火打山 3月恒例頸城遠征!
- GPS
- 10:50
- 距離
- 23.6km
- 登り
- 2,100m
- 下り
- 2,116m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
帰り道に林道のつづら折れ部分でショートカットしようとする時に 割れ目、雪崩に注意 |
その他周辺情報 | 下山後即笹倉温泉へ |
写真
感想
毎年3月の第1週は中山ドッグと頸城に行くことになってるらしい。過去2年偶然同じ週に行っていて大体晴れていてハズレがないという。
焼山昼闇ときて残る大物火打山しかない。
前日の雨はもしかすると雪だったのではないかと過剰な期待を持って気合の太板で突撃することにした。
出発の時間になり起きると雨が降っている。
道中ずっと雨でかなりテンションが下がるも必ず晴れるし上は雪だから行くしかないとドッグに言い聞かせる。
笹倉温泉に着くと車がうっすら白くなっていた。ほら見たことか私はこの時勝利を確信していた…
まあ、しかし登ってみると多分雨が降っていたであろうと思わせるガチガチの層の上に明け方から雪に変わったであろうという程度の粉雪がうっすら積もっていた程度でだったという。その状況は山頂までほぼ同じ傾向で、わずかにかかる太板のエッジに運命を任せ尾根筋の痺れる登りが続く結果となった。2人とも心の奥底で今日は細板だったなという思いはあったはずだが地獄の果てまで口に出すまい。
何はともあれ雲海を見下ろしながらの山頂からのダイナミックなスケール感での滑降はたまりませんでした。欲を言えばもう少し雪が柔らかければ…
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笹倉温泉着
駐車してある車にうっすら雪が乗っている
最近の山行をもとに今日は細板で良いと思っていました
が、何となく帰りにモナカ化した斜面があるかも/もしかしたら上部にパウダー?
とか考え出して結局太板で出発
台地まで上がると煙立つ焼山
右手には真っ白の高松山が見えてきます
沢へ入っていき東側の平原部分へ登り上げる
平原をひたすら進む
ここまでは順調
ここから山頂へ続く尾根へ取り付きます
この取り付き、堅い上にうっすらパウダーが乗った
非常に登りにくい斜面を登ります
しかも太板のためエッジを立てるのが難しい
コケると堅い斜面をだいぶ滑落する事になるので慎重に
非常に時間がかかりました
尾根へ乗り上げると一面の雲海やら日本海やらで壮大な景色が広がります
尾根は風と雨でさらに堅く光っています
全然進みません
あまりの硬さにアイゼン歩行仕様に換装
しばらく進みますが踏み抜きまくるハイマツ帯になります
尾根の方が固くて歩きやすいかも、という事で尾根まで出ると
踏み抜きはなく歩きやすい
アイゼンで山頂へ
やっと着いた山頂
絶景で御座います
滑走予定の斜面を確認して
滑走準備
陰火打ちの釜を目指します
いざ滑り出します
ガーリガリの斜面
細板にしておけばよかった
けどもういいのです
色々サイコーです
釜をの北側の縁を西へ進みお目当ての沢へ
覗き込んでみると
だいぶ急斜面
コケて転がるとまず止まらなそうな硬さと角度
髭男がまず突っ込んでいきます
エッジは効いているようでした
なるべく体勢を低くしてドロップ
かなり急でガリガリですがエッジはかかります、コントロールできる範囲です
コケないように慎重にターンしていきます
気を張っているので脚がすぐ疲れます
もうほんの少し滑りやすい雪なら
長い距離を滑れる沢でサイコーなのですが
パックな層がザーッと切れる箇所もあり気を遣う
日向の雪は多少緩んで遊べるようになってきます
あまり幅広く滑ると切れて流れるので真っ直ぐ目に細かくターンして落としていきます
朝取り付いた尾根、平原部の入り口まで戻ってきました
後は消化試合
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