快晴の尾瀬、去年のリベンジ燧ケ岳
- GPS
- 05:56
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 864m
- 下り
- 879m
コースタイム
09:20 広沢田代
10:25 熊沢田代
12:10 スキーデポ点
12:25 燧ケ岳俎板グラ
12:50 スキーデポ点
13:40 国道401号(県道1号)
14:00 御池駐車場
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今年も尾瀬燧ケ岳へ、悪天候で登頂できなかった去年のリベンジ。
2週間ほど続いた風邪症状の病み上がりのせいか?、上るスピードが上がらない。
数歩歩いては休みを繰り返すありさま。
途中で何度も登頂をあきらめるかと考えたが、熊沢田代を過ぎ、
俎グラへの急斜面を登り始めると、登頂断念の考えはなくなっていた。
急な斜面をジグをきりながらようやく登り切り、山頂直下にスキーをデポ。
疲労困憊の足はふらふらとようやく岩場の山頂に立つ。
眼下の尾瀬沼はまだ氷が張っているようだ。
快晴の下、周囲の山々を一望できる。
苦労して登ってきた甲斐がある。
芝安グラが目の前にあり、まだ雪が残っているが、斜面下部にはクラックが入っている。
その先に至仏山。いつかは滑ってみたい山である。
越後の山々もまだ白い雪を残している。
奥只見湖、この先にも雪をかぶった山がある。
方角的には浅草岳はこの辺にあるのだろうが、同定できない。
遠く、飯豊山も白い姿を見せている、光線のせいかやや赤みがかかったように見える。
那須連山、二岐山もはっきりとわかる。
日光の山々も頭を見せている、男体山、白根山。
登頂まで4時間。
以前はもっと早かったように思えたが、今回は体力的にきつかった。
足元がふらつき、空気が薄いせいか頭もボーとしている。
とりあえずは休もう。
岩に腰掛け、コンビニで買ってきたパンと稲荷ずしを食べる。
山で食べる、パンはうまい。。
これほど天気のいい山登りは、久しぶりだ。
感動で、何回もカメラのシャッターを押した。
20分ほど休む。
後続の単独行がスキーを担いで上がってきた。挨拶を交わして降りる。
デポ点に降りると、夫婦連れらしい2人組が上がってきた。
挨拶をかわす。
2人はここで休むようだ。スキー並べ腰かけている。
いよいよ、楽しみの滑降である。
燧ケ岳の山頂からの滑降は2度目か?。
以前はショートスキーでの滑りだったが、今回は長い170僂糧弔任△襦
ちょっと緊張したが、いい滑り出し。雪もいい状態だ。気持ちよく滑られる。
気持ちいいターンを数回決めた。右ひざの裏に違和感がある。
ターンを止め右ひざを曲げるも、スキーが重い、力が入らないのか?。
数回膝を曲げてみる、疲れで筋肉が痙攣を起こしたのか?
斜滑降で移動。再度右足の状態を確認するが、大丈夫のようだ。
気持ちのいいターンを繰り返し、急斜面を終了、樹林帯へ入っていく。
熊沢田代へ出て、東ノ田代へ行くルートを考えていたが、膝の状態もあり、
未踏のルートも心配なので止めることに。
広沢田代へ行くには、スキーを脱いで雪のないところを歩かなければならない、
それも面倒なので。東側の斜面をトラバースしていくことにした。
大体の地形は理解している。そばに道路も走っているので大丈夫だろう。
気温の上がった雪質は、ある程度滑るが、支えが効かずずるずると落ちることがある。
長い斜面の滑りも、右側に道路が確認できるようになる。
道路わきで赤い服装の女性が何かを探しているようだ。
歩いてここまで来ているので、駐車場も近いのだろうと判断。
道路へ降りる。
道路はすでに除雪が終わっており、路面は乾いている。
スキーをリュックに括り付けて、歩いていく。
雪の解けた道端にはフキノトウが出ていた、先ほどの女性はこれを探していたのかもしれない。
15分ほど歩いて、駐車場へついた。
小学生らしき集団が、御池ロッジの前に整列していた。
磐梯東都のバスが2台止まっている。
裏磐梯地方の学校の校外学習のようだ。
朝、御池を出て、約6時間で駐車場へ戻ってきた。
朝、駐車場で挨拶を交わし手登って行った先行者は、すでに帰ったようだ、別のスキーヤーが板の手入れをして帰り支度をしている。
快晴の下、気持ちのいい山スキーでした。
2013.05.17 燧ケ岳
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