奥多摩の玄関口 JR奥多摩駅。駅舎が右だけ切れているので、左右対称の方が美しいかなと思ったが、よくよく見てみると背景の山容をなぞったデザインになっているのかもしれない。
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5/5 7:27
奥多摩の玄関口 JR奥多摩駅。駅舎が右だけ切れているので、左右対称の方が美しいかなと思ったが、よくよく見てみると背景の山容をなぞったデザインになっているのかもしれない。
バスに最初に乗り込み、終点の峰谷バス停まで、揺られること約30分。ここからそのまま林道を上り、鷹ノ巣山方面に向かう人が大半。
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5/5 8:30
バスに最初に乗り込み、終点の峰谷バス停まで、揺られること約30分。ここからそのまま林道を上り、鷹ノ巣山方面に向かう人が大半。
峰谷バス停前からすぐに左手の階段を上がり、民家の敷地をかすめて進むと、すぐに山道が始まる。
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5/5 8:39
峰谷バス停前からすぐに左手の階段を上がり、民家の敷地をかすめて進むと、すぐに山道が始まる。
少し林道をつづら上ると、車道に出る。民家も斜面にへばりつく。ふと目を山に向けると、深緑のスギヒノキの植林帯と淡緑の落葉樹林帯。新緑の季節ならではの景色。
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5/5 8:42
少し林道をつづら上ると、車道に出る。民家も斜面にへばりつく。ふと目を山に向けると、深緑のスギヒノキの植林帯と淡緑の落葉樹林帯。新緑の季節ならではの景色。
バス停から歩き始めること約45分。林道ゲートに出会う。登山者はゲートの右側からすり抜ける。ここまでで360mの高さを稼ぐ。車道が中心とはいえ、結構な急坂だ。
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5/5 9:20
バス停から歩き始めること約45分。林道ゲートに出会う。登山者はゲートの右側からすり抜ける。ここまでで360mの高さを稼ぐ。車道が中心とはいえ、結構な急坂だ。
林道はスギ林の中を進む。
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5/5 9:20
林道はスギ林の中を進む。
林道ゲートを抜けてから5〜6分、左にそれる登山道。峰谷から石尾根縦走路に向かうルートが3本あり、これを中ルートと名付けることにしよう。今回は下ルートを目指すので、そのまま林道を先に進む。地図によると、林道の突き当たりが登山道になっているので分かりやすいはず。
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5/5 9:26
林道ゲートを抜けてから5〜6分、左にそれる登山道。峰谷から石尾根縦走路に向かうルートが3本あり、これを中ルートと名付けることにしよう。今回は下ルートを目指すので、そのまま林道を先に進む。地図によると、林道の突き当たりが登山道になっているので分かりやすいはず。
ところが、林道が先に伸びていたのだ。案内標もなく、林道の突き当りという頭にこびりついていたので、通り過ぎてしまう。だいぶ行き過ぎてから間違いに気がつき、折り返して、青い屋根の小屋のあるところに登山道らしき踏み跡を発見。よかったよかった。(が、これが道迷いの原因)
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5/5 9:41
ところが、林道が先に伸びていたのだ。案内標もなく、林道の突き当りという頭にこびりついていたので、通り過ぎてしまう。だいぶ行き過ぎてから間違いに気がつき、折り返して、青い屋根の小屋のあるところに登山道らしき踏み跡を発見。よかったよかった。(が、これが道迷いの原因)
初めのうちは踏み跡もしっかりしていたが、そのうちわかりづらくなり、ルートを外れながらも、なんとか林道にぶつかる。しかし、この林道、地図に載っていない。おそらく、先ほどの林道を先に進むと、ここに繋がっていたのかもしれない。ここから、踏み跡のしっかりしている登山道を進む。
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5/5 9:48
初めのうちは踏み跡もしっかりしていたが、そのうちわかりづらくなり、ルートを外れながらも、なんとか林道にぶつかる。しかし、この林道、地図に載っていない。おそらく、先ほどの林道を先に進むと、ここに繋がっていたのかもしれない。ここから、踏み跡のしっかりしている登山道を進む。
最初のうちは、踏み跡もしっかりあり、これは山道だと確信していた。が、道を塞ぐようにビニールテープが張られていた。少しおかしいなと思いながらも、単に目印と思い込み、先に歩を進める。(あとで地図を見ると、少しルートが外れ始めていた。だが、分岐するようなところはなかったはず)
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5/5 9:53
最初のうちは、踏み跡もしっかりあり、これは山道だと確信していた。が、道を塞ぐようにビニールテープが張られていた。少しおかしいなと思いながらも、単に目印と思い込み、先に歩を進める。(あとで地図を見ると、少しルートが外れ始めていた。だが、分岐するようなところはなかったはず)
少し進むと、ガレ場のトラバース。下を見ると、結構落ち込んでいる。かなり危険。しかし、少しルートを外れているかもと一抹の不安がよぎるが、一応踏み跡と思われる道なので、先に進む。
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5/5 9:56
少し進むと、ガレ場のトラバース。下を見ると、結構落ち込んでいる。かなり危険。しかし、少しルートを外れているかもと一抹の不安がよぎるが、一応踏み跡と思われる道なので、先に進む。
トラバース道を進むと、沢にぶつかった。ここから先に道はない。引き返すか、この斜面を上るか。またあの危険なトラバースを戻るのは気が進まないし、沢の岩を攀じ登れることもできそうだし、地図を見るとルートは少し上を走っているようなので、この沢を登ることに。(ここもミス判断)
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5/5 9:58
トラバース道を進むと、沢にぶつかった。ここから先に道はない。引き返すか、この斜面を上るか。またあの危険なトラバースを戻るのは気が進まないし、沢の岩を攀じ登れることもできそうだし、地図を見るとルートは少し上を走っているようなので、この沢を登ることに。(ここもミス判断)
結局、下ルートを見つけられず、通り過ぎてしまった。すでに廃道になっていたのか。通り過ぎてさらに斜面は急になり、風化した岩石に足が掬われる。滑落することを覚悟したこともたびたび。最後は、岩と木々の根・幹にへばりつきながら、上る。何とかスギヒノキの樹林帯にたどり着き、少し傾斜が緩やかになり、写真を撮る余裕が出てきた。
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5/5 10:36
結局、下ルートを見つけられず、通り過ぎてしまった。すでに廃道になっていたのか。通り過ぎてさらに斜面は急になり、風化した岩石に足が掬われる。滑落することを覚悟したこともたびたび。最後は、岩と木々の根・幹にへばりつきながら、上る。何とかスギヒノキの樹林帯にたどり着き、少し傾斜が緩やかになり、写真を撮る余裕が出てきた。
斜面を右に左に、そして上にぶらつきながら、何とか中ルートに復帰することができた。怪我もせず、よくここまでたどり着いたものだ。極度の緊張感から解放され、急に安堵感が漂う。それとともに、気力・精神力も萎え、このまま帰ろうかと思い始める。
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5/5 10:49
斜面を右に左に、そして上にぶらつきながら、何とか中ルートに復帰することができた。怪我もせず、よくここまでたどり着いたものだ。極度の緊張感から解放され、急に安堵感が漂う。それとともに、気力・精神力も萎え、このまま帰ろうかと思い始める。
赤指山(上ルート)合流。前回よりも50分遅れ。
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5/5 11:14
赤指山(上ルート)合流。前回よりも50分遅れ。
芽吹き始めた木々。前回はこの美しさに感動したが、今回はその気力も失せていた。しかし、電車バスを乗り継ぎ、ここまで来たのだ。雲取山は無理でも、七ッ石山までは行こう。
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5/5 11:19
芽吹き始めた木々。前回はこの美しさに感動したが、今回はその気力も失せていた。しかし、電車バスを乗り継ぎ、ここまで来たのだ。雲取山は無理でも、七ッ石山までは行こう。
急登が続きながらも、何とか石尾根縦走路に合流。気力が落ちているなか、何度も引返したい気持ちを抑え、ここまでたどり着いた。
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5/5 12:09
急登が続きながらも、何とか石尾根縦走路に合流。気力が落ちているなか、何度も引返したい気持ちを抑え、ここまでたどり着いた。
石尾根縦走路に入ると、ほぼ平坦になり、景色も抜群によくなり、気力も急速に回復。雲取山も目指せるかも、という気持ちになる。
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5/5 12:15
石尾根縦走路に入ると、ほぼ平坦になり、景色も抜群によくなり、気力も急速に回復。雲取山も目指せるかも、という気持ちになる。
七ッ石山山頂(1757.3m)。眺望がいいのは、背中側。名前のとおり、結構岩がゴロゴロしている。10名弱の登山者が昼食や休憩中。私も、ここで昼食。
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5/5 12:37
七ッ石山山頂(1757.3m)。眺望がいいのは、背中側。名前のとおり、結構岩がゴロゴロしている。10名弱の登山者が昼食や休憩中。私も、ここで昼食。
七ッ石山山頂からの雲取山を望む。稜線が綺麗。ここから1時間半から2時間の行程。最終バスに遅らせれば、アタックできるかも。
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5/5 12:37
七ッ石山山頂からの雲取山を望む。稜線が綺麗。ここから1時間半から2時間の行程。最終バスに遅らせれば、アタックできるかも。
七ッ石山で少し休憩をとり、雲取山を目指すべく、一旦下る。山頂直下はガレ場の急斜面。
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5/5 12:55
七ッ石山で少し休憩をとり、雲取山を目指すべく、一旦下る。山頂直下はガレ場の急斜面。
道は再び上りに転ずると、足が重い。ここからの稜線は開放感があり、気持ちいいのだが、これより先に進んでも、楽しくないと思った。回復した気力も急速に萎え、ここで下山することを決意。
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5/5 13:06
道は再び上りに転ずると、足が重い。ここからの稜線は開放感があり、気持ちいいのだが、これより先に進んでも、楽しくないと思った。回復した気力も急速に萎え、ここで下山することを決意。
雲取山側の縦走路から見た七ッ石山。
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5/5 13:07
雲取山側の縦走路から見た七ッ石山。
水を求めて、七ッ石山小屋経由のルートを選ぶ。七ツ石山小屋上にある水場。ここで給水して、元気を回復させよう。先はまだ長い。
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5/5 22:02
水を求めて、七ッ石山小屋経由のルートを選ぶ。七ツ石山小屋上にある水場。ここで給水して、元気を回復させよう。先はまだ長い。
七ッ石山小屋。営業中。前の広場にはテントを張っている人がいた。
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5/5 13:42
七ッ石山小屋。営業中。前の広場にはテントを張っている人がいた。
鴨沢ルートはこのような植林帯が続く。下りに使うのはいいが、上りでは単調すぎるかな。個人的にはやはり峰谷ルートの方が好きだ。
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5/5 14:00
鴨沢ルートはこのような植林帯が続く。下りに使うのはいいが、上りでは単調すぎるかな。個人的にはやはり峰谷ルートの方が好きだ。
車道に出る。
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5/5 15:02
車道に出る。
駐車場には20〜30台程度留まっている。付近には路上駐車車両もあり、朝は満車になっているようだ。バス停を目指す人はその脇の山道を直進。
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5/5 15:06
駐車場には20〜30台程度留まっている。付近には路上駐車車両もあり、朝は満車になっているようだ。バス停を目指す人はその脇の山道を直進。
奥多摩湖が見えてきた。バス停までもう少し。ふと遠くに視線を移すと、バスが走っている。あ〜あ。時間を気にしていなかったから仕方ないけど。
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5/5 15:20
奥多摩湖が見えてきた。バス停までもう少し。ふと遠くに視線を移すと、バスが走っている。あ〜あ。時間を気にしていなかったから仕方ないけど。
鴨沢バス停。次のバスまでまだ1時間30分以上ある。時刻表の下方に、ここから25分歩いたところにある「深山橋」バス停から16時のバスがある。それにはなんとか間に合いそうだ。まだ、気力と体力が残っていてよかった。
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5/5 15:24
鴨沢バス停。次のバスまでまだ1時間30分以上ある。時刻表の下方に、ここから25分歩いたところにある「深山橋」バス停から16時のバスがある。それにはなんとか間に合いそうだ。まだ、気力と体力が残っていてよかった。
交差点の向こうに「深山橋」バス停。間に合ってよかった。待つこと15分、増便も出ていて、3台続いてバスが来る。
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5/5 15:50
交差点の向こうに「深山橋」バス停。間に合ってよかった。待つこと15分、増便も出ていて、3台続いてバスが来る。
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