富士山〜突風とアイスバーンにビビる
- GPS
- 07:08
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 1,528m
- 下り
- 1,538m
コースタイム
↓
6合目 6:36
↓
白雲荘(3100m) 8:14
↓
9合目(3550m) 9:55
↓
山頂部 10:28〜10:51
↓
白雲荘 11:45
↓
下山路(夏道) 12:22
↓
吉田口冬季ゲート 13:07
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行動時間 7時間8分 歩行距離 13.4km
天候 | 晴れ 終日雲海でした。 But強風は終日(15m〜20m) 突風が吹くとよろめく |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
2700m付近よりアイゼンを装着 ○ほとんど夏道を通らなかったのでよく分かりません(理解した状態で逸れて歩きました) スキーの方が登りやすいルートでした。 下りも同様です。 ○ただし9合目より上はアイスバーンと突風で怖かったです。万が一スリップすると数百mは滑落します。 ○下山ルートですが6合目まで雪がつながっています(スキー滑走できます) |
写真
感想
kazさんの記録 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-290248.html
これを見て有雪期の富士山に登りたいと。
実は2年振り2度目だが、こんなに雪が多くてアイスバーンなんて前回はなかった そんなイメージがあったが今回はチョッと違った。
道の駅富士吉田で5時間ほど仮眠 am3時の富士スバルラインの営業開始を狙って5合目入り 1時間ほど5合目で仮眠をした(高度順応が目的)
ふと夜空を見るとたくさんの星が輝いていてきれいだった。
5時に起床し6時出発
6合目への水平移動 富士山や下界を眺めたりで楽しい ロックシェッドが雪で埋まっており通れないので早速夏道から逸れた。
しばらくして夏道に合流したが、途中でアイゼンを装着 上を見ると雪と岩のミックス アイゼンの歯がダメになるのが嫌なので、向かって右側の雪が豊富なルートを取る スキーなら登りやすそうだが、アイゼン歩行は時々踏み抜いて歩きにくい。 そうは言っても堅そうな雪を選んで登ったら快適に登れる。
だんだん斜面が急になってきてアイゼンでも登り難いので途中で山小屋が見える方に移動。 山小屋のテラスで休めるかと思ったら、雪で埋まっており使えなかった。
夏道は埋まっておりよく分からない 踏み跡は豊富だが各自適当に登っているようで参考にならず。
かの僕も調子がよければ直登し登り難そうだったらトラバース気味に登ったりした。 3000mをだんだんと高度障害にかかり始めた。
3300m付近より上はどうにも辛く20mほど登っては1分休みの繰り返し。
高度が上がり3600m付近では富士山名物のアイスバーンが出現
登っている途中で下りいてきた人に聞いても、ここが核心部のようで相当な慎重さが要求されそうだ。
大した距離ではないが、なんせ3600m付近なので一気に登れない こんなところでツルッと行ったら大変で、数百メートルは滑落するのは確実。
アイゼンの歯を研いでくるんだったな〜 今さら遅いけど。
何とか危険な場所を渡りきると、目前に山頂の鳥居が見えてきた。
ようやく山頂!! 先行していた人も疲れきって山頂で休んでいた。 もう疲労困憊でお鉢巡りなんてやる気はなかった。 ここで十分でしょう!
しばらくその人と話をしていたが4月中旬にも登ったようで、7合目あたりでアイスバーンで早々に諦めたそうだ。
あまりに寒いので先に降りることにする。
やはり危険個所は登りに苦労したアイスバーン ピッケルの刺さりが悪いのでなおさら怖い。 ふと下を見ると続々と登ってくる アイスバーンは怖くないのだろうか。
標高が下がるとアイゼンが気持ちよく刺さり、8合目まで下りてきた。もう滑落の心配はない。
どう下ろうかともったが、せっかく雪があるので夏道を逸れて適当に下ろうと。それの方が速く下れる。GPSを頼りにドンドン下る。
下山路のロックシェッドの出口に合流 あとは夏道を移動するだけ 安全圏。
5合目までの微妙な登りがツライが、往復で7時間かかった山行が終了した。
<高度順応についてやった対策>
富士山といえばやはり高度障害にかかり相当苦労するので、事前にトレーニング。2400mオーバーの山を3座登り高度順応したつもり →全く効果なし
富士スバルラインが午前3時から開くので五合目で1時間ほど寝て高度順応 →全く効果なし
何かいい方法はあるのだろうか。
御殿場のキャンプ場から、Inoyasuさんが手を振るのが見えました。
(嘘です。下から見上げる富士山 は、終日雲の中 でした)
同じ日、夫たち6名が富士宮口から登りました。
30分程Inoyasuさんの下山が早かったみたいで、お会いしてたら、、と、
夫が悔しがってます。
アイスバーンの登下降、緊張感が伝わってきました。
無事下山、何よりです。
私たちが剣が峰に着いたのは、11時。
ホント残念でした。
南北からのヤマレコユーザーの線をつなげる、でしたのにね。
富士宮方向からは、風もなく、日当たりが良いのでアイスバーンも緩んでました。
同じ富士でも登山口でちゃうなと思いました。
お疲れさまでしたぁ。
こんばんは。
富士登山お疲れ様です
高度順応に関してですが高いところで寝ると高山病になりやすい(睡眠時は呼吸が浅くなるから)ので寝ないほうが良いと思います。あとは水分の補給。
睡眠は事前にたっぷりとっておく方が良いと思います。
アイスバーン慣れても怖いですが、少し時間が経つと雪が緩んでくるので怖くなくなるかもしれません。
お互い安全登山でで楽しみましょ〜♪
ricalonさん ricalojpさん こんばんは。
まさかricalojpさんが富士山に登っているとは驚いた!! でlonさんはリカロのお世話だったのでしょうか
富士山の頂上はずっと雲の上で雲海状態でした。
富士宮口はいまだに行ったことがありません。 なんせ遠いので。
だったら歩いて登るべ〜 遠いのは歩いてカバー
それにしても、そんな遠くない南斜面でアイスバーンが緩んでいたんですね。
比較するなら乗鞍の方がアイスバーンは固くて怖かった
滑落した場合は富士山の方が滑走距離は長いだろうな 止まらんです。 どっちも怖いです。
でも乗鞍の経験があったのでそこまでの緊張はなかったです。 いい経験でした
富士山でニアミス 次のターゲットは阿吽の呼吸で言わなくても伝わるかも・・
いつか大井川源流も行きたいです。
貴方も富士山に登ってたのですか
けっこうなハイペース 恐れ入りました。
高度障害はやっぱり辛い
それの順応のため、早朝(しかも3時!)早起きているのはチョッと無理がある感じがします。
大変参考になります 夏季の富士山に応用してみます
アイスバーンは慣れてもダメですね かと言って不慣れも怖い 肝に銘じます。
それもそうですが、アイスバーンは気合や技術だけでカバーできるものではなくアイゼンの歯が鋭いかが重要のような気がします。
やはり道具の手入れ、つまり「アイゼンの歯を研げ」ということでしょうか。
下山後にGW中に富士山で2人が滑落で亡くなったそうです。 いやいや3人目にならなくてよかったです。
安全登山で山登りをたのしみましょう
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