篭岩周辺 - 奥久慈を舐めたらあかんぜよ!
- GPS
- 09:52
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,282m
- 下り
- 1,283m
コースタイム
- 山行
- 7:54
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 9:47
06:50 不動滝
06:56 大円地篭岩分岐
07:23 猩々岩
08:10 鷹取岩篭岩山分岐
08:27 釜沢越フジイ越分岐
09:02 湯沢源流の前進を止めた所
09:47 支尾根を登り詰めたどこかの稜線
10:51 薄い踏み跡を頼りに辿り着いたどこかの沢
11:37 笹藪漕ぎの末登り詰めたどこかの稜線
12:00 篭岩山
12:43 篭岩展望台明山分岐
13:10 一枚岩(昼食30分)
14:40 明山
15:10 竜神橋町道上山線分岐
15:20 町道上山線
15:52 つつじヶ丘分岐
16:15 つつじヶ丘駐車場
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
自分がそうだったように、全体的に道迷いの危険があり、十分な準備と注意が必要です。 上山ハイキングコースなどのポピュラーなルート以外では、案内表示が少ない反面、どこに向かうのかわからない踏み跡が多くあります。案内表示を期待しない方が良いです。 分岐点にはその場所を示す名称が無いため(あるのかもしれませんが、その場所に記載が無い)、参考にしたレコの場所と今自分がいる場所が、同じ場所なのかどうかがハッキリしないことも迷う一因のように思いました。 ただ、山塊自体の標高が低いので、急登があっても長く続くことはありませんし、自然がそのまま残っているので、十分な準備をしていけば、他とは違う静かな山歩きが楽しめます。 なお、非常時(藪漕ぎ)に備え、手袋、長袖(基本は常に長袖)、帽子は持って行った方が良いでしょう。私は、擦り傷いっぱい、サンバイザーの頭は枯れ笹の葉などで更に真っ白、更にはダニに3ヵ所噛まれました。 ちなみに、本日のつつじヶ丘駐車場利用者は、私だけだったようです。(たぶん)更に、山行中には全く誰とも会いませんでした。(篭岩展望台の方から声は聞こえましたが。) |
写真
感想
決して舐めていたわけではないつもりだったが、結果的には甘かった。
ちょうど半年ぶりに、奥久慈にやってきた。
標高は低いながらも、スリリングな稜線歩きを楽しめそうな、篭岩周辺が気になっていたからだ。
朝6時半、最近にしては涼しく持って来いの天候だ。
湯沢源流までは予定通りに進んだが、そこから裏縦走路に乗る分岐がわからず、強行突破を試み、一旦は稜線に乗るも再び沢に出てしまい進退窮まった感じに。
戻るか、沢を下るか、ルート復帰を試みるか・・・
正しい選択だったかどうかは不明だが、だいぶ古そうな微かな踏み跡を見つけたのと、「あの稜線に乗れば」という不確かな自信を信じ、支尾根に取り付いた。
取り付いたはいいが、身長以上のひどい笹藪で、「進めなくなったらどうしよう」と思いながら、頭を下げ力ずくで掻き分けた。踏み跡と思った道も、もしかしたら獣道だったのかもしれない。
悪戦苦闘の末になんとか稜線に乗ると、笹に覆われてはいるが確かな踏み跡が。ここが期待通りの裏縦走路だと信じて迷わず南に。しばらく進むと赤テープがあり、更に進むと突如として篭岩山の表示が現れた。ついに、ついに人間社会に復帰できた。まさにそんな感じだった。
篭岩山以降は、割と案内板もあって明山までは問題なく辿れたが、そこから駐車場まで行く道中でも何度か悩まされた。
後で確認すると、予定通りに歩いてはいたが、とにかく自分の目的地が分岐の案内板に載っていないと、地元の地名などに疎い私にとってはお手上げだった。
(単純な例を一つ上げると、案内板にある「上山」を私は明山などと同じ山名だと思い込んでいたが、実は集落の名称だった。)
車道に下り、不安を残したまま歩いていた中で「つつじヶ丘」の案内を見つけた時の安堵感といったら、、、本当に久しぶりに味わったなぁ。(初めてではない?)
なんだかんだと10時間も掛かったが、まぁ私の場合、何事もなくスムーズに終わる山行なんてまず無いし、もしあったらあったで、つまらないのかもしれないけど、ほどほどにしないとね。(って毎度言ってるが。)
それにしても未開の地、奥久慈は手強い。山の厳しさは標高じゃないことを、改めて実感した山行だった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
kinoeさん、今晩は。
無事下山出来て本当に良かったですね
kinoeさんはGPSはお持ちですか。
GPSがあれば百人力ですよ。
現在地も一目瞭然です
安い英語版でも日本語化が可能です
(私は決してガーミンの回し者ではありません )
uconさんの地図読み教室で地図読みとGPSの使い方が学べます
勿論無料です。日程はまだ未定ですが。
一度覗いてみて下さいね
otafukuさん、おはようございます。
私のGPSはロガー専用で、地図を表示してのナビ機能はありません。緯度経度は表示するので、それなりの地図と照合すれば現在地はわかるのでしょうが、老眼もあって実用的じゃないですね。
本格的なGPSを、と思うこともありますが、結局のところ無くても何とかなっているので、今のところは、必須アイテムではないと勝手に思っています。(何とかならなくなった時は手遅れなんですけどね。)
uconさんの地図読み教室にはチョット興味ありますね。ついでにロープワークとか。
日程などが具体的になったら、是非教えてください。
kinoeさん、おはようございます
登山教室のこと、了解しました。
バリエーションをやられるkinoeさんにとって、
GPSは命を守る必須アイテムですよ。たぶん
他にも参加希望者がいるのですが、
みなさんの都合にいい日となると難しいです
なるべく土日に開いて貰うようにuconさんに頼んでおきますね
梅雨なので雨の日なら勉強会が丁度いいですね。
簡単なロープワークなら部屋でも出来ますし。
uconさんんもトイレが完成して張り切っています
また日程が決まったらご連絡します
uconさんのブログ:http://yamanet3.blog.fc2.com/blog-entry-197.html
otafukuさん、こんばんは。
> 登山教室のこと、了解しました。
何、何? 何を了解したの?
> 他にも参加希望者がいるのですが、
チョット興味があるって言っただけですってば。
もう、otafukuさん、気が早いっ!
絶対A型じゃないね。あ、O型でしたか。キットB寄りですね。
でもまぁ、公の勉強会には行きそうもないし、こういうキッカケでもないと、と思わないでもないですけど。
とりあえず、都合がつくようでしたら、前向きに検討します。
uconさんにも、よろしくお伝えください。
なお、この件に関しては、以降メッセージでいただければ幸いです。
では。
僕も昨年始めて其の辺りをウロウロしました 。笹の花粉で顔真っ白にして。標識は無いし道も地図とは違うしでどうしようです。意地でもで、その後何度もその周辺を歩き廻ったので、武生林道から表コースの間ならもう何処へ入り込んでも大丈夫です。今、下の龍神川歩いてます。グループ意外危険ですが 、後1割残しです。若くないので無理は出来ませんが。
kamineさん、こんばんは。
2年も前のレコに、コメントありがとうございます。
奥久慈は探検好きな私にとって魅力的な山域ですが、遠いこともあって年2、3回程度でしょうか。それと土地勘が無いうえ、ハッキリとした尾根が少なく、地形図では読めない部分が多いので、事前にルートを決めて向かうのが難しいですね。
暑くなると低山を避ける人が多いようですが、私は大汗かくのは嫌いではないので、そのうちまた行くかもしれません。
kamineさんがレコをアップしてくれれば、もっと行きやすくなるんですけどねぇ。是非宜しくお願いします。
古いのでこんなに早くお返事が来るとは思わずで。
僕は面倒臭がりやで写真を撮りません。好いカメラも無いし気持ちの余裕が無いので。記帳も余りせずで。
昨年、ここの山域に入ってつくづく舐められない山だと痛感しました。
因みに富士山以外の3000m超は全部やってます。
籠岩から下ると竹ヤブあるとのコピーの案内ですが、ずっとヤブ漕ぎで見落とし、裏コースの標高536地点を遥かに越えてしまい。竹ヤブから左へ、釜沢越えに下る予定でしたが。後日、同じ所を歩いたら綺麗に刈られて竹ヤブはっきりです。なら、間違えない。狐に馬鹿されたみたいで不思議な1日でした。
正面の男体山がどんどん近づいて来ます。イケネー、完全に間違えた、で、どうしようです。小草越えではかなり遠回りで時間も掛かる。
かといって、竹ヤブまで戻る自信など全然無い。えぇい面倒だで支尾根を下り沢です。お写真にある2本の倒木の上に小石が沢山載せてあり、ほっとした訳です。子持ち岩で2人の山ガールとその話をして、不動滝入り口の車に戻れました。この範囲なら何処でも心配は有りません。
ところで下の絵が入りません。 初心者マークですが
今日はこれで
日立さんぽ会
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する