雨雲去って絶景の甲武信ヶ岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,623m
- 下り
- 1,621m
コースタイム
天候 | 抜けるような青空 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
復路:道の駅みとみ→国道140号を南下→塩山を経て国道411号→新青梅街道→環状7号→国道6号→自宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
往路は近丸新道を利用しましたが、何箇所か崩落した砂質の斜面をトラバースするところがあります。足を滑らせると下の沢まで止まらないと思います。注意が必要。 ヌク沢を渡ると急な登りを経てすぐに尾根道に乗ります。ひたすら急な登りが続くキツイ道ですが特に危険箇所はありません。 標高2300mぐらいから上は登山道に雪が残っています。ところどころ融けて再凍結した部分がツルツルに滑りますので、軽アイゼンがあると楽に登れると思います。今回私はアイゼンは利用しませんでした。 木賊山から甲武信小屋への下りは雪の残る急下降になりますのでスリップ注意。 木賊山と甲武信ヶ岳の鞍部から甲武信小屋あたりまで、腐った雪で踏み抜き多発です。 甲武信ヶ岳山頂付近は雪も無く、特に危険なし。 下りに使った徳ちゃん新道はよく踏まれた歩きやすい道です。 近丸新道との分岐のあとしばらくは岩の露出した急な尾根も少しありますので慎重に下ると良いとおもいます。 いずれにしても近丸新道よりも歩きやすい道でした。 |
写真
感想
土曜日は雨の予報だったので、日曜日の日帰り山行を計画しました。
これもまたかねて行ってみたいと思っていた甲武信ヶ岳。
長野県に住んでいたころから、千曲川の源流としてその名を知っていた山でした。
ヤマレコで調べると、とりあえず日帰りするなら徳ちゃん新道ピストンが無難な感じ。しかし行きも帰りも全く同じ道というのでは面白みが無いので、行きは近丸新道、帰りは徳ちゃん新道を使うことにしました。
往路は近丸新道を登ります。
途中まで、かつて圭石の採石場から石を運んだトロッコ用?の線路が登山道に敷設されています。とはいってもすっかり朽ち果てて、一部は斜面の崩落によって路盤もろともレールが欠落していたり、逆に軌道が埋まってしまっているところもありました。
ヌク沢を渡った後は登り一辺倒の道で、意外と疲れました。
色々な鳥がさえずっていて心を癒されます。コガラやシジュウカラ?の類が多いように思いましたが、真っ青な美しいコルリや、啄木鳥(コゲラ)、私には何だかわからないけれども良い声でさえずる小さな鳥など。
こうなってくると85mmのズームレンズでは力不足で、もうちょっと高倍率の望遠レンズが欲しくなってきます。
レンズを何本も担いで登るのは無理なヘタレなので、ズームレンズしか選択肢がありません。お金も無いけどちょっと探してみようかな…
木賊山は2400mを超えるとは思えない質素?な山頂でした。というより道の途中にいきなり山頂標識がある感じ。あれがなければ山頂とは気づかない人も多いのではないでしょうか。
甲武信ヶ岳の山頂は、昨日の雨のせいか空気が非常にきれいで、まさに「抜けるような」青空。真っ青な空、真っ白な雲海に富士山が浮ぶ姿は、それだけでここまで登ってきた甲斐がある眺めでした。
近くは両神や国師・金峰、少し離れて八ヶ岳や浅間山、遠くは南北のアルプスなど、憧れの山々が絶景のパノラマをなしています。
昼食をとり、しばしこの絶景を楽しみました。
山頂には40分ほど留まったあと、下山。
くだりは徳ちゃん新道を使って下山しました。
往路の近丸新道よりも歩きやすく、良く踏まれた道です。標高が下がると、そろそろ石楠花が開き始めていました。満開はまだまだこれからだと思いますが、この尾根の登山道は石楠花の木がたくさん生えていますので、満開の時期はさぞや美しいだろうと思います。
下山後、西沢渓谷を歩こうかとも思ったのですが、早く温泉で一風呂浴びたいという欲求に負けてしまい、渓谷の散策は割愛しました。
帰路は奥多摩経由で帰ったので、途中丹波山温泉のめこい湯でのんびり疲れを癒してから帰宅。
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