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Yamareco

記録ID: 293921
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

谷川岳(西黒尾根)

2013年05月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:00
距離
9.8km
登り
1,442m
下り
811m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

5:14白毛門登山口-5:35西黒尾根登山口-7:40ラクダの背-9:20トマの耳9:40-10:25熊穴沢避難小屋-11:10天神平
天候 晴れ時々くもり
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
白毛門登山口に駐車(無料)。時間を節約したいなら天神平ベースプラザ(有料)へ
コース状況/
危険箇所等
樹林帯下部は夏道と雪道を交互に歩く感じ。ラクダの背からアイゼン着用。岩稜帯は部分的に岩が露出している程度でほぼ積雪期の状況です。一応滑落防止用としてストックからピッケルに変更しました。(過去にここで滑落を経験している)
ざんげ岩付近に急登があり、そこを乗り切ればゆるやから雪面となって肩の広場を経て山頂へ
鉄塔から先、夏道と雪道と交互にたどる
鉄塔から先、夏道と雪道と交互にたどる
途中の小ピークから谷川岳が見えてくる。この時期ならではの景色だろう。
途中の小ピークから谷川岳が見えてくる。この時期ならではの景色だろう。
この開けた雪面も積雪期ならではのものだ
この開けた雪面も積雪期ならではのものだ
そして、湯檜曽川対岸にある白毛門、笠ヶ岳、朝日岳の眺めもいい
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そして、湯檜曽川対岸にある白毛門、笠ヶ岳、朝日岳の眺めもいい
七ツ小屋山周辺の眺めもいい
七ツ小屋山周辺の眺めもいい
ラクダのコブをいくつか越えていく
ラクダのコブをいくつか越えていく
最後のピークがラクダの背で谷川岳を望む絶好の展望台となっている
最後のピークがラクダの背で谷川岳を望む絶好の展望台となっている
森林限界上はまだ冬の様相だ
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森林限界上はまだ冬の様相だ
これから登るルートを追ってみる
これから登るルートを追ってみる
トマとオキの両ピークをアップに
トマとオキの両ピークをアップに
雪屁の崩壊が進んでいる
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雪屁の崩壊が進んでいる
ラクダの背方面
標高を上げながら谷川岳を追ってみる
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標高を上げながら谷川岳を追ってみる
白毛門方面の様子
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白毛門方面の様子
ナイフリッジっぽいところ。それほどでもないか。
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ナイフリッジっぽいところ。それほどでもないか。
ざんげ岩に至る気持ちの良い雪面
ざんげ岩に至る気持ちの良い雪面
肩の広場を通過
頂上直下から肩の小屋を見下ろす
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頂上直下から肩の小屋を見下ろす
トマの耳到着。
オキの耳から茂倉岳方面
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オキの耳から茂倉岳方面
平標山に向かう稜線
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平標山に向かう稜線
下りは天神平へ。こちらは人気で50人以上の登山者が登ってくる
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下りは天神平へ。こちらは人気で50人以上の登山者が登ってくる
避難小屋通過。まだ小屋の下半分が埋まっている状態。中には入れるようだ。
避難小屋通過。まだ小屋の下半分が埋まっている状態。中には入れるようだ。
天神平付近からの谷川岳全景
天神平付近からの谷川岳全景

感想

数ヶ月のブランクがあって久々の本格的な山行は谷川岳だった。
過去数十回登っているが積雪期の西黒尾根は25年ぶりとあって多少の不安を感じつつも決行してみることに。

ラクダの背まではアイゼンなしで問題なく登れる。樹林帯といえど、まだブッシュは雪の下で広い雪面となっている場所も多く景色を眺めながらの快適な登りだった。
ラクダの背にてアイゼンを着用し、ストックからピッケルに持ち替えて後半の登りに挑む。ここは過去に滑落の経験があるので慎重に登っていく。なるべく岩場を選んで登るのはやはりトラウマなのだろうか。西黒尾根はそれほどの急斜面ではないのだが雪面はそれなりに緊張する。
崩壊しつつある雪屁を横に見ながらマチガ沢側をからんでいくところは冬場ならちょっとした危険ポイントかなあ〜などと想像し、ざんげ岩横の最後の急斜面を登りきって緊張感からやっと解放される。

考えてみると、冬場に登りでここを通過した経験は一度だけでほとんどは下り。まだ若かった頃なので斜面に対する恐怖などまったくなかった。今回改めて登ってみて下りはちょっと怖いなあ〜と感じた。雪面に対して前向きで下れる自信が持てない。でもそれでいいのかもしれない。今年も安全登山を心がけたいと思う。

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コメント

谷川岳や周辺の写真が素晴らしい!
こんにちは。久しぶりの山行復活ですね。
西黒尾根から登った雪の谷川岳はさすが健脚。
25年前のことを考えると、リベンジ成功で祝福します。
写真は、この時期の谷川岳の様子がよく表れています。
ナイフリッジと書かれているところは、端は雪庇なのでしょうね。
谷川岳山頂から見る朝日岳や万太郎山などの周辺の山々が手に取るようにわかります。ロープウエイから来て登るコースも雪道ではなだらかな感じで登りやすそうです。雪庇に穴が開いていますが、芸術的というかこれが落ちて崩落するのでしょうか。この時期は上も向いて歩かないと危険ですね。山のいろいろな表情が分かりありがとうございます。
2013/5/8 10:22
Re:谷川岳や周辺の写真が素晴らしい!
tabitabiさん、こんにちは。
今年は春の訪れが早くて、
地元の里山では拍子抜けしてしまうほど
新緑が進んでました。

しからば川岳は・・・といえば
まだまだ充分に冬山の雰囲気がありましたね。
山麓の土合がまだ芽吹き始めたばかりで
これからが春本番というところでしょうか。

とりあえず5/18の山行、晴れるといいのですが。
2013/5/11 14:57
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