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Yamareco

記録ID: 3011535
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

風越山、天狗山、独標

2021年03月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:42
距離
11.4km
登り
1,546m
下り
1,524m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:08
休憩
0:28
合計
7:36
6:05
38
6:43
6:44
3
6:47
6:47
11
6:58
6:58
6
7:04
7:04
125
9:09
9:09
75
10:24
10:50
50
11:40
11:40
84
13:04
13:04
11
13:15
13:15
6
13:21
13:21
4
13:25
13:25
7
13:32
13:33
8
〇事前に想定したリスク
1.雪面の急登
氷化した雪面の急登はあるかもしれないが、アイスまではないだろう・・・あってお少しだろう・・・と想定。対策として12本爪アイゼン持参。ウィペットがあればピッケルは不要と判断。
実際は氷化した雪ではなく、雪溶け水が凍ったアイスの急登がこれでもかという位あった。数个靴刺さらない箇所もあったが、アイゼンの先端が丸まっていなくて良かった。以前、サンダーで研いでおいて良かった。また、急登の上り下りはピッケル1本ではちょっと危険だったろう。ウィペット2本の方がはるかに安定していて安全で助かった。急斜面の上り下りでは、ブレードの長いピッケルより拳の中に包み込んで雪面に打ち込めるウィペットの方が刺しやすく、打ち込んだ後も長いブレードより短いブレードの方がグラグラせず、拳の延長で動かせるので安全だと感じた。
2.雪の踏み抜き
風越山より少し上で雪を想定していた。スノーシューやワカンを使うほどの踏み抜きはないかもしれないが、もしツボ足で歩きにくい区間があっても短い区間だろうと想定して重量軽減を優先してワカンを選択した。この選択はドンピシャだった。久々にワカンを使ったが、通常の降雪後の雪ではなく、今回のような表面がクラストしている状況だとワカンのフレームがクラスト層を面で抑える形となり、結構有効だということが分かった。残雪期の春山などは今回のようなクラスト層がある場合が多いので、今後、有効活用することが増えそうだ。
〇想定外リスク
1.危険な急登が多く、ヘルメットは持参すべきだった。
天候 晴れ 気温0〜10℃ 微風
過去天気図(気象庁) 2021年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場は4台位駐車可能。駐車場のトイレは使用不可。
今日は自分の車のみ。
コース状況/
危険箇所等
・風越山山頂から200m位進んだ所の中央アルプス展望所まで
危険なし。標高1450m位から雪が断続的に出てくる。中央アルプス展望所以降は雪あり。
・中央アルプス展望所〜天狗山(ピーク2118)
ここからはバリエーションルート。
天狗山の急登手前までは、往路は表層のクラスト層がしっかり凍結していて踏み抜きは少なかったが、復路では雪が緩んでクラスト層を踏み抜くと時々胸まで落ちることあり。腰までは10回程度。膝下までは数知れず。凍結箇所も多数あり。雪がそのまま氷化したのではなく、雪が溶けた水が再度凍結して完全な氷となったと思われる。氷が硬く、チェーンアイゼンでは先端の尖りが甘いため刺さりが悪く、少し危険。痩せ尾根で滑ったら滑落するので、できればきちんとした12本爪アイゼンの方が良い。時々岩や土の場所もあるので、アルミアイゼンは不向き。往路はチェーンアイゼン、復路は12本爪アイゼンで、途中から踏み抜きが酷くなったのでアイゼン+ワカンで踏み抜き対策したらかなりましになった。
天狗山への急登は、踏み抜きに加えて完全なアイスになっている区間も多数。斜度40度以上のアイスの急登や斜度50度程度あると思われる箇所もあり。往路は12本爪アイゼンの前爪とウィペットで4足登坂したが、少ししか刺さらない場合もあって危険。復路はバックステップ多用して降りた。上半身を斜面から少し離すと後ろへ倒れそうになるほどの斜面もあり。樹林帯の中の急登だが、樹木は枯れていたり、すぐに折れるようなものが多くあまり頼れない。落ちたら大怪我をしそう。とても怖い。
・天狗山〜独標(ピーク2339)まで
細尾根や斜度40度前後の凍結急登あり。ここも12本爪アイゼンとウィペット使用。独標手前は雪、アイス、岩の急登。腰までの踏み抜きもあり。斜度30度位で、時々40度。ここも4足登坂、バックステップ多用。落ちたら死ぬかも。とても怖い。

人生で今日ほど12本アイゼン前爪を蹴り込み、ウィペットを打ち込んだことはない。氷が硬くてなかなか刺さらないため、足先は少し痛くなり、腕がしびれた。

今日は比較的早い時間にピークハントして下ったが、雪の状況次第ではさらに危険となる可能性がある。雪崩や雪庇崩壊、雪割れ、ヒドゥンクレバスなどの危険は感じなかった。
今日はどんな山だろう。
距離は短いけれど、皆さん10時間程度かかっているから、結構タフな山なのだろう。
2021年03月20日 06:02撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/20 6:02
今日はどんな山だろう。
距離は短いけれど、皆さん10時間程度かかっているから、結構タフな山なのだろう。
おっ!!
シンボルツリー発見!!
2021年03月20日 06:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/20 6:12
おっ!!
シンボルツリー発見!!
カヤトの丘。
ここには小屋があります。
2021年03月20日 06:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/20 6:43
カヤトの丘。
ここには小屋があります。
内部はこんな感じ。
2021年03月20日 06:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/20 6:43
内部はこんな感じ。
しばらくは雪がなく、1450m位から断続的に雪が出てきます
2021年03月20日 06:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/20 6:56
しばらくは雪がなく、1450m位から断続的に雪が出てきます
1時間で風越山山頂です。
ここは景色が見えません。
2021年03月20日 06:57撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/20 6:57
1時間で風越山山頂です。
ここは景色が見えません。
中央アルプス展望台から見える景色はこのくらいまで。
2021年03月20日 07:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/20 7:03
中央アルプス展望台から見える景色はこのくらいまで。
この辺から雪が多くなってきます。
2021年03月20日 07:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/20 7:27
この辺から雪が多くなってきます。
斜面はアイスと化していた
2021年03月20日 07:57撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/20 7:57
斜面はアイスと化していた
アイスで滑って左に落ちたら・・・・
2021年03月20日 08:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/20 8:00
アイスで滑って左に落ちたら・・・・
たまらずチェーンアイゼンを装着。
だが、氷が硬くて効かない。
2021年03月20日 08:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/20 8:03
たまらずチェーンアイゼンを装着。
だが、氷が硬くて効かない。
この痩せ尾根はあまり雪がなかった
2021年03月20日 08:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/20 8:31
この痩せ尾根はあまり雪がなかった
右手は崩落地。この左手の痩せ尾根を通過する
この先の急登を登ると天狗山です。
2021年03月20日 08:32撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/20 8:32
右手は崩落地。この左手の痩せ尾根を通過する
この先の急登を登ると天狗山です。
やせ尾根を越えて崩落地の左は天狗山への急登。
ここを登る。
斜度40度以上か?
ここの斜面もアイスでやばかった。
12本爪アイゼンとウィペットで乗り切ったが、怖かった
2021年03月20日 08:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/20 8:33
やせ尾根を越えて崩落地の左は天狗山への急登。
ここを登る。
斜度40度以上か?
ここの斜面もアイスでやばかった。
12本爪アイゼンとウィペットで乗り切ったが、怖かった
こんな感じなんだけれど、やばさが伝わらないのが残念。
この先は天狗山でしたが、山頂認識しておらずスルー・・・。
2021年03月20日 08:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/20 8:46
こんな感じなんだけれど、やばさが伝わらないのが残念。
この先は天狗山でしたが、山頂認識しておらずスルー・・・。
山頂を越えたところ。
藪の中に雪は沢山あります
2021年03月20日 09:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/20 9:24
山頂を越えたところ。
藪の中に雪は沢山あります
普通にこんな感じで踏み抜き多数
2021年03月20日 09:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/20 9:45
普通にこんな感じで踏み抜き多数
次はこの斜面を行きます
2021年03月20日 09:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/20 9:49
次はこの斜面を行きます
そして登ってきたコースを振り返る。
そして手前は登ってきた急登。ここも怖かった
2021年03月20日 09:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/20 9:52
そして登ってきたコースを振り返る。
そして手前は登ってきた急登。ここも怖かった
これから行く独標への稜線です。
見えるのは1つ手前の偽ピーク。
山頂はその少しだけ向こうの岩稜ですが見えません。
この斜面、どう見ても斜度40度はありそう。しかもアイスかも・・・。
樹林ないし、前爪とウィペットかな・・・
2021年03月20日 09:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/20 9:52
これから行く独標への稜線です。
見えるのは1つ手前の偽ピーク。
山頂はその少しだけ向こうの岩稜ですが見えません。
この斜面、どう見ても斜度40度はありそう。しかもアイスかも・・・。
樹林ないし、前爪とウィペットかな・・・
偽ピークが近づく
2021年03月20日 09:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/20 9:59
偽ピークが近づく
ここのトラバースやらナイフリッジやら、本当、もう勘弁してほしい・・・。怖いって・・・。
2021年03月20日 10:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
3/20 10:11
ここのトラバースやらナイフリッジやら、本当、もう勘弁してほしい・・・。怖いって・・・。
通ってきた稜線です。写真ではわかりませんが、実際は全部雪です。
2021年03月20日 10:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/20 10:11
通ってきた稜線です。写真ではわかりませんが、実際は全部雪です。
偽ピーク、もう少し。
前爪とウィペット打ち込んで4足歩行で登っていきます。
2021年03月20日 10:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/20 10:11
偽ピーク、もう少し。
前爪とウィペット打ち込んで4足歩行で登っていきます。
偽ピークに着きました。
独標山頂はここから150m位先。
2021年03月20日 10:16撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
3/20 10:16
偽ピークに着きました。
独標山頂はここから150m位先。
前方に見えてきた!!
あいつだ!!独標山頂!!
稜線やばそう・・・。怖いって…
2021年03月20日 10:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/20 10:23
前方に見えてきた!!
あいつだ!!独標山頂!!
稜線やばそう・・・。怖いって…
怖い、こわい、コワイ
コワイッテ・・・
ビビりながら、「滑落したとき、少しでも大丈夫そうな左を歩こう・・・」と歩いていたら、
2021年03月20日 10:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/20 10:24
怖い、こわい、コワイ
コワイッテ・・・
ビビりながら、「滑落したとき、少しでも大丈夫そうな左を歩こう・・・」と歩いていたら、
胸まで落ちた(-_-メ)。
だめだ・・・右しか歩けない。
でも・・・でも・・・怖いんだって・・・。
2021年03月20日 10:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/20 10:26
胸まで落ちた(-_-メ)。
だめだ・・・右しか歩けない。
でも・・・でも・・・怖いんだって・・・。
なんとか頑張って右側歩きました。
山頂、あと少しなのに踏み抜き酷い。
2021年03月20日 10:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/20 10:27
なんとか頑張って右側歩きました。
山頂、あと少しなのに踏み抜き酷い。
ここは硬めのクラスト。たまに氷化。
アイゼンは刺さるので助かった。
2021年03月20日 10:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/20 10:29
ここは硬めのクラスト。たまに氷化。
アイゼンは刺さるので助かった。
雪崩は大丈夫そう。かなりしっかりしていた。
でもね・・・中、空洞の感触がめっちゃする箇所があるんだよね。
蹴り込んだ時に、クラスト斜面ごと崩れ落ちないか不安だった。
2021年03月20日 10:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/20 10:29
雪崩は大丈夫そう。かなりしっかりしていた。
でもね・・・中、空洞の感触がめっちゃする箇所があるんだよね。
蹴り込んだ時に、クラスト斜面ごと崩れ落ちないか不安だった。
必死にアイゼン前爪打ち込んで、ウィペットぶち込んで、トラバース気味にここまで登ってきたけど・・・。
ひょえー・・・怖い、こわい、コワイ・・・。
2021年03月20日 10:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/20 10:29
必死にアイゼン前爪打ち込んで、ウィペットぶち込んで、トラバース気味にここまで登ってきたけど・・・。
ひょえー・・・怖い、こわい、コワイ・・・。
ふう…。やっと来た。
2021年03月20日 10:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/20 10:31
ふう…。やっと来た。
御嶽山
2021年03月20日 10:32撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/20 10:32
御嶽山
でも景色は絶景!!素晴らしい!
右は三ノ沢岳。左は宝剣だけ、中岳だろう
2021年03月20日 10:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/20 10:33
でも景色は絶景!!素晴らしい!
右は三ノ沢岳。左は宝剣だけ、中岳だろう
そう!!ここが山頂だ!!
独標山頂制覇!!
まさに今日はピークハンドだ!!
ここまで4:30。めっちゃ怖かった4:30
2021年03月20日 10:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
3/20 10:33
そう!!ここが山頂だ!!
独標山頂制覇!!
まさに今日はピークハンドだ!!
ここまで4:30。めっちゃ怖かった4:30
一番左は麦草岳、その右は木曽前岳
2021年03月20日 10:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
3/20 10:38
一番左は麦草岳、その右は木曽前岳
右手には、蕎麦粒岳。
さあ、あそこへ・・・・
2021年03月20日 10:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/20 10:42
右手には、蕎麦粒岳。
さあ、あそこへ・・・・
行きません!!絶対行きません!!
あそこまで行った人もいるけど、今日行くのは自殺行為なので無理。
2021年03月20日 10:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/20 10:41
行きません!!絶対行きません!!
あそこまで行った人もいるけど、今日行くのは自殺行為なので無理。
三ノ沢岳の存在感がスゴイ
2021年03月20日 10:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
3/20 10:41
三ノ沢岳の存在感がスゴイ
右隣のこれは・・・島田娘かな?
しっかし、この名前なんで?
2021年03月20日 10:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/20 10:41
右隣のこれは・・・島田娘かな?
しっかし、この名前なんで?
戻るのが、また怖い
2021年03月20日 10:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/20 10:42
戻るのが、また怖い
でも、さっき通った自分のトレースがある。
間違いなく落ちずに通ってきたトレースがあるのって、本当に心強い。
2021年03月20日 10:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/20 10:54
でも、さっき通った自分のトレースがある。
間違いなく落ちずに通ってきたトレースがあるのって、本当に心強い。
さらばだ
2021年03月20日 10:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/20 10:55
さらばだ
乗鞍も!!
2021年03月20日 10:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/20 10:59
乗鞍も!!
岩の間を降りていきます。
バックステップで。
2021年03月20日 11:02撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/20 11:02
岩の間を降りていきます。
バックステップで。
ここもバックステップ。前爪打ち込み
2021年03月20日 11:02撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/20 11:02
ここもバックステップ。前爪打ち込み
ここも。
2021年03月20日 11:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/20 11:06
ここも。
ここまでくれば大丈夫。
2021年03月20日 11:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/20 11:07
ここまでくれば大丈夫。
ふう・・・怖かった。
2021年03月20日 11:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/20 11:09
ふう・・・怖かった。
2021年03月20日 11:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/20 11:10
2021年03月20日 11:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/20 11:13
なんとか偽ピークも下りました。
2021年03月20日 11:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/20 11:13
なんとか偽ピークも下りました。
そして、ここから天狗の最後の樹林帯のアイス急斜面。
再び・・・恐怖が・・・
2021年03月20日 11:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/20 11:50
そして、ここから天狗の最後の樹林帯のアイス急斜面。
再び・・・恐怖が・・・
アイス斜面をバックステップで下って行く。
アイスからクラスト層にきたところで、アイゼン前爪がしっかり刺さったので一息して1枚撮影しました。
でもウィペットは、まだアイス区間です。
先端だけがちょこっと刺さっている状態。
アイゼンでも、きっちり蹴り込まないと刺さりませんでした。
今日はこんな場所がめちゃくちゃ多い!!
2021年03月20日 11:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/20 11:54
アイス斜面をバックステップで下って行く。
アイスからクラスト層にきたところで、アイゼン前爪がしっかり刺さったので一息して1枚撮影しました。
でもウィペットは、まだアイス区間です。
先端だけがちょこっと刺さっている状態。
アイゼンでも、きっちり蹴り込まないと刺さりませんでした。
今日はこんな場所がめちゃくちゃ多い!!
崩落地
2021年03月20日 12:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/20 12:00
崩落地
一時、雪が無い箇所もあります
2021年03月20日 12:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/20 12:01
一時、雪が無い箇所もあります
2021年03月20日 12:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/20 12:03
少し行くと踏み抜き時刻再び・・・。
ここでたまらずワカンを装着
2021年03月20日 12:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/20 12:49
少し行くと踏み抜き時刻再び・・・。
ここでたまらずワカンを装着
2021年03月20日 13:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/20 13:01
中央アルプス展望所以降は雪がほとんどなくなりました。
2021年03月20日 13:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/20 13:22
中央アルプス展望所以降は雪がほとんどなくなりました。
2021年03月20日 13:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/20 13:22
ふう・・・時間ではわからないタフなコースでした。
個人的には、無雪期槍ヶ岳や剣岳より怖かったし、危険だった。
もう行きたくありません。怖いので。
おしまい。
2021年03月20日 13:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/20 13:59
ふう・・・時間ではわからないタフなコースでした。
個人的には、無雪期槍ヶ岳や剣岳より怖かったし、危険だった。
もう行きたくありません。怖いので。
おしまい。

装備

個人装備
ジオライン長袖シャツ モンベルのウィックロンジオサーマルロング ロングパンツ(モンベルマウンテンガイドパンツ中厚手) モンベルのジオラインバラクラバ 防寒テムレス レインウェア上下 3シーズントレッキングシューズ(ノースフェイスヴォルト) ザック(グラナイトギア38) パン3個(2個消費) 非常食(柿の種) スポーツドリンク1.5L(0.6L消費) 地図(地形図) ヘッドランプ(レッドレンザーMH5を2個) 予備電池 GPS(ガーミンmap64sとetrex30) 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 スマホ BDウィペット(直径12cmのスノーバスケットへ交換) ココヘリ 防寒着(化繊ジャケット) ツェルト(juza) 12本爪アイゼン ワカン モンベルチェーンスパイク 総重量11kg位?

感想

登山は距離ではない・・・というが、今日はまさにそういった類のとてもタフな登山だった。だが、今後の糧になるとても良い登山でもあった。

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コメント

やばいですね〜
greenriverさん、こんばんは

やばそうな所が沢山あったんですね。
申し訳ないけど、私、行かなくて良かったかも・・
雪が解けたらもう少し登り易いのかな?
ちょっと調べてみよっと思いました。
2021/3/22 21:08
Re: やばいですね〜
そんなこと言われてしまうと、ちょっとへこみますね・・(笑)。
この時期の独標のレコはほとんど見つからず、唯一あったレコもほとんど何もわからないようなものだったので、行けるところまで行ってみようという感じでした。
実際、行ってみると、装備もドンピシャで、まあなんとかなる範囲でした。
無雪期のレコはそこそこありますよ。
藪があるみたいですが、大したことなさそうですし、ぐっと安全度が上がるかと思います。
それでも天狗山の急登はちょっと注意が必要だと思います。
雪無くてもアイゼンあっても良いくらいだと思います。
そうそう、そういえばヘルメットは持参すべきでした。
無雪期でも、人によってはヘルメット持参しても良いくらいです。
それと、ちょっとびっくりですが、無雪期に三ノ沢岳、上松ルート経由で周回されているレコが1名いらっしゃいました。sunatomoさんです。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2513935.html
これ、かなりの藪道、アップダウンのはずで相当な方です。
でも、ちょっとそそりますよね。どうです(笑)。
いや・・・ちょっと引きますかね(笑)。

追記。
ありました。積雪期の三ノ沢岳。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2671506.html
やばすぎです。
2021/3/22 23:18
Re[2]: やばいですね〜
greenriverさん、こんばんは

弱気なコメですみません。
レコ見てたらピッケル1本じゃ行ける気がしなかったので。
また昨日アイゼン見たら少し丸かったので、その状態で行ってたら良くなかったなと。
一緒にお供してたら、天狗山急登手前で恐らく先に行ってもらい、自分は行ける所まで行くって感じだったと思います。
この状況知ってるんだったらザイルも持参ですかね(といっても補助ロープ程度で立派な物はない)

三ノ沢岳から風越山を見た事ありますが、結構な落差があったのを記憶してます。
道も無いのは記憶があり、提示いただいたレコみると、ハイマツを登ったんですね・・
絶対べとべとですね。
ちょっと面白そうですけど、一日で行けるか微妙と思いました。
そそるか、引くかで言うと、そそる方ですが、もうちょっと調べたいです。
(って、きっと他にログないですよね・・)
2021/3/22 23:39
Re[3]: やばいですね〜
そそるんですね。そっちですか・・・。
クククッ・・・と笑ってしまいました。
この2つの他には・・・ないでしょうね。
無雪期ならザイル持参で行けそうですよね。

自分が行った時なら、なんか変な話ですが、ピッケル1本よりくぎ抜き付きハンマー2本の方が良いのではないかと。アイス専用だとそんなに出番ないですし高いですから。
それと、補助ロープ、結構有効だと思います。
残置してあげると、いろんな方が助かるかも。
2021/3/22 23:55
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