蓮華温泉からの雪倉岳北面ルートの周回


- GPS
- 11:40
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 1,927m
- 下り
- 1,933m
コースタイム
天候 | 晴れのち雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪倉への瀬戸川の渡渉点には、雪がまだびっしり詰まっていて問題ない。 瀬戸川の鉄橋に下りる急斜面には立派な雪のステップがあった。 |
その他周辺情報 | 3月25・26日(木・金)と蓮華温泉に宿泊。 26日の蓮華温泉の宿泊客は30人ほど。 この日から露天風呂は、薬師湯に加えて仙気ノ湯もオープンしたようだった。前日薬師湯を堪能したので今日は内湯のみ。内湯だけでも十分過ぎるほどいい湯。 |
写真
感想
蓮華温泉から出発の2日目。昨夜はあまりよく寝られなかったが2時起床で2時40分出発。満月に近く月が明るい。星も輝いている。今日は雪倉と朝日と五輪の周回コースのつもりだった。
瀬戸川までの暗闇カチカチトラバースからようやく開放され、瀬戸川を渡る。すぐ上流は流れが出ていたが、滝ノ沢の入り口あたりはまだびっしりと雪が詰まっていた。しばらく沢を登ると後ろから太陽が昇る。あまり明るくならないなと思っていたら、いつの間にか空は雲に覆われていた。その内に晴れることを信じてカチカチ斜面を寒くならない程度にゆっくり歩く。太陽は一向に姿を見せず、斜面は弛む気配がないので途中からアイゼンで登った。アイゼンのまま雪倉に到着。雪倉は2回目だが前回も視界が全くなかった。
頂上は風が強かったので少し下ってからスキーを履いた。カチカチ斜面なので様子を見ながら慎重に下る。頂上付近は斜度が緩いのでまだ安心。所々うっすら新雪がのっている。そのうち晴れると信じて予定通り朝日岳を目指すべく、白高地沢へ向けて北面を滑る。ザラメだったら最高の斜面だがカチカチ。標高1800mくらいまで下ってようやく雪が弛んできた。気づくといつの間にか雪が降ってきた。水曜夜のヤマテンでは晴れマークが付いてた気がするんですけど。
白高地沢の登り返し地点で時間はまだ10時だったので、雪が降る中もう少し行けるとこまで行ってみようと、往生際悪く登ることにした。雪は徐々に激しくなってきて雷まで鳴り出したので、これはダメだと思い1800mで敗退とした。
帰りは思いがけなくパウダー。とはいえ視界がなくあまり楽しめない。GPSで方向を頻繁に確認しながら白高地沢左俣の右側を通過点とし瀬戸川の鉄橋を目指した。鉄橋は初めて渡る。スノーブリッジもまだあることはあった。突然冬に舞い戻った森をゆるゆる進むが、このまま蓮華温泉に着いてもすることがないので、蓮華温泉の手前で雪洞を作った。雪はカチカチだが案外スコップで掘れるもんだ。一夜を雪洞の中で過ごせる大きさまで掘るにはだいたい1時間くらい。雪洞の中でお茶して蓮華温泉に到着。まあこんな日もあるさ。
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