三ヶ辻山(西尾根アドベンチャー)
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- GPS
- 06:50
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,489m
- 下り
- 1,473m
コースタイム
06:00 1167
08:00 三ヶ辻山
08:40 1167
09:40 芦倉
天候 | 雨-雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 下山後の温泉は五箇山くろば温泉。600円と安い。熱いサウナ(3人)に冷たい水風呂。石鹸あり。ご飯もおいしい。かなりスペック高い。 |
写真
感想
昨日は初雪山を下りたら魚津で何か美味しい海のものでも頂こうかと思ったが、どうしても米が、カレーが食べたくて富山チャンカレへ。腹が減りすぎると逆に量が食えない。普通盛りがキツかった。その後は五箇山の芦倉まで移動。富山側から東海北陸道に入ったのは初めてかもしれない。
2時起床の3時出発。今日は先生と2人で三ヶ辻山へ。みかつじやまと読む。人形山、牛首峠、そして僕らが歩いてきた芦倉と三方に尾根が伸びているので三ヶ辻ということらしい。最近晴れの日が続いたが今日は雨出発。夜明けを過ぎれば気温は下がっていくので雨は雪に変わる。運が良ければ止む。それなら行くしかない。さすがに出だしから山頂を踏んで下山までの全行程ガチ降りなら行かないが、今日のような日は行く。濡れ対策をすれば問題無い。
先生と2人で山に行くのはいつぶりだろうか。調べてみると2019年GW遠征最終日の岩手山以来だった。先生と2人で山へ行くと「はよ結婚せえ」の圧がやべえ。リアル両親にだって一度もそんなことを言われたことは無い。両親は諦めているのか、思っても言わないのかはわからないが。先生と2人になるといつもこの話題になる。だがしかし、今日はあんまり言われなかった。さすがに先生も諦めたのかも。僕の粘り勝ちです。いや、真面目に僕の人生を心配してくれるのはうれしいのですが。結婚する気があるのかと言われたら無くはない。ただ理想の人に会えないのです。
土日祝日・年末年始GW夏休みに家に居なくても何も言わない。僕が休みの日に何をしているかなんて全く興味なくて、人生の99.9%を仕事でも趣味でも何かに打ち込んでいる人が良い。この国は異性と入籍していた方が何かと都合が良い(言い換えると独り者は生きづらい)ように出来ている。世間体、親が安心する、経済的なリスク分散・税金対策など。今まで自分の好きなことを全力でやって生きてきた。これからもそう。この状況を全く変える必要が無ければ結婚するメリットはある。そんな自分と同じ考えを持った理想の人を探している。たまに同じ時間に食事をした時に「最近どう?」「別に普通」「ふーん」くらいの会話でもあれば十分すぎる。そんなフラットなテンションの関係が良い。いっそ一緒に住んでいなくても構わない。しかしそんな考えの人は中々見つからない。そりゃそうだ。なぜならその人は僕と同じく今、自分のやりたいことに精一杯なので真剣に相手探しをしていないからだ。まだ見ぬ同じ考えを持った理想の彼女と僕が、この世界線で出会うことは永久に無い。同じ方向を同じ速度で走っているランナーが決して出会うことがないように。悲しいね。
さらに悪いことに人の考えは変わる。付き合い始めて結婚した当初はそれで良くても歳を取れば人は安定を求める。打ち込んでいたものへの熱量も薄れていくかもしれない。それが僕になるか相手になるかはわからない。しかし片方の気が変わればもう片方はどうなる。はい契約終了さようならと、そう簡単に事が進むとは思えない。このリスクがかなりデカい。見つかるかどうかわからない、運良く見つかってもずっと上手くいくかどうかわからない。こんなギャンブルに人生の余力を割くのは割りに合わない。なので真面目に相手探しをしていない。まあ独りで生きてきた時間の方が長いので現状維持。死ぬまで独りも悪くない。抱き合わせなんだ、孤独と自由はいつも。
三ヶ辻山は往路5時間、復路2時間と中々歯応えのある山だった。雪が下駄になったどうしようかと思ったが気温はぐんぐん下がって帰りはガリガリの上にパラッと乗った雪が良く走る。癒しのブナ林に樹氷。太陽と青空はほとんど拝めなかったが、しっとり良い山だった。登ってきた尾根は快適では無さそうということで先生は沢へ突っ込んでいった。一番等高線が詰まったところは立派な滝になっていて雪切れ。左手は雪が繋がっているので10mくらいカニで登り返して迂回して事なきを得た。沢へ突っ込むのは毎回緊張する。今日は寒いので下山後の温泉が気持ち良い。明日で連休も終わりだ。しっかり休んでガッツリやろう。
今日は出だしは雨で徐々に冬型が決まる予報、上は雪だろう、行くしかない!YSHR パクとガチで滅多に歩く人はいない三ヶ辻山西尾根へ行こう。エリートサラリーマンのガンは急遽仕事が入ってDNS、まあエリートだから仕方がない。
深夜3時に白川郷の芦倉スタートと約束、近場なら少し眠れるからお得である。1時半に自宅を出て現地に着くとパク号が止まっていた。予定通りに三時にスタート、安定の雨である。尾根に取り付き芦倉山を目指す、尾根上は日当たりが良いので雪は少なく、早くも賞味期限が迫っていた。400mほど高度を上げるとようやく雪に変わった、良かった。芦倉山から先はアップダウンの連続、またもや鬼巻きである。
ガンガン巻きまくるが一か所30mほど落とさざるを得なかった。ここ以外はほぼ完璧に巻いて進む、高度が上がるとメチャ雪は多かった。視界はないが雪ならいいじゃないか、大満足だ。貸し切りのブナ林が続く、ここも癒しの尾根である。三ヶ辻山に着いたと思ったらその先まだかなりあった。
さあ安定の真っ白の山頂だ。無事ピクれて大満足だ。記念写真を撮ったらさあ帰還、ガリガリモナカ斜面が続く、だがヘルベントの敵ではなかった、ガンガン滑っていく。あっという間に芦倉山へ此処から先は谷へ入ろう。一人ならいかないが二人なら行くしかない、中間に崖のような場所があるが巻けるやろう。
快適に谷を落としていくと早々に滝が出てきたが無事クリアー、崖のような場所はやはり滝で雪がなかった。アドベンチャーが続く、少し巻くと雪が繋がり急な谷を雪を蹴散らし落ちて行く。おおー集落が見えた。もう大丈夫だ。神社が見えてすぐ先に車が見えた。
いやーアドベンチャーも楽しいです。時間はまだ10時前とっても楽しい朝活でした。さあ明日はパクの希望の山へ、明日は今日より遥かに手強いぞ、行くしかない!
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