北横岳〜三ッ岳〜雨池山〜縞枯山を周回し北八ヶ岳の雪山を楽しむ
- GPS
- 05:11
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 518m
- 下り
- 491m
コースタイム
- 山行
- 4:12
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 5:17
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
諏訪南ICから北八ヶ岳ロープウェイ駐車場までの道路に残雪&凍結箇所は無かった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
2/20〜2/22にかけて快晴の天気が続いたため、トレースはばっちりで踏み抜くこともなく北横岳〜三ッ岳〜雨池山〜縞枯山を周回することができた。なお、今回は、コース全般を通じて、12本爪アイゼンを利用した。 三ッ岳〜雨池山の下りは、旧斜面の下りとなるため、慎重に下った。連日の好天で、雪が腐りかけていたが、コース全般を通じて上質の雪面だった。三ッ岳は岩稜帯を縫って登るコースになるため、スライド時は踏み抜き等に注意が必要!! ただし、てんきとくらすの予報では、強風のためCランクとなっており、樹木が無い坪庭や尾根筋になる北横岳山頂部等では、十数m/sの強風が吹いていたため、防寒対策をしっかり行う必要がある。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
ピッケル
|
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共同装備 |
ツェルト
|
感想
2/23の天皇誕生日の休日を利用して、山仲間と一緒に北八ヶ岳の北横岳〜三ッ岳〜雨池山〜縞枯山を周回してきた。
2/23の天気予報によれば、晴れてはいるが、北から寒波が張り出してくるため、標高2500m辺りでは、20m/s を越える強風がふき、気温は-7℃で登山には適さないというものだった。しかし、朝方は、八ヶ岳や南アルプスの2500m以上には、ガスがかかり、ちょっと霞んだ空模様だった。
北八ヶ岳ロープーウェイの運行開始時刻は、9時だったため、8:30頃に駐車場に着くつもりで出かけた。諏訪南ICから北八ヶ岳ロープウェイの駐車場までの道路は、残雪も凍結箇所もなく快適だった。
9時定刻に山麓駅から70名ほどのスキーヤーと登山客を乗せてロープウェイは運転を開始した。山頂駅でアイゼンを装着し、北横岳を目指した。
坪庭は、吹きっさらしの台地のため、強風が堪えたが、北横岳への登りとなると樹林帯の中の登りということで、汗が噴き出した。北横岳ヒュッテで小休止を摂った後、北横岳に登ると、汗が一気に冷え込むような強風が吹いていた。山頂からの眺望を期待していたが、南アルプスや北アルプスにはガスが掛かっており、南八ヶ岳の峰々にもガスがかかっていて眺望はお預けだった。
北横岳ヒュッテは、樹林帯に囲まれていて風の影響が少ないため、ヒュッテ前で早めの昼食休憩を摂った。今回北横岳〜三ッ岳〜雨池山のコースは、数日前にmktenさんが降雪直後で踏み抜きに苦労したという報告をしてくれていたため、トレースの確認後に判断することとしていた。登りの時点では、殆ど歩行の跡が見られなかったが、下りで三ッ岳分岐のコースを見ると、結構トレースがあったため、三ッ岳を目指して進んだ。三ッ岳III峰で引き返すパーティもいくつかあったが、その先にもしっかりとレースがついていたため、三ッ岳I峰を目指して進んだ。三ッ岳からの眺望は素晴らしく、このコースを歩けて良かった。三ッ岳からの急な下りもアイゼンの歯が良く効いて問題なかった。雨池山への登り&下りをこなし、雨池峠に12:48に着いた。その後、縞枯山への登りがきついと聞いてはいたが、ほぼ直線的な急な登りが続き、これ足腰に応えた。なんとか登り終え、縞枯山から周囲の山々を見ると、午前中に山頂部にかかっていたガスが晴れ渡り、素晴らしい眺望が拡がっていた。そこで、縞枯山の展望台まで足を延ばし、南八ヶ岳や南アルプス、奥秩父の素晴らしい展望を楽しんできた。ロープーウェイの山頂駅に戻ったのは、14:40だったが、北八ヶ岳の雪山を堪能することが出来、大満足の山行だった。
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