鷲ヶ巣山から鷹ノ巣山

2021年03月25日(木) [日帰り]

• GPS: 11:38
• 距離: 15.8km
• 登り: 1,843m
• 下り: 1,693m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:22
• 休憩: 0:17
• 合計: 11:39

5:13 スタート地点
5:23 5:23 登山口
6:44 6:49 前ノ岳
7:57 7:58 中ノ岳
9:21 9:32 鷲ヶ巣山
16:52 ゴール地点

5:15　縄文の里駐車場
9:21　鷲ヶ巣山
11:30　黒倉山
13:15　烏帽子岩
14:00　鷹ノ巣山
16:52　入折戸除雪終点

天候

くもりのち雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

入折戸に車両�，鬟妊檗⊆嵶将△粘篳�に移動(73km、1時間強)、山行開始。
入折戸に下山後、�，猫△魏鷦�に向かう。

コース状況／危険箇所等

鷲ヶ巣山から先は登山道の整備無し、ルートファインディングが必要になります。尾根の分岐はそれなりにあるので、コンパス多用しました。
藪漕ぎ・痩せ尾根の通過はもちろん、若干の登攀要素あります。個人的には技術よりも体力勝負のルート(いつもか)。

その他周辺情報

白い森交流センターりふれ@500、日帰り入浴〜19:00迄

写真

3/25 5:18

デポ車を入折戸に配置して、岩崩から山行スタート(o)
えっO氏、今日ジャージ履いてきたんすか(s)
誰にも会わんて(o)

3/25 5:32

すぐに明るくなってきた。ハルゴ沢を渡る(o)
この辺りから残雪がチラチラと現れ始める(s)

3/25 5:55

イワウチワが咲きはじめて

3/25 5:56

ショウジョウバカマも少し(o)
きゃわわわ(s)

3/25 6:17

前ノ岳までは急登続き(・・;)(o)
夏道と残雪上とを行ったり来たり(s)

3/25 6:21

鷲ヶ巣山避難小屋(s)
豪雪にも耐えました(o)

3/25 6:34

北側(s)
真ん中は鹿森山(o)

3/25 6:37

夏道は雪堤との境い目辺りについている

3/25 6:42

太陽をバックに…(s)

3/25 6:50

中ノ岳と大日様、その奥が鷲ヶ巣本峰、まだ遠いが今日は焦らず行く(o)
先は長いですもんね(s)

3/25 7:38

適当に登れるから、落ち葉でズルズルの晩秋などより余程良い

3/25 7:57

中ノ岳から。大日様、鷲ヶ巣本峰

3/25 8:00

半端な雪で悪そうに見えるが、それほどではない

女川流域の山々。奥には飯豊連峰

3/25 8:00

朝日連峰。そろそろ入れるかな

3/25 8:15

大日様

3/25 8:15

三面ダム湖の方向(s)

3/25 8:15

標識にある「おそごえ」ってどこなんだろ？(o)
どこのことなんじゃろうなぁ(s)

3/25 8:21

まだ余裕がある(o)
ささ行きましょう(s)

3/25 8:23

柳生戸集落跡から鷲ヶ巣山頂に直接突き上げる尾根が右に

3/25 8:23

貴重な快適区間

3/25 8:32

また下ります。雪のおかげで見通しが効くのが良いのか、悪いのか(^_^;)

3/25 9:05

山頂までもう少し(s)
まだ結構あるぜ(o)

3/25 9:12

何度来てもキツい…(o)

3/25 9:18

今日は通過点の鷲ヶ巣山頂。いつも通り奥の露岩に座って休憩

3/25 9:18

振り返る中ノ岳と前ノ岳。復路の事を思うといつも憂鬱になるが、今日は戻る予定ではない(o)

3/25 9:19

柳生戸から山頂につきあげる尾根は分岐している。左:中峰尾根、右:高峰尾根

3/25 9:27

大朝日も地が出はじめているように見える(o)
肉眼でも黒い地が確認できましたね(s)

3/25 9:33

さて、意を決して鷲ヶ巣の先に進みます(o)

3/25 9:35

いきなり左右がスッパリ切れ落ちたナイフリッジが見える。もう帰りたい…(o)
なかなかな勾配を感じました(s)

3/25 9:38

今歩いている尾根は、ぐるりと光兎山につながるのがよくわかる

3/25 9:38

これまた左側は切れ落ちた雪堤を行く

3/25 9:43

下った先の広いところで念の為、アイゼンを装着

3/25 9:51

尾根の分岐は多い。見た感じ、この先しばらくは悪くない(o)

3/25 9:51

進行方向。T字を右に行くと烏帽子岩〜鷹ノ巣山。左は旧三面集落の前山につながる

3/25 9:51

真っ黒い姿が嫌な予感しかしない烏帽子岩と、長閑な鷹ノ巣山アップ(o)
今回の核心部…(s)

3/25 10:07

縦走路序盤の悪いところを抜けると

3/25 10:18

今度は楽園のようなブナの大尾根が続く

3/25 10:20

なかなか豪快な雪割れも(o)
私すっぽりはいっちゃう(s)
へー(o)

3/25 10:21

入折戸までずっとこんなだと良いなぁ(o)

3/25 10:24

この辺りはルンルンゾーン(s)

3/25 10:28

見えない見えない(o)

3/25 10:28

この区間、ブナの切りつけは見られない。三面や小国の山人も入らなかったのかな？

3/25 10:31

残雪の状態はちょうど良い、気温も腐るほどには上がらなかった

縦走路の核心部分が近づく。胃が重くなる…(o)
ふぅ…緊張してきました(s)

3/25 11:13

ジャンクションを過ぎて黒倉山へ

3/25 11:13

祝瓶山が目立ちます

3/25 11:17

落雷なのか？裂けたブナの樹(o)
後ろ振り返り、中央には鷲ヶ巣山(s)
あんなに遠い…もう戻れぬ(o)

広いピークの黒倉山

3/25 11:33

その先は地形図通り、急激に尾根が痩せ細る。この辺りでデジカメ落とした（泣）(o)
誰か拾ったら教えてください(s)
行く人いるのかな…(o)

3/25 12:41

ちょっとイヤな脆いザレ場の登り(o)
何故かハゲとるゾーン(s)

3/25 12:42

下りはもっとイヤ。ここは手がかりも乏しい(o)
写真だと分かりづらいけど着地点が狭くキレていて、私はここが一番慎重になった(s)

3/25 12:46

通過後。振り返って撮影(s)
こういう地質はここだけだった、不思議(o)

3/25 12:51

ズタズタだが、遠景ほど悪くはない

3/25 12:58

間々でかなり雪を拾えたのはラッキー(o)

藪漕ぎも本格的なものではない。そりゃちょっとは痛いけど、面の皮厚いし(o)
わたし柔肌なのよね(s)

3/25 13:02

手前のワサワサしたのが縦走路の要衝、烏帽子岩。ひとつ挟んで大きいのが鷹ノ巣山。ここまで来てUターンは勘弁だ(o)

3/25 13:05

南無三で突っ込みます(o)
めっちゃ緊張してきた(s)

3/25 13:15

基部は枝に隠れてよく見えない(その方が怖くない？)支点は豊富なので一応ゴボウで下りてみる(o)

3/25 13:20

無事下降。ボロボロ崩れるのでスタンスが決まらないのには困った(o)
私は先方着地のO氏めがけてジャンプで（と言うかそろりそろりと）無事下降(s)

3/25 13:25

振り返る烏帽子岩、高さは約15m。ここから見ると難攻不落に思えるが…。

イメージ的には多分、こんな感じで基部におりた(o)
下りより登りの方が大変そうに感じました(s)

3/25 13:27

蕨峠のほう

3/25 13:27

さて、あと一つ

3/25 13:37

枝を跨ぐのも一苦労(o)
良きショットが撮れたぜ！(s)

3/25 13:38

この辺来ると結構グダグダな私(o)
私も烏帽子岩抜けて緊張も解かれ、同じくグダグダに(s)

3/25 13:52

尾根を登り…(s)

3/25 13:55

鷹ノ巣山頂へ

3/25 13:56

来た道を振り返る(s)
さようなら烏帽子岩(o)

3/25 13:57

鷹ノ巣山山頂。パ・リーグ的縦走達成(o)
眺望はよろしいようで(s)

3/25 13:57

少し下りたところ、三角点はこの辺り？

3/25 14:07

下るほう

3/25 14:28

餓鬼山、徳網山、奥に祝瓶山

3/25 14:38

雪どけ進んだというが、藪はまだ薄い

3/25 14:41

振り返る鷹ノ巣山は、巨岩に守られた城塞のよう

3/25 14:41

滑り落ちる滝が見えた(o)
5日前見た時は滝は雪の下でした(s)

次のテーマ？鷹ノ巣以南の県境尾根(o)
あっちにも烏帽子岩…うっ頭が(s)

3/25 14:52

もう少しのところで雨が当たって来た。一目散に下る(o)

3/25 15:58

鷹ノ巣からは立派な踏み跡がある

3/25 16:18

それでも2度ほど尾根間違い(^_^;)無事リカバリー(o)
疲労で集中力も途切れ途切れに…(s)

3/25 16:44

通い慣れた入折戸に無事下山、感無量です(o)
入折戸よ…私は帰ってきた！！！(s)

3/25 18:00

車に乗る頃には凄いガスが湧いてきた。山行中に巻かれなくて良かったよ、お疲れ様(o)
土砂降りになる前に下山完了、お疲れ様でした(s)

撮影機器：

iPhone 7 Apple

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

感想

osm310

なぜだが記録が皆無で、話にも聞いたことがない「鷲ヶ巣山から鷹ノ巣山」の縦走。それなら自分で歩いてみよう。

少し思案したのは時期選び。痩せ尾根が多いようだし標高は1000mを切る区間がほとんどなので、飯豊の残雪ルート等より前倒しした方が良いだろう…と3月下旬に決定。結果的にはこれが大当たり。
痩せ尾根の雪はほとんど落ちて藪が出ており(下手に雪が乗ってるより安心)、尾根の広いところはまだ残雪充分で快適歩行。
ただ地形図の通り、見たこともない程痩せた尾根などもあり、烏帽子岩を下るまでは緊張し通しだった。その反動で鷹ノ巣山からの下りは気が抜けてしまい、ルートミス連発したのは反省点。

真冬から通算5度通った入折戸、ここからの山行もこれで一段落。でも、またお邪魔させて下さい。

さとぴー

stpです。
O氏が「鷲と鷹を繋いでみようと思うんじゃが」と言い出したのはいつのことだったか。それまで鷲ヶ巣山の近くにある鷹ノ巣山の存在を知りませんでした。地図を見るとその二座を繋ぐ尾根の細いこと細いこと。特に烏帽子岩の辺りはどうなってるんじゃ？？てな感じで、半ば他人事のように話を聞いていました。二転三転して今回ご一緒させて貰うことに。
当日5日前に鷹ノ巣山へ下見に行ってきましたが、その時は県境尾根分岐手前から始まる痩せ尾根に四苦八苦し、鷹ノ巣からクリームパンのような外見で卵のような烏帽子岩の岩肌を眺め、「どうやって攻略すんのよ…」と困惑しながらスゴスゴと引き返しておりました。山行前日には烏帽子岩を懸垂下降し不時着する夢を繰り返し見ることになり、恐怖心を拭えないまま挑むことと相成りました。実際は想像していたよりも対応できる岩場でありましたが。遠くから見るのと現場に行って見るのとでは違いますね、いろいろと勉強になりました。
鷲鷹、攻略完了してもう悪夢を見なくて済みそうです。心残りはO氏の落としたコンデジ！だね

コメント

fudebako

デジカメ
内容によっては回収しに行っても。
つまらない中身だったら谷底へポイっとしますが。

osm310

Re: デジカメ
エロ系は確か入ってなかったはず…。
まぁ日曜の天気がもちそうなら、別ルートから探しに行こうかなと思ってます。