仙丈ケ岳 (戸台河原よりアプローチ)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 22.4km
- 登り
- 2,168m
- 下り
- 1,505m
コースタイム
7:10 戸台河原駐車場
9:15 角兵衛沢案内板
9:50 丹渓山荘跡
11:30 大平山荘
12:00 北沢峠
14:05 5合目大滝の頭
14:15 5合目より少し登った所付近で幕営
5/8
5:30 幕営地
6:15 小仙丈ケ岳
7:20 仙丈ケ岳
8:20 幕営地 (テント撤収)9:15
10:20 駒仙小屋
10:40 北沢峠
12:25 歌宿
13:30 戸台大橋
14:10 戸台河原駐車場
天候 | 二日間終日快晴 両日強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
戸台河原の駐車場利用。かなり広いので数十台駐車可能。 仙流荘、戸台大橋を過ぎ林道が細くなり、落石が目立つ様になりますが通行には問題ないと思います。 仙流荘から約20分位です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト 河原の駐車場に有ります。 コース状況 戸台河原駐車場〜八丁坂 単調な河原歩きです。何度か渡渉地点がありますが、危険個所なしです。 八丁坂〜北沢峠 急な登りですが、九十九折になっているので意外と楽な登りです。大平山荘手前(1800m地点)辺りから凍結箇所が出てきたためアイゼン装着。 北沢峠〜小仙丈ケ岳 トレースがしっかり付いていて道迷いは少ないと思います。 森林限界を超えると急に風が強くなります。 本日の雪の状況は、クラスとしていて登りやすっ方です。 小仙丈ケ岳〜仙丈ケ岳 気持ちの良い稜線歩きです。 一部、ナイフリッジの通過があります。 本日は、かなり強風の為通過には神経を使いました。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
残雪期の仙丈ケ岳に行っていました。今の時期、仙流荘から歌宿までの区間バスが通っていますが、バスを使うと山行行動が短くなり物足りないので、今回はバスを使わず、戸台河原よりアプローチし、5合目付近(大滝の頭)でビバーグし翌日アッタクするプランを立てました。 一泊二日の工程なので、バスを使って仙丈ケ岳と甲斐駒ヶ岳の2座アッタクすることも考えましたが、平日バスの始発が8時台なので、時間的に忙しくなるので上記のプランにしました。
戸台河原よりアプローチ開始。単調な河原歩きが始まります。歩き始め左岸を歩き、第二砂防ダムを過ぎるあたりより右岸を歩くルートを取ると歩きやすいと思います。 八丁坂は旧とですが九十九折になっているため、意外と楽です。順調に高度をを上げ、北沢峠到着。残雪期なので、ビバーク地点での水作りには衛生面で抵抗があるので、今回はここで水を補給。 5合目まで約500mの高度差ですがやはり水の担ぎ上げは重い。なんせ5リットルも補給してしまいました。 予報では、夜にかけて強風が吹くのでテントの周りにブロックを作り風よけを作りました。予報どうり夕方から風が強くなり、夜はかなりの風が吹き、一時間おきに起きるような感じであまり寝た気がしないまま、朝を迎えました。この日の予報も強風(26m)の予報でしたが意を決してアッタク開始。早朝ともあることで雪質はクラストしていてアイゼンの歯が良く効き快適に登れます。森林限界より上はかなりの強風地帯、この風では撤退かと頭の中をよぎりながらも、とりあえず小仙丈ケ岳に向かいました。小仙丈ケ岳に立つと風はますます強くなり仙丈ケ岳に続く稜線には雪煙が舞っていましたがここで撤退するのは、悔しいので行けるところまで行くつもりで先に進みました。耐風姿勢を取りながら、小ピークを越えると若干風が落ち着きその後のナイフリッジの通過もかなり緊張を強いられましたが通過でき、仙丈ケ岳のピークに立つことが出来ました。 風以外では、最高の天候で360度の展望を満喫することが出来ました。本当に最高の気分でしたが風が強いので少しの休憩をして下山開始。後ろ髪を引かれる思いでの下山になりました。
下山は歌宿まで下りバスで戸台大橋まで行く予定なので、少しバスの時間に余裕があるので駒仙小屋に立ち寄りプラプラしながら下山しました。歌宿までの林道歩きは単調ですが甲斐駒、鋸岳の展望が良く意外と楽しく歩くことが出来ました。
歌宿よりバスにて楽々下山。戸台大橋より下車し、河原まで約20分かけて車を回収に行き今回の山行終了。
ゴールデンウイークの後もあって、静かで充実した山行でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する