岩木山(百沢〜嶽温泉)
- GPS
- 06:39
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,483m
- 下り
- 1,197m
コースタイム
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 6:40
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
百沢駐車場から岩木山神社までは約70M |
コース状況/ 危険箇所等 |
これといった危険個所はありませんが、夏道では途中沢の上をあるく形になりますが、稜線から沢筋へ降りる道には雪庇がかかっているので注意が必要。無理に夏道をなぞらず、鳥海山方向に登り、コルを降りる方が簡単。 時間帯のせいかもしれませんが、嶽コースも全体的にクラストしており、スノーシューを使ったのは大分下ってから。 |
写真
感想
前回岩手山に登り、岩木山が見えた時から次に登る山は岩木山にしようと思っていた。
岩木山に登ろうと思ってはいたものの、コースをどこにしようか少し悩んだ。
とはいえ、歩いたことがあるコースは百沢〜嶽温泉と百沢ピストンのみ。ヤマレコやヤマップを見てみるとBCスキーをする人は百沢を登ることが多く、スノーシューを使う人は嶽温泉を登ることが多いようだった。また、全体的な数はどうやら嶽温泉の方が多く、時間と天気次第ではトレースが望めるようだった。
今回は前日の天気も良かったことや最近大きな積雪がなかったことから百沢でもラッセルにはならないだろうと想像し、百沢〜嶽温泉にすることにした。
岩木山神社は夜間も明かりがあるので登山口はわかりやすい。
登山口にはたくさん足跡があるが、登山道上にトレースはなかった。
神社からは桜林公園を抜け、スキー場へ歩くことになるが、つぼ足では中途半端に沈むので歩きにくくスノーシューを使用した。だが途中二回ほど除雪された道路を横切るので1.2Mくらいの雪壁を上り下りするのが少し大変だった。
スキー場からは全体的にルートがあやふやで自分が歩いた時にはトレースがなかった。植生が濃くないのでどこでも歩けるような感じだった。一方でぼんやり歩いていると間違った稜線や沢筋を歩くことになる。実際自分はルートにない谷筋を歩き、周囲の勾配がキツくスノーシューで登るのは難しそうだったので、すこし来た道を戻った。
ある程度高度が上がると割と自由に歩けるようになる。斜度はどこを歩いてもあまり変わらないようだった。
春なら沢の上の雪渓を歩き、夏なら沢を渡渉して左岸を歩いたような記憶があったが、今回は右岸を歩き、鳥海山を目指すような方向に歩いた。沢筋に降りようかとも思ったが雪庇が大きく張り出しており、自分の技量で安全に降りられるか怪しかったので鳥海山に近づいてから夏道に復帰した。そのあたりでそりで滑り降りる人とスライドしたが風が強く、2,3分後にはトレースが消えた。沢筋は風がよく通る。
ヒュッテから上はアイゼンを使用した。ここから嶽温泉コースの半ばまではずっとアイゼン使用が良かった。
山頂付近は結構な勾配があるので慎重に上り下りする。山頂は不意に踏み抜くことがあり、岩の間に落ちると痛そうなので注意する。神社は屋根が出ていた。
山頂から嶽への下りは夏道をたどることはできなかった。ヒュッテでアイゼンからスノーシューにしたが、思っていたより雪が締まっており、あまりに滑る上斜面が固いのでアイゼンを履きなおした。スノーシューではおっかなびっくりだったがアイゼンはよく効いた。また思ったより踏み抜くことはなかった。
8合目から下はそれまでに比べるとコースが明瞭で歩きやすかった。ルート上は明らかに木が少ない。(それでも途中間違った尾根を歩いていた。反省。)8時半〜9時ころ5.6人とすれ違った。やはり平日といえど人気のある山だ。
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