りの後”、といった感じの侘しさを深めているようだった。
・今日は結局一人の登山者にも出会わず、一人きりの静かな山だったなぁ。あとは、ゲレンデ沿いにてくてくと下る。
11:50 ノルン水上スキー場駐車場 着
・スキー場の一部にはスイセンが植えられていて、「すいせん祭り」と称し、観光客がやってきていた。
だいぶ日差しが出てきて、スイセンの花を前景に、登ってきた吾妻耶山、大峰山が早春の雰囲気でそびえていた。
・あとは車で再び関越トンネルを越え、新潟側の越後湯沢へ行き、レンタカーを返却する。その後、新幹線に乗り、東京経由で四国には夜に帰着。
コメント
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上州・越後には、まだまだ好い山がたくさんあるので、また、来て下さいね
YamaBeerYu
yamabeeryuさん、コメントありがとうございます。
南国の四国に住んでいると、残雪の多い上州、越後の山は新鮮です。秋の紅葉の時期も、色づき方が鮮やかで西日本とはだいぶ違います。
これまでも何回もこのあたりに来ていますが、白毛門など、まだ登ってみたい山があるので、また”遠征”したいと思っています。
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