唐松岳・不帰景Cルンゼ
- GPS
- 06:32
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 912m
- 下り
- 2,072m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
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写真
感想
どうしても不帰2峰に行きたい無山無名君と一年に一度は唐松岳に行きたいというコシリウスの希望により、今季四度目の八方尾根に来た。何度来ても飽きないと思っていたが、さすがに来る前は「もういいよ」と思う自分がいた。とはいえ、前泊して山の景色と空気、それにお酒を愉しめば飽きることなどないのだった。朝から快晴で気温も低くない。今日は良い一日になりそうだ。前日のやり取りでドローン氏が2361から撮影してくれるというので、時間調整をして遅めにスタートする。
八方尾根のトップまではいつも通りシールで登り上げる。この日は雪が硬く、クトーが必須だった。途中2峰を観察しながら相談した結果、無山氏が滑りたい北峰に大きい破断面があったことを一番の理由として、2峰には行かずCルンゼを滑ることにし、その旨ドローン氏にも連絡した。唐松岳とDルンゼを経てCルンゼエントリーに到着。荷物を置いてBルンゼまで歩き、こないだ残置したスリングを回収。雪庇が解消していたら再度Bも有り得たが、相変わらずのオーバーハング雪庇だった。
9時半頃に滑走準備が整ったが、ドローン氏がもう少しでドローンを飛ばせるので10時まで待てるか?という。それなら待とうではないか。10時過ぎに接触を試みるも連絡が取れない。取れたらもう少し待てという。強風の中、結局11時まで待つとようやく丸山ケルンからドローンが飛んできた。よし急げとばかりにファーストでエントリーすると理解不能な悪雪に足を取られて両板が外れてもんどりうった。「はぁはぁ」言いながら板を履いて仕切り直して滑り出す。パックながら安定した雪をルンゼの出口までノンストップで。Cルンゼを滑るのは実は初めてだった。
2人が合流してドローンが去って行った。唐松沢にはまだこの日のシュプールはない。しばし貸し切り旅行を楽しみ、その後、無名沢の手前あたりで他のシュプールに合流。無名沢出合で要らない荷物を受け取り、デポを回収するために登り返す2人と分かれた。南滝は前回同様下りやすくなっているが、滝の手前が少し恐い。二股まではずっとストップスノー。二股では残念ながら知り合いにも会わなかったので、林の中をストックで漕ぎながら前進。最後はシールを付けて和田野に上がり、国際ゲレンデの駐車場まで歩いた。その後、名木山でデポ回収任務を終えた2人と合流。
なかなか良い一日だったが、次はどこか行ったことのない所に行きたい。
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