大菩薩
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 485m
- 下り
- 468m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありませんでした。 |
その他周辺情報 | ほったらかし温泉 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
|
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感想
11月9日 晴れ
君津18:00-19:30足立1:50-4:45談合坂SA 5:20-6:30上日川峠 (269km)
上日川峠6:50(20)7:10福ちゃん荘7:15(10)7:25勝縁荘7:25(40)8:05大菩薩峠8:30(55)9:25雷岩9:25
(10)9:35大菩薩嶺9:40(10)9:50雷岩10:05(45)10:50福ちゃん荘10:55(15)11:10上日川峠 (計3:25)
上日川峠11:55-12:45ほったらかし温泉14:20-14:45小作(石和)15:35-20:30足立23:55-0:50君津(306km)
今回は愛弓ちゃん、ママさん、麻実ちゃん、聖と5人そろっての初山行だ。5人乗りは少々窮 屈なので、3列目の座席を出して2列目を対面にした。
早朝発だが、聖のところで仮眠するため18:00に出発。アクアラインは混んでいなかったが、 首都高が大渋滞。葛西経由も箱崎経由も混んでいるので、入谷で下りて日光街道を経由して1.5 時間で足立に着いた。
聖は会社行事で遅くなるので、20:00頃布団に入って仮眠した。聖は21:50頃帰り、風呂に入っ てすぐに寝た。
1:00起床。パンとコーヒーで軽く食事をし、お湯を沸かしてテルモスに詰めて1:50に出発。
いつものように相模湖ICで中央道に乗り、談合坂SAで朝食を摂る。
談合坂から約1時間10分で上日川峠に到着。裂石からの山道沿いや峠周辺は紅葉が見事だ。
峠の駐車場はロッヂ長兵衛前が満車。県道沿いの駐車場もかなり埋まっていて、100m位離れた ところに駐車。身支度をしてロッヂ長兵衛へ。全員色違いの「No Mountain No Life」Tシャツ着用。気温は 5℃前後、自分以外は上着を着ているが、出発前の記念撮影は上着の前を開いて初めてのゴレン ジャーショット!
紅葉見頃の大菩薩は大勢の登山者で賑わっている。福ちゃん荘までは車道を行くが、緩やかで 歩き出しには丁度良い。途中、小さな子供を2人連れた親子がいた。お父さんが小さな子をデイ ジーチェーンで確保して歩いている。とても小さな子がよちよち歩きでかわいい!
20分で福ちゃん荘に到着。ここは1969年に赤軍派が武装訓練のために潜伏していて凶器準備集 合罪で53名が逮捕された「大菩薩事件」の舞台になった山小屋だ。皇太子夫妻が2002年に大菩薩 登山の際に休憩したことでも知られる。なかなか歴史のある山小屋なのである。
お土産の「百名山のれん」で登頂数をチェックすると、愛弓ちゃんは今回が18座目だった。
福ちゃん荘でカラマツ尾根登山道と分岐するが、いつものように大菩薩峠に向かう表登山道を 行く。
福ちゃん荘からは未舗装ながら車が通れる広くて緩やかな林道が勝縁荘まで続く。
5分で富士見山荘着。その名の通り富士山が良く見える場所だが、今日は曇っていて見えず残念。
もう10年以上前から営業していないようだが、2010年のNHK朝ドラ「ゲゲゲの女房」では水 木しげるさんの富士山麓の別荘という設定でロケに使われた山小屋だ。
数年前から壊れていた展望デッキは完全に崩壊していた。ブランコは無事で、愛弓ちゃんと麻 実ちゃんが歓声を上げながら漕いでいる。35年前、結婚して2ヶ月後に大菩薩に来たときにこの ブランコに乗った事を思い出した。
富士見山荘から5分で勝縁荘。今は廃屋だが中里介山が長編小説「大菩薩峠」を執筆した山荘 だ。廃屋のはずだが、修繕した形跡がある。ちゃんと保存管理されているらしい。
勝縁荘までは一般車の乗り入れ可能だが、一般車向けの駐車場が無いので実質的には上日川峠 から先は一般車乗り入れ不可だ。
勝縁荘からはそこそこ急な登山道になるが、この道は大菩薩峠に建つ山小屋・介山荘の軽トラ が荷揚げに走る道なのだ。いくら四駆でもこの道を登るのは驚きだ。下りでは前が見えないのではないか?
8:05勝縁荘から40分で大菩薩峠に到着。展望抜群の峠だが、残念ながらガスで展望無し。それ でも全員ゴレンジャーTシャツで記念撮影をした。
休憩所で暖かいココアやミルクティーを飲みながら、海ほたるで買った冷凍の「ざらめ醤油ロ ールケーキ」をいただく。解凍2時間で丁度良い食べ頃になっていて、とても美味しい。
休憩を終えて出発しようとすると、青空が広がっていた。再度峠の標識の前で記念撮影 したが、身体が冷えて聖以外はフリースやダウンを着ていたので、お揃いTシャツでの記念撮 影にはならなかった。
峠からは南アルプスが見えるが、富士山は近くの熊沢山の陰になって見えない。少し大菩薩嶺 方面に移動すると富士山が見える。雲が多いが、富士山と南アルプスが見渡せて素晴らしい眺望 だ。甲斐駒、仙丈、北岳、間ノ岳、農鳥岳、塩見岳、荒川岳、赤石岳、聖岳が雪を被って白く輝 いている。ママさん、愛弓ちゃん、麻実ちゃんにこの眺望を見せてあげる事が出来て良かった。
大菩薩峠から雷岩までアップダウンの少ない稜線歩き。青空の下、富士山と南アルプスを見な がらの快適な稜線漫歩だ。途中賽の河原や2,000m地点で小休止。賽の河原の避難小屋は扉が開か なかったが、イザというときに困るかも?
大菩薩峠から55分で唐松尾根と大菩薩嶺の分岐点の雷岩に到着。
駐車場の車の多さの割には人が少ないと思っていたが、雷岩では大勢の登山者が休憩していた。
登山口で出会った小さな子を連れた親子と再会。我々が大菩薩峠で休憩しているうちに追い抜 かれていたようだ。
休憩は後にしてまずは大菩薩嶺へ。雷岩からは樹林帯の緩い登り。10分弱で大菩薩嶺(2,057m) に到着。山頂は樹木に囲まれて展望ゼロ。おそらく最も残念な百名山だろう。
山頂でゴレンジャー集合写真を撮り、愛弓ちゃんの18個目の百名山登頂を祝ってビールで乾杯 した。
雷岩に戻って休憩。先週石和温泉で買ったぶどうのお菓子「月の雫」はそこそこ好評だった。
唐松尾根の下りでは登ってくる大勢の人々とすれ違った。大菩薩はやはり人気の山なのだ。
45分で福ちゃん荘に到着。福ちゃん荘は分岐点であり、トイレもあるので大勢の登山者で賑わ っている。先月の上高地よりも多いくらいだ。
11:10ロッヂ長兵衛着。出発してから4時間20分、正味3時間25分で一周した。この手軽さと展望 の良さが大菩薩の魅力だ。
ロッヂ長兵衛できのこ汁をいただき、青リンゴを買って下山する。
お楽しみの温泉は「ほったらかし温泉」へ。上日川峠から50分でほったらかし温泉に到着。昨 年9月に愛弓ちゃんと聖と3人で仙丈・甲斐駒に登った帰り以来のほったらかし温泉だ。
ほったらかし温泉には「あっちの湯」と「こっちの湯」があるが、今回は広いほうの「あっち の湯」へ。残念ながら富士山は雲に隠れて見えなかったが、広くて開放的な露天風呂でのんびり と汗を流して気持ち良かった。
温泉の後はちょっと遅い昼食。甲州といえば「ほうとう」なので、石和の「小作」へ。
小作は人気のほうとう屋なので、3人は当然ほうとうを注文したが、愛弓ちゃんは去年食べた と言う理由で「海老・穴子天」をチョイス。大きな海老と穴子の天ぷらの重を完食。流石である。
14:45小作を出て一宮御坂ICから中央道に乗る。時間的に渋滞を覚悟したが、意外にも渋滞はなかった。
聖のアパートでしばらく休憩して0:50分に君津に到着した。
今回はピーカンではなかったものの、まずまずの天気に恵まれ快適な山行が出来た。なにより ゴレンジャーが初めて勢揃いし、お揃いのTシャツを着て山行出来てとても楽しかった。
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