新緑の森へ・泉ヶ岳表コース〜北泉・氾濫原周回

2013年05月18日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 17.0km
• 登り: 1,029m
• 下り: 1,022m

コースタイム

7:00泉ガ岳表コース登山口〜7:25胎内くぐり〜7:42ドーダン林〜8:20泉ガ岳
9:20三叉路〜9:54北泉ガ岳10:10〜11:20大倉山〜12:00氾濫原〜13:40大平桑沼林道
14:05桑沼〜15:30登山口

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

泉ガ岳表コース登山口に駐車スペース十数台可能

コース状況／危険箇所等

登山ポストは表コース登山口にあります。
コース上は良く乾いて歩きやすい。危険個所はありません。北泉ガ岳北側に少し残雪があり、そこは泥濘もあります。
表コース山頂まで5分ぐらいの辺りで熊に会いました。距離50mぐらいで登山道を左から右へ横切って行きました。体長1m20cmぐらいの小熊かと思います。

写真

5/18 6:51

泉ガ岳表登山口。奥に登山ポストがあります。

5/18 6:53

オオタチツボスミレ。スミレはいろいろな種類が全コースを通じて、そちらこちら彩ってくれました。

薬師水。

5/18 7:09

新緑の天井がきれいです。

5/18 7:21

表コースの急坂。大岩が続きます。

胎内くぐり。脇を巻く道もあります。

5/18 7:42

ドーダン林。

5/18 7:48

オオカメノキ

5/18 7:49

終りに近く赤く色が変わってきているショウジョウバカマ。この色もいいですね。

5/18 8:05

そろそろ終わりのカタクリですが、まだ頑張っていました。

5/18 8:14

にせピークを過ぎて間もなく泉ガ岳頂上ですが、この後熊が出ました。大体距離50mで画面の左から右へ登山道を横切って逃げて行きました。この後大声を上げたり、クマ鈴を振りまわしながら、歩いたのは言うまでもありません。

5/18 8:20

泉ガ岳山頂の薬師如来。

5/18 8:22

泉ガ岳山頂。

5/18 8:26

ヒメイチゲ

5/18 8:29

山頂西側のケルンの辺りから、山々が美しく望めました。蔵王連峰が一望です。

5/18 8:29

朝日連峰。

5/18 8:33

大東岳と南面白山の奥に飯豊連峰。

5/18 8:44

北泉ガ岳と三峰・後白髪。

5/18 8:44

栗駒山。

5/18 8:52

ミネザクラ

5/18 9:01

山頂西側ではカタクリも盛んに咲いていました。

5/18 9:07

三叉路へ向かう道から北泉が。

5/18 9:10

ブナの若葉

5/18 9:19

三叉路。もう雪もありません。

5/18 9:22

サンカヨウ

5/18 9:27

四本桂付近のブナ林。羽虫がウヨウヨ。立ち止まると大変です。

5/18 9:29

泉ガ岳が覗いています。

5/18 9:30

青い色が差すキクザキイチゲ。

カツラの巨木

5/18 9:54

北泉ガ岳山頂。3〜4人の方と一緒になりましたが、北へ向かう人はいませんでした。

5/18 10:13

北泉ガ岳山頂北側で残雪の斜面がちょっと残っていました。

5/18 10:20

三峰方面と大倉山方面の分岐。

5/18 10:22

気持のよい大倉尾根ですが、ほとんど人に会いません。

5/18 10:33

倒木が多かったです。針葉樹も広葉樹も。

5/18 10:39

タムシバ

5/18 10:42

新緑の中の碧の瞳、桑沼

5/18 10:41

5/18 10:42

ブナの木の燃え立つ若葉

光さすブナの森

5/18 11:10

カエデの花

5/18 11:17

大倉山の断崖から船形山。

5/18 11:23

見下ろす氾濫原。でもここは自己責任でね。

5/18 11:24

船形山頂の小屋も見える。

5/18 11:25

鬼首方面かな。

5/18 11:26

5/18 11:39

スミレサイシン

5/18 11:39

大倉山の東屋。

5/18 12:01

氾濫源へ。渡渉が大変だったのはここだけ。だいぶ水量が減ってます。

5/18 12:07

キクザキイチゲの白

5/18 12:09

ニリンソウやシラネアオイに交じってコミヤマカタバミが地味に咲いていました。

5/18 12:15

ミヤマスミレ

シラネアオイ。ちょうど盛でした。

5/18 12:17

一生懸命蜜を集める蜂？

イワガラミの若葉が空へ。

5/18 12:32

氾濫原のニリンソウ群落。今日はあまり人も入っていません。

一面のニリンソウ

5/18 12:37

どこまでも続く。

5/18 12:39

川の流れも穏やかに贅沢な昼下がり。

5/18 12:41

鳥の声だけが響いて。

カツラの丸い若葉。

5/18 12:44

ホオノキ

こちらはサンカヨウ

5/18 12:46

ここのニリンソウは形がそろって密度も高い。

5/18 12:49

まもなくこの水は地中へと吸い込まれていく。

5/18 13:07

エンレイソウ

やはり倒木が目につく。

5/18 13:28

フデリンドウ

5/18 13:35

木漏れ日に輝く。

5/18 13:39

大平桑沼林道への出口。ここからの林道歩きが長い。

5/18 13:56

桑沼で一服。

5/18 14:33

最後は泉ヶ岳を眺めながら、今日一日の幸せな時間をかみしめて歩く。

撮影機器：

Canon EOS Kiss X6i Canon

感想

yonejiy

カラっとした空気に包まれた五月晴れの一日、泉ガ岳表コースから北泉ガ岳、大倉尾根をたどり氾濫原へ、そして桑沼をかすめて戻る周回ルートを歩きました。最後の林道歩きが長く、大丈夫か心配でしたが、湿度の少ない快適な気候のせいか、歩ききることができました。
泉ガ岳山頂まじかでまさかの熊遭遇には驚きましたが、山を歩けばいろいろなことがあるものです。しかしやはり居るのですね。こちらは彼らの縄張りを歩かせてもらっているのですから、慎重に謙虚に歩きましょう。
色とりどりの花たちとブナの森の豊饒の新緑に酔った一日でした。