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Yamareco

記録ID: 296768
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

春の奥穂高岳

2013年05月03日(金) ~ 2013年05月05日(日)
情報量の目安: A
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
MDfreak その他3人
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
22:51
距離
39.4km
登り
2,302m
下り
2,261m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

3日上高地6:10→明神→徳澤→横尾→12:30涸沢 涸沢ヒュッテ泊
4日涸沢ヒュッテ→涸沢小屋7:10→9:20穂高岳山荘9:40→10:50奥穂高岳山頂11:05→0:35穂高岳山荘13:40→涸沢 涸沢小屋泊
5日涸沢10:15→16:15上高地
天候 3日晴れ、4日晴れ後曇りで雪、5日晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
関西発のさわやか信州号にて上高地に到着。
関西発のさわやか信州号にて上高地に到着。
焼岳も秀麗でありました。
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焼岳も秀麗でありました。
おおっ、麗しい。
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おおっ、麗しい。
ずっと見惚れながら歩を進めます。
3
ずっと見惚れながら歩を進めます。
明神着。
幾度か見やった光景ながら、この時期は初めて。
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幾度か見やった光景ながら、この時期は初めて。
徳澤着。
徳澤園でコーヒーをいただき、ゆっくりしてました。
徳澤着。
徳澤園でコーヒーをいただき、ゆっくりしてました。
連休前半は立山でアルペンルートの雪壁を眺めたのだった。
さながら雪の小谷ってところですか。
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連休前半は立山でアルペンルートの雪壁を眺めたのだった。
さながら雪の小谷ってところですか。
横尾着。
ここでもゆっくり。
横尾着。
ここでもゆっくり。
久方ぶりの横尾大橋です。
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久方ぶりの横尾大橋です。
屏風岩も久方ぶり。
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屏風岩も久方ぶり。
あのあたりに本谷橋が架かるのかしら。
あのあたりに本谷橋が架かるのかしら。
やはり穂高はエエなあ〜、などと口々に感嘆の声を上げながら歩を進めます。
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やはり穂高はエエなあ〜、などと口々に感嘆の声を上げながら歩を進めます。
涸沢着。
本日はここまでなので、ゆっくり目の行程でした。
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涸沢着。
本日はここまでなので、ゆっくり目の行程でした。
涸沢ヒュッテで宿泊の手続きを。
今回はテント泊やありません。
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涸沢ヒュッテで宿泊の手続きを。
今回はテント泊やありません。
昼食はちょいと奮発しておでんと生ビールのセットを。
私的にはここでやる一杯が一番やと思ってます。
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昼食はちょいと奮発しておでんと生ビールのセットを。
私的にはここでやる一杯が一番やと思ってます。
涸沢ヒュッテ新館入口より眺めやる。
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涸沢ヒュッテ新館入口より眺めやる。
涸沢ヒュッテのユングフラウの間。
この日は布団は一人一枚だったので、ゆっくり休めましたよ。
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涸沢ヒュッテのユングフラウの間。
この日は布団は一人一枚だったので、ゆっくり休めましたよ。
涸沢ヒュッテの食堂。
涸沢ヒュッテの食堂。
涸沢ヒュッテの夕食です。
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涸沢ヒュッテの夕食です。
今期、テントが多いのか少ないのかようわかりません。
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今期、テントが多いのか少ないのかようわかりません。
4日早朝。
モルゲンロートはイマイチでした。
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モルゲンロートはイマイチでした。
涸沢ヒュッテの朝食です。
涸沢ヒュッテの朝食です。
この先、あずき沢をザイテングラート寄りに登り詰めていきます。
この先、あずき沢をザイテングラート寄りに登り詰めていきます。
常念岳や蝶ヶ岳も見えてます。
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常念岳や蝶ヶ岳も見えてます。
白出のコルに到着。
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白出のコルに到着。
念願の残雪期奥穂高岳山頂に到達、感無量で涙涙…。
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念願の残雪期奥穂高岳山頂に到達、感無量で涙涙…。
下りが厄介です。
下りが厄介です。
穂高岳山荘へ至る梯子と鎖場手前の斜面はロープを出して、懸垂下降で下った。
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穂高岳山荘へ至る梯子と鎖場手前の斜面はロープを出して、懸垂下降で下った。
穂高岳山荘が霞んでます。
穂高岳山荘が霞んでます。
あちらに見えるガイド登山(?)の一団がかの斜面を踏み外したのか、網に引っかかって難を逃れたらしい。
あちらに見えるガイド登山(?)の一団がかの斜面を踏み外したのか、網に引っかかって難を逃れたらしい。
あずき沢で尻セードってあり?
あずき沢で尻セードってあり?
涸沢小屋の夕食です。
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涸沢小屋の夕食です。
5日早朝の北穂。
やまびこ1号が涸沢へ幾度も飛来してました。
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やまびこ1号が涸沢へ幾度も飛来してました。
正面に前穂北尾根を見据えてのコーヒータイム。
こういうのもよろしいな。
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正面に前穂北尾根を見据えてのコーヒータイム。
こういうのもよろしいな。
涸沢小屋
下山の途に。
ここいらを過ぎると穂高の稜線とはお別れ。
名残り惜しい。
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下山の途に。
ここいらを過ぎると穂高の稜線とはお別れ。
名残り惜しい。
横尾大橋から
上高地に戻ってきました。
上高地に戻ってきました。

感想

5/4、登り始めは快晴なるも、白出のコルに至る頃より山頂あたりは次第にガスが立ちこめ、雪も降り始めて一変、怪しげな様相に。
穂高岳山荘を出発して、ハシゴと鎖場を経、最初の斜面が難物だと直ぐ様認識する。
登りはともかく、下りがね厄介そう。
全体の行程からすれば短い部分でありますものの、CLの判断により、念のため、下りはロープを出し懸垂下降で下ることに。
ロープワークに暗い私が、これに対処できたのは、CL、SLご夫婦による事前のトレーニングを受けていた賜物でありました。

最初の斜面より山頂に至るまでのルートは、それなりに直近の視界が得られる状況であれば、夏山のルートに準ずるもので迷うことはなし。
3年前の秋に登った折とは異なり、槍も笠も乗鞍もガスの向こうで眺めやることはなかったけれど、幾分シビアな状況が加味された中、無事、登下山できたことで満足度は更にアップ。

その夜、体調を崩し翌日の快晴下での北穂登頂は自重しまして、一人、涸沢小屋のテラスで穂高の連なりを飽くことなく眺めやりながら過ごしておりました。
それなり贅沢な一時であったなあと。

山歩きを始めて1年半ほどで某山岳会の雪山教室の門を叩き、そのまま入会。
元々山経験の浅い私が、雪山を志向してより積雪の奥穂高岳を目標に据えてきたのには無理があったかも。
そんな想いを巡らせながらの道行だったこともあり、今回、残雪期の奥穂高岳登頂が叶ったことには感慨無量。
涸沢への下山途上、ずっと歓喜にうち震えておりましたよ。
同道いただいた会友に多謝。
とてつもなく楽しい山行となりました。

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