丹沢/寄〜檜洞沢・ユーシン沢出合〜同角山稜〜ヤヒチ沢左岸尾根
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- GPS
- 30:30
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 2,255m
- 下り
- 2,189m
天候 | 1/19 晴れ 1/20 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年01月の天気図 |
アクセス | |
ファイル |
非公開
3027.xls
計画書
(更新時刻:2010/07/28 08:54) |
写真
感想
【1日目】
予定としては、
『ユーシン〜檜洞沢出合〜p1280〜p1338〜金山谷乗越〜臼ヶ岳
〜朝日向尾根〜ユーシン』とやる気マンマンルートであったのだが、
『ユーシン〜檜洞沢出合まで、エアリアにある左岸尾根の黒破線ルートを辿って
出合で下降、尾根に取り付こう。』ということになった。
しかし、途中のルンゼの崩壊がひどく、トラバースできなくなる。
仕方なく登り返したりしているうちにかなりの時間を消費してしまった。
(こういうザレザレの場所でケモノ道を辿ると、非常にうまいルートを歩いてる。
4ツ足の鹿君たちにはいつも感心してしまう。)
地形図を見ると、沢へ下降可能なのは、
出合よりも少し北に進んだ尾根から周り込むように降りればいいかな…。
と思っていたが、実際は50m程高度があり、下がどうなっているか見えない。
沢に降りられなければ、再度ここまで登り返し、下降点を探さなければならない。
などと相談するうちに、この先に待つ長いルートへのモチベーションが
ガックリと下がり、時間も無いし、
檜洞沢出合付近の散策(ルートや踏み跡の確認)をしようということになった。
辿った道を戻り、『←金山谷乗越』の古い道標の位置まで戻る。
ここから沢へ降り、沢沿いに檜洞沢出合まで行ってみることにする。
途中、3m程の滝は左の階段状で登れる。何度か徒渉もあり、
ゴーロで難しいかと予想されたが、冬靴であったにもかかわらず、
スムーズに出合まで進めた。沢の岩には所々、
赤スプレーペンキで『→』マークが付けられており、
石小屋沢出合の大岩には『石小屋』と丁寧に書かれていた。
沢から行くほうが全く容易であったことに対してカックリと拍子抜け…。
「初めからこっちのルート取ればよかったねぇ〜。」
でも、どちらのルートが歩きやすいかなんて、実際行かなきゃ分からない。
経験が大事よね。
最後は檜洞沢出合の少し上流にある涸れ沢を登り、
朝日向尾根へ詰めてユーシンへ降りた。
冬靴だったため、毎度のことであるが、土踏まずが非常に筋肉痛になった。
【2日目】
『ユーシン〜同角山稜〜ヤブ沢ノ頭〜p1210〜p926〜ヤヒチ沢ノ頭
〜ヤヒチ沢左岸尾根〜小川谷林道』
ユーシンを6:30出発。ユーシンロッヂはご主人が健在するかのように整備され、
丹沢の真ん中にひっそりと佇んでいた。
同角山稜は大石山までの急登がなかなかキツかった。
大石山手前にある大岩にはリングボルトが打ち付けられており、
『昔の人々がここで練習したのかな…。こんな(キツイ)アプローチで
たったこれだけの岩場…。えらいなぁ〜。』といった感じ。
同角ノ頭手前のキレットにかかる古いはしごがグラついて高度感がある。
(怖い人は怖いかも)檜洞丸とテシロノ頭の分岐までは
『にしたん』特有の白砂のザレた箇所も多々あった。
石棚尾根はなかなか気持ちのいい非常に歩きやすい整備された道。
穴ノ平橋(小川谷方面)に下降する登山道の分岐からは少し道が荒れる。
ヤブ沢ノ頭を過ぎ、p1210から読図でGO!であったが、
下降し始めに核心が1箇所あるのみで、非常に顕著な尾根。
人に歩かれており、時々テープもあり、なんだか分かりやすかった。
そして、前日から嫌な予感がしていたヤヒチ沢ノ頭への登り返しは
『(高度)120m降りて150m登る…』と呪文のように考えながら必死で這い上がる。
コルの部分は痩せていて見た目取り付きが崖のようで非常に不安であったが、
なんとか登れるもんだ。非常に疲れたが、
登りきるとまた登りたくなってしまう(マゾにはもってこいの)
なかなかの好ルートだった。
そして、最後の核心(?)、小川谷林道へ降りる一歩。1.7m程のブロック塀。
まあ、なんとか降りられた。
長い1日なかなか良いルートだった。
気になっていた、石小屋ノ頭手前から伸びる東沢乗越への径路の入口も
確認できて良かった。今度はこちらも歩きたいな。
・
karamomoさんこんにちわ
ユーシンに入られたんですね
季節ごとに良い所ですのでコースを変えて是非歩いて下さい。
karamomoさん、今晩は。
例のヤマレコに最近追加されたコンシェルジュの機能で、僕がこの時期に行ったのと同じようなコースが幾つか勧められました。
その中にこれが有ったのでびっくりしました。ほぼ似たようなコースを、似たような時期に歩いているのですね。勧められた中ではこれが一番近かったです。
僕が歩いたのが同じ年の2月17日なので、少し後ですが、ここにも写真が載っている同角ノ頭への途中の橋は、雪におおわれていました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-24927.html
雨山峠からユーシンまでも全て雪におおわれていたせいか、随分と景色が違って見えますね。
Futaroさん
コメントありがとうございます
久々にこの記録見ました
なんだかんだで、この後も
閉鎖後のユーシンにはずいぶん行きました。
このコースではありませんが、
石小屋ノ頭手前から伸びる東沢乗越への道
はとても冒険心がくすぐられ、
初めて行った時は感動しました。
koshibaさん、karamomoさんコンビの2カ月位前のレコのコースですか?
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4235.html
それとも別?
それとは違います。
自分の記録が見つからなかったので↓
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-29634.html
石小屋沢の頭まで登る手前
(『小川谷経路分岐』という写真のところ)から
登山道をそれた尾根に入って、
東沢乗越に降りて、
東沢を下降するルートです。
アプローチが深い上に、
ルート前後にも沢やら立ち入り禁止やら
(重大事故があっても捜索困難)あり、
危険な山域な部類に入ると思いますので
このあたりのヤマレコ上の記録は、なるべく
記録名やルートをあいまいに残してあります。
丹沢のエアリアでも真ん中なので
私は、山深くてとても気に入っています
上記記録では、最後の写真2枚の間が
そのルートにあたるのですが、
koshibaさんもあまり詳しく載せないほうがよいだろうと
割愛したのでしょう
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