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記録ID: 3012347
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ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

福寿草に会いに、リョウシ・コザト〜霊山

2021年03月19日(金) [日帰り]
 - 拍手
shikakura その他3人
GPS
07:38
距離
14.0km
登り
1,117m
下り
1,101m

コースタイム

日帰り
山行
6:28
休憩
1:05
合計
7:33
8:13
26
8:39
8:39
22
9:01
9:16
81
10:37
10:37
30
11:07
11:13
47
12:00
12:06
53
白谷林道霊仙山登山口
12:59
13:32
30
14:02
14:02
9
14:11
14:12
30
14:42
14:46
60
15:46
妛原
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
・妛原〜白谷橋の林道
 入口には通行禁止の表示と車止めが有る。路面の落石は余り無いが、通行中落石が有り、ヒヤリとさせられた。
・白谷橋〜リョウシ〜コザト
 取付き点上部が本日の難所。最初のザレ場で落石起こさない様にメンバ−間の間隔を空けながらトラバ-スして比較的安全な尾根芯に登り着いた。
その後、危険な所は無い。
・コザト〜霊仙山登山口
 ヤブはP782付近が少し濃いが、距離が短いので案ずるほどの事は無い。
・霊仙山登山口〜霊仙山山頂
 初めは緩やかだが最後は岩がゴロゴロした急斜面。落石を起こさない様に登るが、意外に簡単に登れる。
・霊仙山山頂〜笹峠
 南西尾根、通常の登山道
・笹峠〜妛原
 テープが随所に有り、ルートを外すことは無いが、最後は急斜面に付き濡れている場合は注意が必要。
権現谷林道から見上げると何と桜が咲いている
権現谷林道から見上げると何と桜が咲いている
白谷橋に到着
白谷橋の登り口。右側から回り込み、中央上、緑の灌木の上をトラバ-スして左側の尾根芯に登る
白谷橋の登り口。右側から回り込み、中央上、緑の灌木の上をトラバ-スして左側の尾根芯に登る
100m程登ると急登は終了
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100m程登ると急登は終了
Co590m付近のカレンフェルト
Co590m付近のカレンフェルト
Co590mを越えたのコル付近から福寿草が現れて来る。此処が最も良かった。
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Co590mを越えたのコル付近から福寿草が現れて来る。此処が最も良かった。
尾根上部の日当たりのいい個所の福寿草は既に実になっている
尾根上部の日当たりのいい個所の福寿草は既に実になっている
リョウシ到着
リョウシに登り着くと樹間から霊仙山が見えて来る
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リョウシに登り着くと樹間から霊仙山が見えて来る
リョウシからの暗い植林の尾根はコザト直下で明るい雑木林に変わる
リョウシからの暗い植林の尾根はコザト直下で明るい雑木林に変わる
コザト到着(三等三角点)
コザト到着(三等三角点)
P798超えたコル付近は山仕事の残骸か放置されている。此の辺りから薮が出て来る
P798超えたコル付近は山仕事の残骸か放置されている。此の辺りから薮が出て来る
P782付近の藪と岩場。馬酔木主体の藪が有るが、濃い個所は短いので、あまり気にする事はない。
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P782付近の藪と岩場。馬酔木主体の藪が有るが、濃い個所は短いので、あまり気にする事はない。
P782北側を下ると地図にない林道が現れ、300m程辿ると、白谷林道と出会う
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P782北側を下ると地図にない林道が現れ、300m程辿ると、白谷林道と出会う
白谷林道霊仙山登山口
白谷林道霊仙山登山口
霊仙山への登りは、最初は緩やかで
霊仙山への登りは、最初は緩やかで
段々きつくなり
最後は見上げるばかりの急斜面をAWDで石灰岩の間を縫って
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最後は見上げるばかりの急斜面をAWDで石灰岩の間を縫って
登って来た尾根
霊仙山最高点へ到着
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霊仙山最高点へ到着
霊仙山山頂にて
山頂より伊吹山方面。春霞で白山がかろうじて見える
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山頂より伊吹山方面。春霞で白山がかろうじて見える
西南尾根より山頂を振り返る
西南尾根より山頂を振り返る
近江展望台より辿って来た尾根を見下ろします
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近江展望台より辿って来た尾根を見下ろします
近江展望台下より下降する予定の尾根を見下ろす
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近江展望台下より下降する予定の尾根を見下ろす
笹峠まで下山
P712からは初めは緩やかですが
P712からは初めは緩やかですが
最後は急下降

装備

個人装備
雨具 昼ご飯 非常食 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 ツェルト カメラ
共同装備
無し

感想

雪山の情報を追いかけるのに手を取られ、すっかり忘れていたのですが、3月も半ばが過ぎてそろそろ福寿草のシーズンかなと思い出し、以前から注目していたリョウシ・コザトの山域の情報をヤマレコで調べ始めると、3月15日の最新レポート投稿されており、既に最盛期を過ぎているとの事で慌てて以前から同行を依頼されていたYKさんに連絡し、KYさん、IAさんを誘っての山行になりました。

妛原(あけんばら)の道路脇に駐車して準備していると、米原から来られたという方に声を掛けられ、お話を聞くと我々と同じルートで福寿草を観に行かれるとの事。霊仙山には何回も登られているが今日のルートは初めてで、単独行は不安に付き同行を求められ、同行することにします。

権現谷林道は駐車地の先で通行止めになっています。路面には春先の雪解けによる落石が多数落ちており、歩行中にも落石が直ぐ脇で路面に当たり破片が飛び散り、幸い誰にも当たりませんでしたがヒヤリとします。

白石橋手前に下っている尾根末端がリョウシへの登山口になっており、テープが木の枝にぶら下がっています。登りはいきなりザレ場の急斜面で始まります。落石しないように間隔を空けて細心の注意をしながらザレ場を西側にトラバースして、比較的安全な尾根芯を木の根を掴みながら100m程高度を上げると傾斜が緩やかなカレンフェルトの尾根になります。

Co590mのピークを過ぎてのコル辺りに一つ目の群落が有り、此処は最盛期で競い合うように咲き誇っています。各人、思い思いの構図で写真撮影に夢中です。此処からリョウシまでの尾根には何か所か群落が有りますが、いずれの群落も日当たりが良い場所で、最盛期は過ぎて既に実になっている物も有り、訪れるのが少し遅かったようですが、花の適期にどんぴしゃりは難しいですので最初の群落で満足です。

リョウシに登り着くと樹間越しに霊仙山が見える様になりますが、時間が許せば登る予定の尾根は遥か彼方です。米原から来られた方は付いて来られないので、我々はそのまま進みます。杉・檜林の暗い尾根を辿りコザト到着は11時過ぎ、この後はヤブも有るとの情報も有り、後1時間で霊仙山の登山口まで行けるか不安がよぎりますが、その時は山腹の林道を辿り、予定通り笹峠行くだけと自分に言い聞かせます。

コザトからP798を越えて山仕事の残骸のワイヤーロープ、ビニールシート、ビン等ガ散乱する最低コルに下り、登り返す辺りから薄いヤブが出てきますが、植林との境界を利用してヤブを避けながら先に進み、P782付近のヤブも予想したほどではなく地図にない林道に降り立ちます。林道を300m程辿ると白谷林道に行き当たり、此処迄はほぼ予定通りですので、霊仙山に登ることにします。

Co950m辺りまでは緩やかですが、此処から石灰岩が散乱する急斜面の登りになり、木の幹、岩を掴み、落石をしないよう注意しながらAWD(全輪駆動)で息を切らしながら登ります。登り着いた霊仙山のテーブルランドから少し西進し霊仙山の最高点に到着です。

風を避けて3人パーティ-昼食中です。春霞に遮られて白山が微かに望める程度ですが360度の大展望。我々も同様に午前中に辿ったリョウシ〜コザトの尾根を眼下に昼食。

笹峠までは通常ルートですので西南尾根の岩の間にひっそりと咲いている福寿草を愛でながら下ります。

此処から妛原駐車地まではP712を通る所謂バリルートですがテープが随所に有り、ルートを外す事は有りません。最後の急傾斜の尾根を下ると駐車地の横に着地。草に埋もれる様に2輪の福寿草が咲いています。駐車地で帰り支度をしていると、途中まで同行した米原の方が下山してこられました。彼は三重県の山岳会のパーティ−と一緒にリョウシ〜行者谷を周回したとの事でした。

好天に恵まれ、福寿草にも出会えて良い山行でした。

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