栂池-蓮華温泉-朝日岳-白馬大池-金山沢
- GPS
- 52:24
- 距離
- 38.4km
- 登り
- 3,579m
- 下り
- 4,146m
コースタイム
栂池9:02-天狗原9:57-白馬乗鞍岳11:00-振子沢へ11:25-蓮華温泉12:51
5月4日
蓮華温泉6:08-平馬の平6:30-瀬戸川鉄橋6:55-瓢箪池7:48
-朝日岳台地2035m大岩10:26-朝日岳11:28/11:54-瀬戸川鉄橋13:17
-蓮華温泉13:04
5月5日
蓮華温泉6:31-天狗の庭付近8:55-白馬大池10:21-船越の頭11:49
-コル滑降12:10-金山沢-猿倉13:26
天候 | ㋄3日晴れ、4日晴れ、午後3時頃チョト小雨、5日晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
写真
感想
㋄3日
栂池スキー場自然園駅をスタート、GWと思うと涼しい、余り汗を掻く事無く、天狗原へ到着する。
このまま、蓮華温泉に下るのはもったないので、白馬乗鞍岳を一滑り、薄い新雪が付いていて、所々硬いバーンも有ったが、問題なし、GWの雪としては上等である。
振子沢へ滑り込む、重たいザラメ雪を想像していたが、時間も早い為か、軽いザラメ雪で滑りを楽しむことが出来た。
1650mの振子沢から中ノ谷の切り替え地点は、沢山の印でスムーズに入ることが出来た。振子沢より幾分狭いが滑りを楽しむ事が出来た。しかし、雪は重たくなって来た。
遠くに、朝日岳が見え出したら、瀬戸川に架かる。コンクリートの橋に出た。ここは、スキーを外して、渡ってスキーを履いて蓮華温泉の前に出た。
13時前に着いたので、受付、荷物の整理をして、山荘裏の野天風呂「仙気の湯」に蓮華温泉三山、雪倉、赤男、朝日の展望が最高である。
只、山頂部に雲が掛かっているのが少し気に成る。
部屋は相部屋で、8畳で6人でした。夕食後に内風呂に入って寝る。
5月4日
朝食を食べて、朝日岳へ向かった。兵馬の平は同じ様な地形と印とトレースで、迷う。この日、朝日に向かうのは、私達だけと思っていたら、瀬戸川に架かる。(スキーで滑降)鉄橋前で登山者が集まって来た。
先ずは鉄橋への下り、ガリガリの急斜面をスキーで下る。鉄橋を渡るが、1m位段差に成っていて、雪が腐っていてヤラしかった。
鉄橋を渡る。ここから先、シール登行、準備の為に登山者が集まった。20名弱。
ここから先は、樹林帯の緩い尾根を登り、大きな樹林の中に、瓢箪池を見る。
樹林を向けると、広い雪の河原に出た。ここが白高地沢で、振り向くと、
五輪山への鉄橋が見えた。広い谷間を登る。色々とルートが取れる様で、鉄橋で溜まっていた多くの登山者はバラバラと成って、朝日を目指していた。
やがて、1600mで広い運動場の様な所に出た。正面に朝日を見る。
ここをトラバースして、急登を登り朝日の台地に立つ。
ここまで来れば、近いと持ったが、結構長かった。広い長いので良い感じの傾斜であったが、山頂の稜線近くなると、傾斜が増して来て、雪面も硬くなって来た。クトーをロックしてガンガン登る。先行者を次々に追い越して、稜線に立った時は
一番で有った。岩峰が見たので、ここが山頂と思いGPSを見たら。朝日の山頂はまだ、先で有った。風がキツイ、幸い、視界が利いていたので助かる。
一頑張りして、朝日岳の山頂に立つ。
風がキツイ、。シールを剥がすのに丸太の衝立が有り助かった。
パートナーが直ぐに来て、其の後に、2人が登って来た。写真を撮っていただき。
そそくさと、山頂を後にする。
雪波が有ったが、乾燥した新雪で(時々堅雪あり)GWとしては、極上で、山頂斜面を気持ち良く、滑り。台地2070mの大岩の陰でお昼を取る。
ここからは下は、軽いザラメで自由なコースで瓢箪池へと滑り、朝の緩やかな登りの尾根は樹林の薮が少し煩かった。
鉄橋前まで、シールを貼る事無く滑り降りて来た。
ここからスキーを担ぎ橋を渡りを登る。
登り切ったら、少しスキーで滑ることが出来たが、直ぐにシールを貼る。兵馬の平へ入った。(小雨、霙がチラッと降って来たが直ぐに止んだ)
(この時、同部屋の雪倉へ行かれた方は、視界悪く、山頂直下は靴アイゼンを使用、滑降も重たいザラメで散々と言っていました。)
朝と同じく、沢山のトレースと印で惑わされて、蓮華温泉(山荘下の水芭蕉は、雪焼けで美しさが今一つでした。)に到着。
ザックを整理して、温泉!ビール!!極楽!!
5月5日
今日は、雲一なく、風もなさそうでコレゾ、GWと言う天気。雪倉、赤男、朝日の三山が朝焼けに映えて綺麗でした。
朝風呂に入って、朝食、白馬大池へ。ダケカンバの林を広い斜面登る。
1900m位からは急さが増し、クトーギリギリで、靴アイゼンに変える登山者も居た。
頑張って、クトーで登り切る。(シールのスリップが多いとシールに雪団子(シール+クトーと同時使用時)と成っていた。ストックで払うが、知らぬ間に団子が付いている。ストックでは上手く団子が落ちない、Oさんにワックスを借りて塗ったら、解消された様な、この時季、ワックスは不要と持ってこなかったが、しかし、シールには有効の様で携帯したいと思った。)天狗の庭を過ぎると、傾斜も緩くなり樹林帯を抜ける。広い雪原に出て、白馬大池に出た。山荘は煙突しか出ていなかった。
ここで、早いお昼を取って、船越の頭へ一頑張り。(風は微風、視界バッチリ)
山頂を踏んで、コルから滑り降りる。
昨年は、視界不良とスキー雪崩が起きる中を滑ったが、
今日は、視界もバッチリで、雪質もちょとフィルムクラストで有ったが、薄いので問題なく、一気に船越の斜面を滑り2000m台地に降りた。
今年は、雪質に恵まれている。
金山沢も何時ものGWごろのザラメよりも軽く疲れなかった。
何時もの下部の土砂雪崩の所は、矢張り土砂雪崩でしたが、しかし、左側を斜滑降で滑り降りることが出来ました。(今週末はスキーを外さなければならないかも)
白馬大雪渓へと出た。4月27日の雪崩事故の為、登山規制が入った為に登山者の姿なく、事故現場を見ることが出来たが、当時のまま、大きな雪崩後を残していた。
合掌。
スキーを外す事無く、猿倉まで滑り降りることが出来ました。
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