記録ID: 29335
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沢登り
槍・穂高・乗鞍
乗鞍岳・岩井谷
2002年06月01日(土) ~
2002年06月02日(日)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,913m
- 下り
- 355m
コースタイム
6/1 車止発(830)入渓(900)取水堰堤(1015)蛇出谷出合(1315)標高1920m泊(1600)[晴れ]
6/2 発(700)標高2380m楽園(930~1000)剣ヶ峰(1250~1320)ターミナル着(1400)[快晴]
6/2 発(700)標高2380m楽園(930~1000)剣ヶ峰(1250~1320)ターミナル着(1400)[快晴]
アクセス | |
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コース状況/ 危険箇所等 |
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ファイル |
(更新時刻:2020/05/06 18:07)
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感想
乗鞍岳・岩井谷
06.01-02
パーティー;ひとり
有料道路が山頂間近に迫るこの名峰・乗鞍岳に、登るべきラインは?春には登った。夏のルートを探すのは些か苦しいモノがあるが、挙げるならば東面の前川(源頭の食い込みが些か弱い)、そしてこの北西面の岩井谷だろう。かつての林道に蹂躙されてはいるものの乗鞍の肩(中洞権現)に吸い込まれるように高度を上げるこの谷は長く、登路として選ぶに自然な気がして、今山行を実践に移した。
下部に想像を越えない程度の可愛いゴルジュを配し、水量多い滝を垂らして一旦傾斜を落とす。平流が続くものの、傾斜を再び上げる手前に湧水帯を出して私を喜ばす。雪が現れ始めて「早まったか」と案じたものの、谷はちゃんと想像通りの場所(小湿原)へ連れくれた。源頭も思い通りの雪の登高となり、導かれた。これ幸いと屏風岳にも大日岳にも立ち寄った。
机上登山という言葉があるが、この谷は計画立案時に想像・想定したのと非常に近似した舞台を私に提供し、歓喜させてくれた。困難な山行を我(ら)がモノにするのも無論嬉しいことであるけれど、こういうのもまた同様に好ましく思う。
<遡行図有り>
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