新緑が芽吹く弥山川-双門ルート
- GPS
- 10:59
- 距離
- 25.2km
- 登り
- 3,521m
- 下り
- 3,502m
コースタイム
7:55 ガマ滝
8:40 渡渉
9:00 一ノ滝 9:10
10:20 仙人 10:30
10:55 ザンキ平の肩
11:05 三鈷滝
11:45 旧河原小屋跡
<途中12:00〜13:00 昼食休憩>
13:40 樋ノ谷出合 13:50
13:55 聖門滝
14:15 狼平 14:50
15:05 高崎横手
15:25 ナベの耳
15:40 カナビキ出合 15:50
16:10 天女の舞 16:30
16:50 カナビキ出合
17:40 金引橋
18:12 熊渡
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
午前7時に着くも、この日は先着一台だけ 準備してる間にバタバタと停まって合計4台だけ |
コース状況/ 危険箇所等 |
熊渡〜白川八丁までは危険箇所なし。 ガマ滝からの遡行は所々粘土質部で滑りやすくなっています。 中剣城下のゴーロ帯は水位少なく登りやすかったです。 一ノ滝〜双門テラス〜ザンキ平までも危険箇所なし。 (ただ、テラス内に倒木あり。あんなのあったかな…) 裏双門は時間的に行けなかったので現状不明。 三鈷滝〜河原小屋跡も危険箇所はありません。 災害前は河原小屋から一旦左岸へ渡渉しましたが、現在は右岸沿いにルート。 樋ノ谷出合までは、ひっそりテープとケルンがあるので、ルーファイの練習にもいいと思います。 ガマ滝〜狼平まで、特に危険という箇所はありませんでした。 狼平〜高崎横手〜カナビキ出合も危険なし。 ナメリ谷に入ったところで、落ち葉によるルート不明瞭が一部あるが、 先のテープを見ながら進むとよし。 |
写真
感想
紀伊半島大水害から整備目的で“非公式”に数回入っていましたが、
遡行目的では今年の双門登り初でした。
GWから熊渡には車も沢山停まっていたので、それなりの人も入っていそうなので、
平日に登ってきました。
午前7時に熊渡へ駐車。
僕も含め、計4台。
平日はこんなもの。
林道から白川八丁までは、涼しさに背中を押してもらえたのもあり、
40分程でガマ滝へ。
初夏になると陽が入る白川八丁でシャッターを押してしまうので、
ガマ滝までは一時間は確実に掛かっていた。
なので、今回は抑え目の一枚だけ。
ガマ滝へ到着すると、壺に流れ込む流量が多くて壮観。
ここで立ち止まるのは仕方ないので、素直に写真を撮る…。
ついつい近くで撮ろうとしたところ、ツルッとドボン。
替えのソックス持ってたので、事なきを得ましたが不注意反省。
ガマ滝から中剣城取り付きまでは道中危険なし。
ひとつ注意するとすれば、粘土面でのスリップ程度。
中剣城から一ノ滝まではスムーズに登り、
一ノ滝もそこそこ流量があったので、ザックを下ろして滝を眺める。
一ノ滝から双門テラスまでは特に危険箇所がなかったものの、
不注意でGPSログ用のiPhoneを落としてしまった…。
40mほど“滑落”したiPhoneを奇跡的に&命懸けで回収。
双門テラスに到着後、双門滝も流量があり、休憩しながら撮影タイム。
裏双門へ行こうと思いつつ、登り始めるとなかなか肥えたシマヘビさんの登場で一瞬で行程吹っ飛んでしまい、少し動揺しながら登り続けると、気がつけばザンキ平の肩。
まぁ、また行けばいいか。
とのことで激下り開始。
下り始めもロープ&鎖箇所で粘土面スリップの跡あり。
練って滑りやすくなってました。
三鈷滝へは寄らずに黙々と遡上。
旧河原小屋までは整備で何度も来ているので、スムーズ。
何度見ても河原小屋の跡は悲しくなる。
何回か泊まったこともあるし、何より中に置いてもらっていたノートに目を通すのが好きだった。
双門を遡上する人の記録やコースタイム等を各人が綴ったノートだった。
時には自分のタイムや、その日の想いも記したりした。
あのノートも流失したと思うと、本当に悲しい。
ここから先は、災害時以降登ってなかったので、ワクワクしながら遡行。
右手にはエメラルドグリーンの水を湛えた堰止湖を見ながら…。
この二年間は河原小屋〜狼平の間は登っていなかったので、新しい発見もあった。
かわいらしいプチケルンが程良く道標になってくれている。
昔は、黄色のテープも赤のテープも樹の葉に埋もれてしまうことが多かったので、渡渉が楽しくも有り難しかった。
今はこのプチケルンのお陰で、道中に優しさも配置されているような気分になりました。
途中、一時間ほどの大昼食休憩を取り、キビキビと登ること小一時間で
樋ノ谷出合へ到着。
オーバーハングの梯子周辺には、オオミネコザクラも群生。
どれも綺麗に咲いていたので、丁度良いタイミングだったのかもしれない。
聖門滝から狼平までは特段変化なしで、10分程で到着した。
ただ、毎回思うのは狼平のテン場の使用状況。
この日は清掃・ゴミ拾いしながらだったので、狼平でも清掃したものの、
タバコのフィルター、排泄後のテッシュ、輪ゴム、飴の袋などなど、
おなじみのゴミが所々にあった…。
狼平から弥山までは登らずに下山行程へ。
高崎横手から頂仙岳、ナベの耳、カナビキ出合まではサクサクと進めた。
カナビキ出合で15時50分。
林道分岐まではゆっくり下って1時間もあれば辿り着くので、
思い切って天女の舞へトラバースすることに。
P1518を目指しでジグザグ登る。
ピーク周辺には赤テープもあるので、迷うことはない。
50m程下ると天女の舞へ到着。
ここから眺める山々は大峰の中で数ある絶景のひとつ。
オオイタヤメイゲツの実生が林床を形成していて、目にも優しい。
景色もお腹も満たされたところで、下山開始。
快調に進めて50分で金引橋まで下りてこれた。
去年の秋に痛めた右足が少し痛み出したけど、林道を下ってるうちに忘れていた。
結果約11時間の山行だったけど、身体も心も双門の自然のチカラで満たされてきたので、身体の疲れはどことなく気持ちの良いものだった。
富士山入り寸前には良いトレーニングになるし、富士山のシーズンが終わる頃には、何より木々や水に飢えて帰ってくる。
お次は秋。
稲村の宿題も残っているけど、中剣城から見下ろす白川八丁の紅葉も楽しみに取って置きたい。
絶好の弥山川日和ですねぇ〜
水の色見てたら飛び込みたくなる気持ち、
よくわかります。
新緑もいい頃加減ですね。
今度の日曜日、大普賢岳辺りへ行ってきます〜
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