中国山地一周!39キロ 疲れた〜!聖湖〜砥石郷山〜丸子頭〜十方山〜旧羅漢〜恐羅漢〜天杉山〜高岳〜聖湖
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- GPS
- 32:41
- 距離
- 41.5km
- 登り
- 2,697m
- 下り
- 2,695m
コースタイム
- 山行
- 9:03
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 10:39
- 山行
- 7:47
- 休憩
- 2:06
- 合計
- 9:53
聖湖へ夕方 野営
4日
7:30聖湖駐車場出発ー8:12中ノ甲林道の熊の看板ー9:24砥石郷登山口ー10:57砥石郷山山頂ー12:08夏焼峠ー12:30牛小屋ー13:21藤本新道登山口ー14:02藤本新道分かれー15:12丸子頭ー15:41那須分かれー15:55奥三ツ倉ー16:17十方山ー17:41獅子ヶ谷登山口ー野営
5日
5:48獅子ヶ谷登山口出発ー5:51水越峠登山口ー6:56旧羅漢山頂ー7:20恐羅漢山頂ー7:37台所原分かれー8:20台所原ー9:45天杉山ー11:19奥匹見分岐(昼食)ー13:46高岳分岐ー14:18高岳山頂ー15:19高岳登山口ー15:46聖湖駐車場
天候 | 3日曇り 4日曇りー少し雨ー曇り 5日曇りー晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
中ノ甲林道の熊の看板の場所から、965.7ピークと956ピークを通って田代に抜けたかったですが、どこから入ったら良いか判らず、結局、少し遠回りの林道を通って田代に抜けました。林道の終点から田代までの沢沿いの道は、なかなか面白いコースです。田代からの砥石郷山頂を目指すルートは、かなり急登でかなりシンドイです。山頂近くなると、さらに急登になります。砥石郷からは、わかりにくいコースはないと思います。熊笹も予想以上に刈ってありラッキーだったです。奥匹見の分岐から高岳分岐の間で、少し藪漕ぎをしましたが、大きくロスするほどでもないほどでした。 |
写真
ここかあたりから、田代に向かう取り付きがあると思って道を探したのですが、
よく判らず、少し遠回りの林道と沢沿いの道を進むことに
感想
半年前に、今回チャレンジした周遊コースを知り、いつかチャレンジしてみようと思っていました。秋あたりの雪が降る前に行こうと思っていましたが、このGWの2人の休みが偶然、重なったので大山にするか、中国山地にするか迷いましたが予定を早めチャレンジしてきました。
出発前日の夕方に車で聖湖入り、前夜祭と称して焚き火にあたり海鮮鍋を堪能する。縦走には重さも考え持っていけないビールやお酒も飲みながら、
いつものように馬鹿話で楽しむ。何時に寝たのか覚えてないのですが、早めに就寝。
珍しく、ちゃんと5時に起床。昨晩の鍋の残りで雑炊を作り、朝食。テキパキと片付け、パッキングして出発予定でしたが、
寒さに我慢できず結局、火をおこしてしまい焚き火から、中々離れることができず、せっかく早起きしたのに、出発は7時前になってしまいました。
パッキングして、荷物を背負うと予想以上に重さ。特に友人のザックはカナリの重量に。。。こんな荷物を背負って40キロ近い距離の旅ができるのだろうかといきなり不安な気持ちでスタート。中ノ甲ルートに入り、熊の看板まで進む。ここからピークに登っていく予定でしたが、取り付きが判らない。暫く右往左往したのですが、結局、違うルートから行くことに、初めて通る道でしが、途中からの沢沿いのコースは、牛小屋から田代に抜ける牛小屋ルートのような楽しい道でした。そして、いよいよ砥石郷田代ルート、喩えが変ですが、地獄のような急登が山頂まで続く厳しいルートです。しかも、予想外に雨がポツリポツリ降ってきて、状況も悪い。ザックを下ろし、カバーを付けたりカッパを着たりする心の余裕さえなくなるほど、シンドイ。喘ぎ喘ぎ、なんとか山頂へ。山頂は景観もないので、スルーして、少し先の絶景ポイントへ。いつの間にか、雨も止んだので、ここで早めの昼食。失われた体力が少しでも回復するように願いながら、カップラーメンを食べる。ここから、牛小屋駐車場まで、ゆったりと下っていく。さすがGW、牛小屋には、たくさんの行楽客が、重装備で疲れ切った2人には、居場所がない感じで、少しだけ休憩し、すぐに二軒小屋方面へ。このころには、友人の膝が痛め初めていて、特に下りでは、かなり痛むようである。体調を考え、二軒小屋の駐車場あたりで、十方山をキャンセルして、獅子ヶ谷方面に行くことも考えたのですが、友人の「行けるとこまで行きましょう」という発言に予定通り、藤本新道方面へ。ここも、かなりの急登で疲労した体には、とても辛い。なんとか登り切り、十方山方面へ。友人の膝はかなり痛そうである。ゆっくりと休み休み進んでいく。十方山に到達、冷たい風が吹き、寒いので、すぐに獅子ヶ谷方面へ。
約一時間の長い下り道が続く。膝への負担を考えゆっくりと下っていく。当初の予定では19時近くまで歩く予定でしたが、獅子ヶ谷で一日目の行動を終了。すぐに火をおこし、食事をする。満天の星空の下、暖かい優しい火にあたち21時頃就寝。
昨日の遅れを取り戻すべく、少し早めに起床。6時前に再スタート。友人の膝の回復度によっては、ここで中止も少し考えていたのですが、
「大丈夫!」の力強い言葉に予定のコースへ。水越峠登山口から旧羅漢への登り、ここもかなりキツイ。昨日から疲労も重なり、大変でしたが、なんとか旧羅漢、そして恐羅漢へ。休日なので、誰か先客やすれ違ったりするかと思いましたが、昨日から、誰とも逢わず。恐羅漢からの台所原への下り。ここは、登りも下りも、結構きついルートですが、原生林が美しく、景色は大好きなルートです。ゆっくりと下り、当初の目的地であった台所原へ到着。
逆向きでは、2度経験があるのですが、台所原から高岳方面へのルートは私も初めて。記憶としては、急なアップダウンが何個も続き、厳しいルートの記憶。逆向きなら、少しは楽かな?と思ったですが、やはりキツイ道でした。すぐに天杉山に着くかと思っていたのですが、天杉山も遠かった。ここから高岳分岐までも、本当に遠く辛い道のりでしが、漸く終わりにゴールに向かっているという気持ちもあり、気力で一歩一歩進む。
奥匹見に抜ける分岐の処で、昼食。ここで初めて単独の登山者と出会う。中国山地を知り尽くしたような方で、今度、チャレンジしようと思っている裏恐羅の情報などを聞く。何度も熊にも遭遇しているらしい。私も一度は見てみたい。
ここから、あまり酷くない藪漕ぎを少ししながら、高岳へ向かう。熊笹が少なかったのは、本当にラッキーでした。こうして笹狩りをとかをしてくれる人に本当に感謝というか頭があがりません。
疲労困憊の中、ついに高岳が見えてきた。もう少しで終わるという嬉しさで足取りが軽くなるこもなく、黙々と進んで行く。
そして、遂に高岳山頂へ。すぐに地面に荷物を投げ、しばらく呆然。
正直「やっと終わった。。。」という気持ちの方が強い。
でも、やりきった達成感も、とてもある。
しばらく休憩し、下山。聖湖の周遊道路に出て、久々に歩くアスファルトは、とても足に痛く、
長い道のりのように感じましたが、本当のゴールの聖湖駐車場に一歩一歩進んでいき、
無事に、チャレンジを終えることが出来ました。
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