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記録ID: 30297
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根

平ヶ岳

2008年09月10日(水) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 福島県 群馬県 新潟県
 - 拍手
GPS
09:40
距離
21.3km
登り
1,725m
下り
1,712m

コースタイム

5:10登山口-6:34下台倉山-7:17台倉山-8:02白沢清水-9:08池ノ岳-9:30平ヶ岳山頂(休憩40分)-10:10下山開始-10:40玉子岩-12:10台倉清水(休憩給水30分)-14:50登山口
過去天気図(気象庁) 2008年09月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
 今回の遠征は9/10平ヶ岳、9/11越後駒ヶ岳の2山を目指す。

 小出ICから銀山平までは奥只見シルバーラインで興味深い山岳トンネル内の走行となるが、良く冷えており夏場は気持ちがよい。銀山平から鷹ノ巣登山口までは直線距離は短いものの、カーブと数多くの「渡渉」を繰り返し、いくら走っても到着しない。国道としては最もタフな部類に入る。

 登山道に危険箇所は無く、初心者の私でも全く問題が無い。泥濘の多くには木道が設置されており、非常に整備されている。燧ヶ岳を横に見ながらの快適な登山が楽しめる。水場も適当にあるため、山行計画は立てやすいと思う。
 台倉清水は登山道から北に10m程急斜面を下った沢であり、踏み跡も上流まであるためなるべく上流で取水した方が良いと思われる。
 一方、白沢清水は登山道脇の水溜まりであり、他の登山者のマナーにもよるが、給水はフィルターを通した方が無難である。ここでは給水しなかった。
 また、山と高原地図には記載されていないが、山頂から玉子岩方面に分岐する木道途中の山小屋建設地の横に水場があった。

 山頂での9:00-10:00の時間帯は、中ノ岐林道からのインチキ登山者が大挙して山頂に到着する時間帯であり、避けた方が良いだろう。

 下山後は、清四郎小屋で入浴(400円だったか?)できる。
登山口。ヘッドライトは不要な明るさ。初老のご夫婦とほぼ同時刻に出発。
登山口。ヘッドライトは不要な明るさ。初老のご夫婦とほぼ同時刻に出発。
登山道取付点。登山口から林道を歩き、右に折れる部分。これを見逃すことは無いと思うが、暗い内は要注意。「これより間もなくやせ尾根。十分足下に気を付けて」と書いてある。
登山道取付点。登山口から林道を歩き、右に折れる部分。これを見逃すことは無いと思うが、暗い内は要注意。「これより間もなくやせ尾根。十分足下に気を付けて」と書いてある。
両側が切れたやせ尾根。高度感はあまり無いが、万一転倒したら下まで行きそうなのでゆっくり進む。
両側が切れたやせ尾根。高度感はあまり無いが、万一転倒したら下まで行きそうなのでゆっくり進む。
燧ヶ岳のシルエット。尾根伝いは見通しがよい。
燧ヶ岳のシルエット。尾根伝いは見通しがよい。
下台倉を過ぎ、台倉山の遙か遠くに平ヶ岳が見える。高度差がないだけまだ良い。
下台倉を過ぎ、台倉山の遙か遠くに平ヶ岳が見える。高度差がないだけまだ良い。
台倉清水。このあたりは窪地でぬかるんでいる。水場は往復5分程度。下山時ここで給水して休憩する。
台倉清水。このあたりは窪地でぬかるんでいる。水場は往復5分程度。下山時ここで給水して休憩する。
池ノ岳。この写真は登山時だが、下山時にここを通過した際に朝登山口で会ったご夫婦に再会した。ここまで来たのに疲れたので引き返すという。鷹ノ巣登山口からここまで来ればもう残りは僅か。折角なので荷物をデポして往復したらどうかと提案し、山頂まで往復することになった。無事下山されることを祈った。
池ノ岳。この写真は登山時だが、下山時にここを通過した際に朝登山口で会ったご夫婦に再会した。ここまで来たのに疲れたので引き返すという。鷹ノ巣登山口からここまで来ればもう残りは僅か。折角なので荷物をデポして往復したらどうかと提案し、山頂まで往復することになった。無事下山されることを祈った。
右方向に玉子岩方面の木道を分ける。帰りは玉子岩方面からここに戻る。
右方向に玉子岩方面の木道を分ける。帰りは玉子岩方面からここに戻る。
木道から最後の登り手前で玉子岩へのショートカット分岐を分ける。道標にも「水場」の表示有り。
木道から最後の登り手前で玉子岩へのショートカット分岐を分ける。道標にも「水場」の表示有り。
平ヶ岳山頂。この手前の木道で朝2時から登ったという若者達が昼食中であった。登山口に大きなテントがあったが、彼らのテントだったのだろうか。
また、中ノ岐から来たインチキ登山ツアーの連中と山頂近くで多くすれ違った。バスの待ち合わせ時間があり、あまりゆっくり出来ないとのこと。山頂がごった返すことが無くなるためこれは有る意味助かる。10時を過ぎると中ノ岐からのツアー客は殆どいなくなる。
平ヶ岳山頂。この手前の木道で朝2時から登ったという若者達が昼食中であった。登山口に大きなテントがあったが、彼らのテントだったのだろうか。
また、中ノ岐から来たインチキ登山ツアーの連中と山頂近くで多くすれ違った。バスの待ち合わせ時間があり、あまりゆっくり出来ないとのこと。山頂がごった返すことが無くなるためこれは有る意味助かる。10時を過ぎると中ノ岐からのツアー客は殆どいなくなる。
平ヶ岳最高点。といっても木道での最高点なのでピーク感は無い。ここでパノラマを数枚撮影。
平ヶ岳最高点。といっても木道での最高点なのでピーク感は無い。ここでパノラマを数枚撮影。
明日登る越後駒を含む、越後三山。
明日登る越後駒を含む、越後三山。
パノラマ1
パノラマ2
パノラマ3
パノラマ4
玉子岩。往復40分程度は余分に掛かるが一応これを見ておかないと。
木道途中の水場は上部に登山道もあるが、水量も多いため一番良い水場であろう。多くの工事関係者で賑わっていた。
太鼓を叩いて歩いている変な人たちもいたが詳細は不明。
玉子岩。往復40分程度は余分に掛かるが一応これを見ておかないと。
木道途中の水場は上部に登山道もあるが、水量も多いため一番良い水場であろう。多くの工事関係者で賑わっていた。
太鼓を叩いて歩いている変な人たちもいたが詳細は不明。
下台倉を過ぎて尾根道を見下ろす。まだ登山口は遠い。
この近くで山頂にいた若者達に追いついた。山頂から下山するところを見ていたが、相当のスピードで「若い!」と思ったが、さすがに2時からの長時間の山行で皆さんお疲れ気味なのかペースはかなり落ちていた。でも相変わらずわいわい楽しそう。さあ後もう少し。
下台倉を過ぎて尾根道を見下ろす。まだ登山口は遠い。
この近くで山頂にいた若者達に追いついた。山頂から下山するところを見ていたが、相当のスピードで「若い!」と思ったが、さすがに2時からの長時間の山行で皆さんお疲れ気味なのかペースはかなり落ちていた。でも相変わらずわいわい楽しそう。さあ後もう少し。

感想

下山後は清四郎小屋で入浴した後、明日の越後駒ヶ岳登山口である枝折峠駐車場に向けて難路の国道352号線を再び戻ったが、銀山平の国道脇にほどよい駐車スペースを見つけたため、そこで車中泊とした。
明日の越後駒ヶ岳に続く
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-30370.html

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