【独占 THE DAYの人形山】田向集落〜中根平〜人形山〜春木山〜マルツンボリ山周回
- GPS
- 11:26
- 距離
- 22.8km
- 登り
- 1,744m
- 下り
- 1,726m
コースタイム
天候 | 晴れ/午後から雲多め 出発地で気温-3度、山頂付近気温7度まで上昇、風速3-4mほどの風が吹くポイントあり。 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◾️田向集落〜中根平 林道を時折ショートカットしつつ高度を上げる。ショートカットする際には林道横の雪の壁をうまく乗り越えていけるポイントを探す必要がある。この日はチェーンスパイクで歩ける固さだったため、林道を歩いでもさほど時間は変わらなかった。足跡が1つ有り。 ◾️中根平〜宮屋敷跡 前半は植林地、後半はブナ若木の疎林の尾根筋を直登。標高1000mを越える辺りから金曜日夜に降った新雪が10〜20cm、そのため足跡は消えている。中程で滑り止めにワカンに履き替える。 ◾️宮屋敷跡〜人形山 この日はワカン使用し快適な稜線歩き、前日の山スキーヤーのトレース有り、北面の風が通るポイントはクラストしている。又、クラックも有り、今後の陽気で雪崩れの危険有り。 ◾️人形山〜春木山〜マルツンボリ山 ワカンのままブナの疎林の稜線歩き、登りに使った夏道ルートよりもはるかに楽しい展望ルート、ノートレース ◾️マルツンボリ山〜田向集落 足跡1つ有り。杉の植林地を経て林道へ。林道に危険箇所なし。林道から田向集落へは植林地と雑木林の境を急降下。ワカンでも2回ズボる。 |
その他周辺情報 | 下山地から徒歩3分の「五箇山荘」で日帰り入浴可、\500。露天風呂有り、ちょうど良い湯加減の温泉。 |
写真
感想
北陸地方の晴れが約束されたこの日、かねて機会を伺っていた積雪期の人形山へ。
この夜は、ちょうど満月スノームーン。月明かりの中、ヘッドライトなしでも歩くことができるほどだ。
林道には足跡が一つ、どうやらヤマレコの記録にあるshikkachiさんのもののようだ。ショートカットできそうな斜面を見つけて登るが、林道を歩いでも時間的にさほど変わらず、緩やかな林道に比べ息が上がる分、疲れを感じる。
高度をあげるにつれ、金曜日夜に積もった新雪が量を増す。ブナ林を抜けると宮屋敷跡の雪原に達する。ここには、前日のものと思われる山スキーヤーのトレースがあった。ここから先は360度の大展望ルート、The DAYに歩くに相応しい光景が広がる。
人形山山頂への稜線上はクラックも発生しており、これから先は注意が必要だろうが、この日は、クラストした斜面はほとんどなく、ワカンで山頂着。
山頂からは東に北アルプス、乗鞍岳、御嶽山が浮かび、手前に金剛堂山、南に三ヶ辻山、猿ヶ馬場山、西に白山、笈ヶ岳、大笠山、北に医王山、能登半島、富山湾、ここは展望の一等地、微風快晴にも関わらず、今日は誰も登って来ない。今日は貸切のフィールドだ。
宮屋敷跡まで戻り、春木山へ向かう。山スキーヤーのトレースとは鞍部で別れ、ここからは又ノートレース。広々とした雪原を歩く。
マルツンボリ山山頂は植林地だが、南側は金剛堂山や歩いて来た山々が見える場所、金剛堂山とはここでお別れとなる。更に下り林道に出る。1週間前の足跡が再び現れる。林道からは人形山がよく見える。この下りルートは今日歩いてきたマルツンボリ山までの稜線が一望できるまさに人形山展望ルートといっても良いルートだ。
林道を離れ、田向集落への最短ショートカットルートで急降下、この辺りはワカンでもハマること2回、予想以上の暖かさに汗だくだ。植林地の中を下ると駐車した羽馬家住宅裏手に出る。
下りはワカンで快適に飛ばしたので汗だくになったが、予定の16時前に下山することができた。美しい新雪の下に固めの雪が続いたことが幸いした。お湯(水)を2リットルほど持っていったが、1.5リットル近く消費していた。
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