芥子山(岡山県南東部)
- GPS
- 04:39
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 394m
- 下り
- 399m
コースタイム
- 山行
- 4:34
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 4:39
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
芥子山山頂までは全ルート舗装路も可能 下山に辿ったルートも危険箇所はないが、地図上の分岐の一方が立ち入り禁止で行き止まりになっている |
その他周辺情報 | 駅にトイレが見当たらず |
写真
感想
今週も嫌がらせのように週末だけ天気が崩れる。
金曜夜は雷まで暴れまくり。
しかし、先週の時点で既に天気が悪い場合に行けそうな山は見つけてあった。
以前、邑久の細道アルプスから臨んだ芥子山である。
けしやまかと思ったら、けしごやまと読むらしい。
ここのところ、舗装路がほとんどで、あんまり山登り訓練にならないなあ…と歩き始めたのに、神社へ向かう階段であっさり息が上がる衝撃。
辿り着いた本殿は大きくはなかったものの、歴史がありそうな佇まい。
境内には樫と栴檀の夫婦木も。
「栴檀はふたばより芳し」と言うけど、生の木も香るのだろうかとクンクンしてみたが、匂いは感じられず。
残念。
思いがけず、お参り前に神主さまと思しき方にお祓いをしていただけたのは嬉しい驚きだった。
今更ながら、もう少しお賽銭はずめばよかったな。
次は50円にしよう。
道中は葡萄畑なのか、農地がかなりの面積を占め、視界を遮る木も少ないおかげで見晴らしもよい。
大多羅寄宮跡付近では地元の方と思しき人たちを多く見かけた。
徒歩圏内にこう言う山があるのはいいなあ。
芥子山公園につながる階段のところで、いきなり男性にお礼を言われて驚く。
聞くと、山のゴミを拾っている方で、私がぶら下げていたおやつ入れ兼ゴミ袋の中身を道中で拾ったものと勘違いされていた。
主にタバコの吸い殻を拾って歩いているとのこと。
足利の山火事の話にもなって、「何のために山に登っているんだろうね」と。
そこまでタバコは我慢できないものなんだろうか。
私にとっての甘いものみたいなものなのか。
芥子山は「旅するチョウ」と呼ばれるアサギマダラが立ち寄る場所だそう。
飛来時期には、研究者が網を手に現れ、捕まえた蝶の羽に識別番号を入れて離すらしい。
鳥類も多いそうだが、山が火事になって燃えてしまうと、そこで暮らしていた生物の行き場も無くなるんだと気づく。
普通に考えたら分かることなのに、人間中心にしか考えてなかったのは、想像力不足というやつか。
その方と別れた後は三角点まで行き、耳岩付近に抜けるっぽい山道を選択。
多少ぬかるみはあっても、概ね歩きやすいが、眺望はなかった。
人にも全く出くわさないまま下山した。
下山時は久々にバグルスのラジオスターの悲劇を聞いた。
かつて、ピーター・バラカンのラジオ番組で、「ラジオを歌った曲のリクエスト」を募集していたことがあった。
絶対にこの曲がかかる!と期待して、録音すべくカセットテープを準備して待っていたのに、
「一番リクエスト多かったけど当たり前すぎるのでかけません」(うろ覚え)
というバラカンのセリフに
「おま、ふざけんな!!!」
と怒り狂ったことを思い出したりした山行だった。
クイーンのラジオガガはかけたくせに。
そして来週末は今週よりも天気が悪いと言うことで、もうどうしてくれようかと。
鬼ノ城かなあ…
早く和気アルプスには完璧な日が来て欲しいものだ。
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