倉岳山に上野原から

2021年02月23日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.3km
• 登り: 687m
• 下り: 893m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:10
• 休憩: 1:20
• 合計: 7:30

9:30 浜沢バス停
10:40 10:50 立野峠
11:40 12:20 倉岳山
13:10 13:10 穴路峠
13:20 13:20 天神山
13:50 14:00 高畑山
14:30 14:30 仙人小屋跡
15:30 15:50 貯水池
16:10 16:10 ゲート
17:00 鳥沢駅

天候

快晴　無風

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

上野原駅から無生野行バスで浜沢下車　850円

コース状況／危険箇所等

危険個所なし

写真

上野原駅から南北朝時代の雛鶴姫伝説のある無生野行のバスに乗りくねくねと浜沢まで。見知らぬ里を見物しつつ50分乗車。

バス停から標識に沿って歩くとすぐに浜沢の大ケヤキがあったので拝んでくる。

台風の倒木か、幾つかこのような感じに。

立野峠は賑やかな交差点で梁川駅からのハイカー多し。

山頂間際になると急坂となる。

ついに頂上。祭日のためかハイカーが10人ほどいる。

おお! 真白き富士の嶺。

前に山で頂いた大ぶりのキクラゲを入れたラーメン。

二つ目の峠は穴路峠、峠のすぐに天神山。

振りむけば倉岳山。

高畑山手前に雛鶴峠への分岐あり。

二つ目のピーク、高畑山。

鳥沢駅に向かって下山、途中に仙人小屋跡地あり。

この山域で見かけたアブラチャン満開。

美しい冬枯れの風景は絵画そのもの。

なぜか水のない貯水池。

貯水池の入り口付近でお汁粉タイム。

鳥沢からの登山口に到着、ここが本日の下山口。

山間の家々の空にある山並み。
倉岳山と高畑山、大桑山の三座同定をしつつ駅へ。

相棒が走って買ってくれた乾杯ビール、
電車が来たので呑み鉄実行。

感想

ururu

　10年ほど前のこと、梁川駅の下の酒屋さんで「倉岳山」の名のお酒を買ったことがあった。それから気になって、いつかは行こうと思っていたが、今回友人の案内でようやく実現した。
　でも、今回は梁川駅のコースは採らず、雛鶴姫の悲しい伝説のある秋山温泉の無生野行のバスに乗った。ここには県の無形文化財の念仏講が続いているという。姫の霊を慰めるためのものだというがいつか訪ねて見てみたい。
　今年は山には雪がなく春のような日だったが、大きな富士は真っ白で厳しい冬山の表情をして空に屹立していた。美しい。
　東の立野峠と西の穴路峠は古くからの峠道だという。重い荷を背負った幾千人もの行き来があったのだろう。こうして歩いていると古人の苦労が偲ばれる。
　友達と別れた高尾駅からは、居合わせた単独行の女性と隣合わせとなり、彼女は扇山方面に登ってきたと言う。二人で楽しく立川まで山談議に花が咲いた。今度はそこにも行ってみよう。