立山三山縦走


- GPS
- 10:15
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,377m
- 下り
- 1,362m
コースタイム
7:00内蔵助山荘-7:23真砂岳-8:20富士の折立-8:50大汝山-9:20雄山-11:20龍王岳-11:40浄土山-13:00室堂
天候 | 雪−晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年09月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
剱岳に登るつもりで立山駅を出発。美女平で高原バスに乗り換え、弥陀ヶ原に。遠くに見える薬師岳を見たとき、
「なんか白いな、あんなに白い山だったっけ?もしかして初雪??」
ガーン!その通り立山連峰初冠雪。室堂到着してみるとうっすらと積雪。それでもうっすら程度なので、もしかしたら大丈夫かなと雷鳥沢へ向かう。ところが別山乗越から下山してきた人たちは
「剱岳無理でした。小屋の人から止められました」とのこと
裏付けるかのように雷鳥坂は上の方ではかなりの積雪。アイゼンも持ってないしかなり寒い。まあ、明日の天気も回復するかもしれないしとりあえず剣澤小屋までは行こうと思い剣沢を下る。
ところが、天候は回復する気配もなく、剱岳は見えているものの高曇りでぱっとしない。そこで急遽、三山縦走に切り替え、別山に向けて登り返す。この道も雪が多くて登りにくい。
別山から見る剱岳はこれまたかっこいい。あ〜登りたかったけどまた今度と気を取り直し内蔵助山荘へ向かう。
内蔵助山荘には13時に到着。かなり早着きだったが、一の越山荘まで行くと泊まるというより日帰りしたくなるし、内蔵助山荘はご来光のビューポイントだからここに泊まることに決定してチェックイン。中には停滞している宿泊者もいて、皆さん休憩室で読書、昼寝。しかし寒いわけです外はでかい氷柱ができてました。ただ宿泊客は少なく8畳部屋に3人とかなりゆったり。
同じくソロ登山の方といろいろとおしゃべり。その方いわく、富士の折立ではアイゼンつけましたと...え?そんなあぶないの?そりゃ剱岳なんて無理だ。
そのうち天候は回復に向かい、夕方にはきれいな夕焼け空。明日も後立山からのご来光が楽しみ。
内蔵助の夕食は家族的な雰囲気の食堂。あたたかい食事がうれしい。どこぞの大型山小屋でさめた食事よりはどれだけうまいことか。山小屋では食べることしか楽しみないので、がっつり食べて翌日に備えます。20時には就寝。
翌朝はからりといい天気。しかし寒いことは寒い。ご来光は見ごたえ有り。山荘裏の展望台から後立山が勢ぞろいです。左奥にはこの夏登った白馬岳が印象的な形でそびえてます。剱岳へいこうかと迷いましたが、ここからでは相当時間もロスすると思い。予定通り?立山三山縦走。
富士の折立、大汝、雄山と縦走。大汝までは登山者もまばらとうより誰にも会わない。そりゃそうだまだ朝早いもんね。でも雄山では大勢の人。ついこの前までは雄山に登るだけでひぃひぃ言ってたし、これで結構満足してたんだけど。寒いので雄山神社社務所で熱いインスタントコーヒーでブレイク。
雄山からの下りはこれから頂上目指す沢山の人、人、人。革靴に紙袋片手に登ろうとしているおじいさんもいて、大丈夫ですかと声をかけたくなる。
一の越から浄土山へ登り帰し。ついでに龍王岳も行ってきました。こちらは雄山とはちがって静かな登山道。龍王岳ってけっこう岩場が厳しいし山頂も狭い。
浄土山には富山大学の研究所?みたいのが建ってる。立山三山ではあるけどのんびりぼんやりした山の印象。
ただ、ここからの下りが実はきつい。でかいゴーロ状の岩をつたいながら下りるところも多く、かなり膝にこたえます。
左に行くと立山カルデラの展望台への道に出るともうそこからは平坦なやさしい道になり、室堂はもうすぐ。剱岳への夢は果たせなかったけど、そのうちいつかリベンジです。
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